表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】死んで幽霊になったと思ったら、戦国時代で神視点?  作者: よぎそーと
5章 芝上の無謀 東日本版

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

85/121

85回目 産業発展、商売繁盛、富国を土台にした強兵(領地の現状表記あり)

 この10年で統治領域の状況は劇的に改善された。

 かつて上野や武蔵がそうであったように、農業が改善された。

 一人当たりの労働力が向上、それに伴って労働力の余剰が発生した。

 農業以外の方面に用いる事が出来る労働力が増加した。



 貨幣の信用もだいぶ回復してきた。

 これにより、貨幣での取引も可能となった地域が増加。

 給与などの報酬を貨幣で支払う所も増えている。

 おかげで兵隊の給与も、米の現物支給だけではなくなった。



 だが、まだ完全に貨幣だけというわけではないが。

 米と貨幣の両方での支給で行われている。

 それでも、だんだんと貨幣の比率が増えていっている。

 使えるところが増えたおかげで、貨幣の方が便利だと思われるようになってるからだ。



 治安もだいぶ改善されている。

 今までは山賊や追い剥ぎなどが発生していたのだが。

 それらも治安に投入される兵力が増えると減少していった。

 大規模な掃討作戦も何度も実行された。

 まだ不安が残る地域も確かに存在してるのだが。

 それでも大きな都市近辺では問題も発生しなくなった。

 それだけでも御の字である。



 街道整備も進み、各地を縦断・横断する道が造られていった。

 川には橋が架けられ、移動は更に楽なものになっている。

 駅馬車も整備し、人の行き来も簡便にしていく。

 さすがに一般人が国をまたいだ旅行などそうそうしないが。

 それでも馬車が二台すれ違えるだけの幅を持つ道があるのは大きい。

 単純に商人による物資の移動は今まで以上に楽になった。



 陸路にあわせて、海運も拡大している。

 既存の港の増設や、新たな港の建設も始まった。

 あわせて、水路・海路を守る水上部隊も編成が始まった。

 まだ訓練が始まったくらいなので、まともに動けるようになるのは先の事だ。

 それでも、水上戦力にも着手をしていく。

 これは国外に出る将来に備えてのものでもある。



 開発が進められる蒸気機関も、かなり目処がたってきた。

 鉄鉱山や石炭の採掘が始まってきたのが大きい。

 溶鉱炉や製鉄所なども、高性能なものが作られてきている。

 蒸気機関も実験段階のものが制作されはじめた。

 試作品まで紆余曲折があるだろうが、いずれ実現されるだろう。



 商業なども順調に発展している。

 国をまたぐ交易路が造られてるのだ。

 これに乗らない商人はいない。

 消費税はあるが、それでも商機は大きい。

 各地に店を構える大規模商店なども生まれてきている。



 娯楽の方も順調に増えていっている。

 演劇に音楽、名所巡りなど。

 飴などの甘味をはじめとした食道楽。

 そういった趣味を網羅する雑誌の刊行。

 小説や漫画なども今は刊行されてきている。

 こういったものが、一部の富裕層に留まらなくなってきていた。

 一般人も楽しめるようになってきている。

 生活の余裕がこうした産業を発展させていた。



 知的水準を支える学校なども増加し、そこに通う一般人も増えている。

 今だに読み書きや計算も出来ないものも多いが。

 それでも、一家に一人くらいは学校に通うようになった。

 そうして学べば、家以外への就職の可能性が出て来る事が一般に浸透していっている。

 食い扶持を効果的に減らせる。



 また、例え家の外に出なくても、一人でもそういうものがいると便利という認識もある。

 高札などに張られる御布令などを読める。

 家計の計算が出来る。

 これらが出来る者がいるのといないのとでは大きな差が出て来る。

 その利点を多くの者が身に染みて体感するようになっていた。



 招き入れた公家による大学なども出来てきた。

 これらにより、知的水準は更なる高まりがもたらされると期待されている。

 やってきた公家も、知的活動に没頭出来る環境を手に入れた。

 それにより、更に研鑽を積み重ね、己を向上させている。



 これらのほとんどは文化系学部である。

 もともとはこれらが基本になっていた。

 それに加えて最近は、理数系や工業系・商業系などの学部も出来上がりつつある。

 学ぶ幅がひろがり、知的分野の発展はここから更に増大していく事になる。



 更に大きいのは、全体的に税が下がった事だろう。

 商人を含めた商売における消費税10%は大きなものだが。

 年貢そのものは引き下げが行われていた。

 今まで五公五民、つまり50%だったものが、30%にまで引き下げられた。

 生産性の向上で収穫が大幅に増大したことが大きい。



 収穫が増えれば、今まで通りの年貢率である必要は無い。

 必要な分の確保だけならば、これくらいの年貢率で十分になっていた。

 それよりも、年貢率が下がった分だけ農民の手元に残る分が増えた。

 こちらの方が大きかった。



 手元に残る金が多ければ、それだけ使える金が増える。

 その金で新たな農機具を自力で調達したりもする。

 それ以外の売買にも用いるようにもなる。

 それが農家の生産性をより高めていく。



 そういった投資に用いなくてもだ。

 道楽に使うのであれ、貯金にまわすのであれ。

 どちらも経済という大きな営みに大きく貢献していく。

 道楽に使えば、娯楽産業が潤う。

 貯金しておけば、何かあった時に放出して急場を凌げる。

 どちらも経済活動に寄与するところ大である。



 10年の間にこれだけの発展があった。

 それまでの積み重ねが更に拡大していった。

 現在の東日本は、これまでにない大発展期に入っていた。

 戦乱・争乱が遠ざかった事が大きい。



 それでいて、軍備増強にも余念がない。

 量産体制が確立された火縄銃は、更に増大。

 日本において最大の配備数を誇るようになる。

 その火力は他の勢力を大きく凌駕する。



 それらを含めた兵力の運用も整備が進んでいた。

 作戦行動を司る司令部は、常に最善の軍事行動を研究。

 既に今後の侵攻について、様々な検討や検証を行っている。

 さすがに日本全土への侵攻までは着手されてないが。

 京都までの侵攻と制圧までの絵図面は引いてあった。



 そして、侵攻用の兵力であるが。

 常備兵力として8万が常に配備されている。

 やろうと思えばもっと兵士を増やす事も出来る。

 ただ、それは予備役や臨時の傭兵などで賄う事になっていた。

 下手に兵力を増やすと、その維持だけで大きな負担になるからだ。



 その軍勢に動員令がかかる。

 待ちに待った侵攻の時。

 それがついにやってきた。

 芝上は防衛用の戦力を除いた部隊を西部国境に集めていく。





    *** 状態表示 ***



・二カ国統治 → 関東・東北統治


 人口: 約120万人 → 約500万人


 収入: 約3840万 → 約2億4500万


 蓄え:  約570万 → 約7600万



    *** 状態表示 ***

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ