大学時代
大学では死人こそ減ったが、一年ではバイト先のコンビニから障害者差別を繰り返され、後で確認したら自分の仕事量は過剰に多く、残業代も未払いになっていた。
二年ではゼミ活動があったが身体的な不調と噛み合わず、更に当時に放送部で部長が就活の提出に自分の作品を利用し、更に自分の動画を消して妨害、最低数十本の動画は消えていた。ゼミ活動はこの段階から始まり、交通費や諸々が出されず、金銭的にも重かった。
三年からは就活を始めたがインターン先はサイバー攻撃、長期インターンの中でランサムウェア対策のセキュリティ会社の他の会社との比較や同じ契約をしている会社での差異を見つけ原因を推定、SE追加雇用に関して金額の少なさの指摘を気に食わないと排除、しかもセキュリティに口を出す怪しい人間だと同業他社に広めているという話を他社で聞いた。他にも火事や社内政治に不祥事とどの業界に挑んでも事件は起きる。
ゼミ活動で班を組んだ所アイデアを無視され、動画制作を進めても教授は確認するとか相手にも見せると言いながら履歴では破棄し保存せず、終了。プレゼン本番でも資料が数ページ欠けた状態にされ、重要部分の説明はイラスト必須なのに口頭でしか説明出来なかった。
この後骨折したのは問題なかったが半月板がついに堪え手術の必要があり、マイナス40万、保険で7万程度帰ってきたが生活費の増加や身体的負担による悪化からすれば焼け石に水であった。
四年では部活から追放された、運動部では社会人も参加しているが、文化部では違うらしい。引き継ぎは終わらなかったし、機材は使わせない、気分程度の話で追放だ。予想通り新人は二人で、パソコンが一台行方不明、既存のコネ喪失、信頼の破壊。見に来ようとする人すら少ないというのは異例の事態であった。
就活も未だに成功せず、インターンの実績は役たたずどころか同業他社含めて書類選考で落選、同業種83社の内通ったのは3社、情報を伝えてくれた所でもある。最終面接でどれも落ちた。千社受けたが落ちた、正確に言うと面接の結果が保留され、合格者のみ連絡が百社なのに四百社が連絡を一ヶ月以上行わなかった。
正直、何度も自殺をしたが強引に止める人がいた。でも、シャロがいないなら間違いなく確実に死ねる。
受かった会社も多いが、求人情報が偽装されるのは当然、基本給五万の運送業、事務職だと聞いたが基本ライン作業、専務が着服し失踪、自分の知る経営者は先ず欲しがらないか別目的で狙われ危険か、有名になり過ぎて忙しい人ばかりだ。平均寿命54歳の商社、コンサル取り入れて給料が年々減っている会社、教育充実と言っておいて教育を新人にやらせる会社・・・。
世間のは実際もっと酷いだろうし、自分は体験せずに掻い摘んで聞けただけだ。
この形態が嫌いだ、物価高は所詮金の価値の希薄化である以上、稼ぐ経済にこそなったが実態の伴わない虚構の経済であると。製造業は厳しいからと給与を削った結果大学まで行って育成したリソースをコンサルやITに奪われ損失を加速させる。頭数も質も上がっているかどうか分からない。生存本能として働かないのは当然だ、自分は瀬奈に人生を任されて、他にも背中を押されて努力した。その結果がこれだ。
法はどこまでも形骸化しているし、未来に希望を持てない。自分は憂う事は出来るが、農業をアレルギーで寿命をすり減らしながら何とか続けているが、これ以上は無理である。
正直、何をしても出来ない。
寿命に夢があってない。死にたいと思えば生かす癖に、生きたいと思えば人が死ぬ。
自分が死ななくて幸運と喜べる程、自分の大切な人は残っていない。