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池の女の子

読みに来て頂いてありがとうございます。

学校の校舎と校庭の間に池がある。


そんなに広くもないし、綺麗ではないけど生き物の授業の時間に使われるからその為に作られたんだと思うんだけど、何となく周辺に集まって会話する女子が多いんです。


いつもそこに一人だけ同じ女の子がいるのに気が付いた。

話すグループやクラスが違っていてもそこにいて楽しそうに会話の中にいた。

一度も同じクラスになったことない子だけれど、友達が多いんだな〜ってはじめは思ってた。


いつも同じ少し古臭い服を着ていて校舎内では見た事が無い。


あ、これはもしかしてって感じでした。



その日、今日もいるだ、とニ階から見えた時に目が合ってしまったんです。


とはいえ、女子みたいに池のところで喋るわけじゃないから、少し怖いとは思ったけど、大丈夫だって、そのまま気にせず過ごして、その後も何も無かったので忘れていました。



学年も上がって生き物の授業があって池で作業をしていた時です。


池の周りの土をバケツに移していたら右側に誰かが立って声をかけてきたんです。


「何してるの?」


ふと見たらあの子でした。


マズいと思ったけど、女の子達が一緒にしゃべっていた事を思い出して普通に、


「見りゃわかるじゃん」


って言ったんです。


そしたら、


「やっぱり見えてるんだ」


ってクスクス笑われて。



えっ!?っと思った時、後ろにいた子が「バケツ貸して!」って、俺とあの子の間に入って来た。


そっちに気を取られてすぐ視線を戻した時にはもうあの子はいませんでした。


外から見た時、楽しそうに会話してると見えていたけど、最初から会話してなかったってことだったんだって・・・



なんかちょっとせつなかったです。

いかがでしたか?

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