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【完結】死んで幽霊になったと思ったら、戦国時代で神視点?  作者: よぎそーと
5章 芝上の無謀 東日本版

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73回目 東北攻略戦

 関東と越後を制圧し、巨大な国力を得た芝上。

 それを動かすアツヤは、次の攻撃目標として東北を指定した。

「ここを制圧して、後方の脅威を無くす」

 それが理由だ。



 いずれは京都をめざし、日本を統一しようとは思っている。

 だが、その為にも後方の危険を取り除いておかねばならない。

 今のままでは東西の両方を警戒せねばならない。

 兵力を二つに分割する事になる。



 この問題を解消するために、まず東北を制圧する事にした。

 こっちを制圧しておけば、東からの脅威を排除出来る。

 あとは西に向かっていく事が出来る。

 


「だから、出来るだけ早く東北を制圧しよう」

 そう言って軍勢を北に向けていく。



 この時点で芝上の兵力は4万を超える。

 防衛の為に2万を残すが、残り2万でも十分な戦力だ。

 それらが一斉に東北へと向かっていく。



 手始めに岩城・岩代。

 この二国を制圧。

 圧倒的な兵力差により、一ヶ月でこの二国は平定された。

「まあ、そうなるわな」

 アツヤからすれば、特にこれといった感慨はない。

 そうなって当然の結果だからだ。



 この二国を制圧し、更に陸前を目指す。

 兵力の回復がはかられ、軍勢は北上を開始していった。



 以前に比べれば、かなり早い進軍である。

 それだけ戦力が充実しており、敵を簡単に撃退できるようになった。

 それに、そうするよう指示も出されている。

「冬が来る前にある程度片付けておく」

 東北侵攻において常につきまとう問題だ。



 雪がつもれば行動が大幅に制限される。

 そんな地域なので、春から夏にかけて一気に攻め上がる事にした。

 秋は冬に備える時期にあて、冬は何もしないで立てこもる。

 時間はかかるが、そうしないとやっていけない。



 こうして最初の一年は、三カ国を陥落させるに留まった。

 続きは翌年持ち越しである。



 しかし、この動きに東北の大名達が黙ってるわけもない。

 南からやってくる脅威に対して、各大名も動き出す。

 雪深い冬に時期であっても、可能な限り連絡を取り合い。

 雪解けを境に動き出そうとしていく。



 古くからの繋がりのある地方だ。

 各大名は全て何らかの形で親戚関係である。

 それが様々な愛憎劇を生み出し、また不思議な秩序をもたらしていた。

 戦争になっても相手を壊滅させるような事はせず。

 ある程度のところで戦いを終えていく。

 そういった関係が長く続いていた。



 そんな所に外部勢力が攻め込んでくる。

 となれば、一致団結してこれに対抗しようという事にもなる。

 


 そんな彼らは翌年の春が訪れると、一斉に南下を始めていく。

 目標は攻め落とされた陸前。

 そこに向けて東北の大名勢、合計3万が集結しようとしている。

 陸前近隣国だけでだ。

 更に北の方面からも増援が駆けつけようとしている。

 その数は1万。

 この、合計4万の軍勢が、芝上に向かってこようとしていた。



 ほぼ東北の全勢力と言って良い。

 それらがアツヤ達に向かって殺到しようとしている。

 まともに戦えば、かなりの不利になるだろう。

 何せ、先遣隊である3万でも5割増し。

 増援がかけつけてくれば、芝上勢の2倍になる。

 まともに戦えるような相手ではない。



 それでもアツヤが怯む事は無い。

 迫る敵を迎撃するべく、陣をはっていく。

 陸前に侵入してくる敵を迎撃する為に。



 東北勢3万は、そんな芝上勢の前に出る。

 しかし、すぐには攻撃を仕掛けず様子を見る。

 後続の1万を待つのだろう。

 その間にアツヤ達も戦闘準備をととのえていく。

 積み上げた土嚢、掘り進めた塹壕。

 増産した火縄銃と弾薬。

 要所に配置した大砲。

 それらが東北勢を撃退するべく待ち構えていた。



 そして遅い春が終わり、涼しい夏がやってこようという頃。

 戦闘が開始されていった。

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