表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】死んで幽霊になったと思ったら、戦国時代で神視点?  作者: よぎそーと
4章 芝上の無謀 関八州版

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

58/121

58回目 相模・伊豆始末

 こうして相模と伊豆の二カ国を手に入れた。

 早速芝上の統治機構の者達を派遣する。

 合わせて、軍勢も駐屯させる。

 現代でもそうだが、統治機構と軍隊のない地域など、統治者が居ないも同然だ。

 領地や領土をしっかりと管理する。

 そして、領地と領土に敵が入ってこないようにする。

 それが出来て初めて占領に至るようになる。

 口先だけで「そこは我が国だ」といっても誰も相手にしない。



 まず、侵攻軍の者達が一部駐留していく。

 駿河方面の国境沿いに展開。

 その地域に2000ほどが駐留する。

 これに加えて、現地の希望者を募って兵隊としてあてていく。

 とにもかくにも数をそろえねばならない。

 訓練などの教育は、おいおいやっていく事になる。



 そうして最低限の状態を保ってから、残りの軍勢は北上する。

 今回の出兵で、最終的に7000の兵が残った。

 このうち、2000は補充として追加投入された分になる。



 最終的に、投じられた兵力は1万4000。

 そのうち、専業の兵士は合わせて1万。

 物資輸送に従事した4000と合計した数がこれになる。



 このうち、死傷者・逃亡者などは3000人。

 かなりの損害だが、このうち軽症の者達はいずれ復帰する。

 実質的な死者はもっと少なくなる。



 それでも何百という兵が死んでしまった。

 戦争だから仕方ないが、この損害は決して小さなものではない。

 回復までにそれなりの時間がかかる。



 そして北部に移動した軍勢は、下野国方面へと配置転換されていく。

 休息や休養、再編制のために行動はそこで止まる。

 だが、時期がくればそのまま東に進軍。

 宇都宮との戦争を行うことになっている。



 それまでに、戦争に参加したものへの賞与などが出されることになる。

 功績があれば昇進も行われる。

 見込みのある者には、指揮官養成のための教育機関に入学可能となる。

 経験をつんだ者は貴重だ。

 そうした者達に指揮官になってもらえばありがたい。



 また、占領地の処理も開始されていく。

 その中で、国人などは真っ先に処分された。

 今回、多くの国人が敵に回った。

 放置できるわけがない。



 そのほとんどは、所領を守るために敵について戦ったわけだが。

 そんなの理由にはならなかった。

 敵になれば、次も敵になる。

 それだけの事だ。

 芝上が強ければ味方するが。

 そんな考えの連中など信用できない。



 不利なら敵になり、有利なら味方になる。

 そんな輩の何が信用できるというのか。

 有利だろうが不利だろうが、常に味方でいる。

 それこそが信じることが出来る者達だ。

 状況次第で立場をかえる者など邪魔でしかない。



 また、所領としてる地域で幅をきかせている。

 それも鬱陶しかった。

 居座ってるのが面倒なので、この機会に一掃していく。

 機嫌を伺うのも手間でしかない。



 そう考えると、今回敵にまわったというのは良い口実になった。

 残さず排除していくことが出来る。

 新たな統治体制をしくのに都合が良い。



 また、味方についた者達も処分して言った。

 状況次第でなびく不埒者として。

 残酷だが、先々の事を考えると放置は出来ない。



 こうして女子供に老人の区別なく土着勢力は始末されていった。

 それらは墓もたてられることもなく、野ざらしにされていく。

 処分するのが面倒だったからだ。



 また、これらの菩提寺などもまとめて処分していった。

 死ねば皆仏と死者を弔ってしまったら意味がない。

 救いを与えてしまったら、処罰の意味がなくなる。



 こうした中立を盾にする連中ほど目障りなものはない。

 誰一人分け隔てなく。

 やらせてるアツヤはどこまでも平等に対応していった。

 敵味方関係なく、国人と宗教関係の扱いは一律にしていった。

 分け隔てなく、全員死刑という形で、すべてを平等に扱った。



 こうして相模・伊豆における戦争は終わった。

 それは、周辺諸国により大きな危機感を与えていく事になる。

 芝上が一気に敵を潰したという事実をもって。

 また、その戦後処理の苛烈さ。

 それが周辺の者達に恐怖を与えていった。

 特に国人や武士などに。



「奴らが来たら……」

「次は俺達か……」

 誰もがそう思った。

 味方につくことも出来ない

 だからこそ、あらゆる勢力が敵についた。

 当然だろう。

 だが、アツヤはそれで構わないと考えていた。



「味方にしたら確保するのに手間がかかる。

 そんなの、身内に敵を抱える事でしかない」

 無駄な手間がかかるものなど、味方や身内ではない。

 いつ裏切るか分からない連中など、潜在的な敵だ。

 そんな者ならば、最初から敵になってもらっていたほうが楽である。

 選別や識別をする必要がないのだから。



 こうして相模・伊豆は芝上家に吸収された。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ