階段が緑の理由
読みに来て頂いてありがとうございます。
うちの学校は壁も廊下も白なんだけれど階段だけは緑なんです。
真ん中にテープで線が引かれていて上る方と下がる方が決められているんです。
昼間は陽の光のせいなのか下の緑の色が壁の白に勝って、全体的に緑な世界になる感じで学校に入りたての頃はなんでこの色にしたんだろうって思ってました。
階段は壁や踊り場に掲示物が貼ってあったり、友達と話したりしながら上り下りするのであまり階段を意識して見る事は無いんです。
落ちて怪我をさせないためかな?おそらくそんな理由で生徒が掃除しない場所だった事もあり、多分みんなも同じだったと思います。
夏休みに入ってすぐに個人面談があって親について行ったんです。
校舎に入り、教室まで案内をしながら貼ってある掲示物の説明をしながらから親より先に階段を上っていると
途踊り場に隅っこに何かがあるのが見えました。
落とし物かな?と思って見てみると、
床から消えるように透けた手が生えてたんです。
右手か左手か…ちょっとわからなかったけど、
動くわけじゃなくて置いてあるみたいな、生えてるみたいな感じ?
え!っと思ったけど親と一緒だし、見間違いしたのをなんか騒いで怒られるのも嫌だったから知らないふりをして通り過ぎました。
帰りは気にしながら通ったけど、無かった。
夏休みが終わって登校してみたら、踊り場にやっぱり手はあった。
上る時にはあるんです。
でもどうやら下りる時には見えないみたい。
床の緑が勝っちゃうんでしょうね。
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