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【完結】死んで幽霊になったと思ったら、戦国時代で神視点?  作者: よぎそーと
5章 芝上の無謀 東日本版

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84回目 国内統治の邪魔になるものを 2

 国内統治で手を付けるのは、武士や寺だけではない。

 つまらない流言飛語、芝上にとって不利になる取引。

 それらにも対応していく。



 つまらないうわさ話でも、放置しておけばとんでもない面倒になる。

 最悪、それを口実に蜂起する者も出て来る。

 なので、決しておろそかにしない。

 世迷い言を言えばそれだけで首を飛ばす。

 言った当事者だけでなく、その一族に知人、交友のある者全てを。



 取引でも同じだ。

 鉄砲や火薬の製造方法など、どうあっても外に漏らせないものもある。

 それらが外に出たら、関係してる者達を残らず斬首していく。

 武器関係だけではない。

 農法や経済政策などもだ。

 生産性を飛躍的に高める器具の流出など認めるわけにはいかない。



 いずれ、芝上領が拡大すれば、それに伴ってこれらも拡散していく。

 新たに芝上領になった場所にはだ。

 当面はそうして範囲を限定させておきたい。

 日本全土に拡散するのはそれからで良い。

 どうあがいても芝上に対抗出来ない状態になったならば。



 その為に、つまらない流出は無くしていかねばならない。

 どうしても漏れてしまう分が出て来るのは避けられなくても。

 その為にも厳しく対応をしておかねばならない。

 でなければ、馬鹿げた行動はなくならない。



 ただ、そうした事をしなければ平穏に過ごせる。

 そういう状態にはしておく。

 何でもかんでも締め上げては、人が逃げ出すばかりだ。

 商人には東日本における商売を許していく。

 外に持ち出せない分は、内側でひろめていってもらう。

 それだけでもかなりの利益になるはずだ。

 何せ、関東と東北という広大な地域全土で商売が出来るのだから。



 もとより楽市楽座なので自由ではあるのだが。

 自由になる経済圏を提供し、商人を可能な限り囲い込む。



 うわさ話や流言飛語も、芝上に不利にならないものなら許していく。

 それこそ、対立する勢力などの悪口雑言ならば幾らでも。

 それだけならば芝上への脅威にはなりにくい。

 もっとも、それもどこでどうなるかは分からないが。

 だが、直接的にも間接的にも芝上に絡んでなければさして文句はいわない。



 むしろ、情報を循環させるならありがたい。

 それはそれで便利なものだ。

 現代におけるマスコミのように。



 ただ、情報操作されるのも面倒なので、統治者側からの情報も出して行く。

 高札などを用意して、ある程度定期的に新しい情報を張り出していく。

 それが芝上からの公式発表という事になる。

 よからぬ風評がそこかしこから上がるなら、それとは違った発表をしていくだけ。

 それがよからぬ戯言への牽制にもなる。

『こちらの発表と違う事を言ってるなら、どうなるかおぼえておけ』という。



 産業発展に尽くすかたわら、それを阻害する全てはこうして潰していく。

 せっかく作り上げたものを壊されたり横取りされたりしてはたまらない。

 やってる事に難癖付けられるのも道理にあわない。

 敵は徹底的に潰す。

 でなければ、つけ込まれる。



(こういう事をする連中は、言ってもきかないからな)

 その事を、アツヤは生前(?)に嫌と言うほど知った。

 何を言っても聞かない会社の連中。

 ブラック企業だったそこにいたのは、たいがいクズばかりだった。

 だから包丁を持ち出して、この世からご退場願った。

 ついでに自分も退場してしまったが。

(でも、気分は最高だ!)

 復讐や仕返しは最高のストレス解消である。

 これを虚しい事という考えが理解出来なかった。



 ともあれ、東日本における問題はあらかた片付いた。

 これで西側に攻め込んでいける。

 国力増進の為の研究開発や産業興産もやっていたが。

 その成果がだんだんと出て来る。

 そんなこんなで10年ほどの時間がまた経過していた。



 そして。

 10年という歳月を経て、芝上は西へと進軍していく。

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