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【完結】死んで幽霊になったと思ったら、戦国時代で神視点?  作者: よぎそーと
4章 芝上の無謀 関八州版

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53/121

53回目 相模・伊豆侵攻 3(能力表記あり)

 北条早雲。

 間違いなく英雄である。

 その能力を見たアツヤはそう思った。





    *** 状態表示 ***



・北条早雲



基礎能力


 体力: 37


 思慮: 44



統治能力


 政治 88 (思慮44 統治+36 他+8) 


 采配 98 (思慮44 統率+45 他+9)



知識・技術


 統治 レベル8 (補正+36)


 統率 レベル9 (補正+45)



    *** 状態表示 ***





(すげえな)

 そうとしか言えない。

 基本的な能力が高いのは当然だが。

 それに加えて、様々な知識や技術を身に付けている。

 そのおかげで、化け物じみた能力を発揮している。

(人間なのか、こいつ)

 そう思うのも無理は無い。



 組織運営や指揮能力の部分だけを摘まんでみてもこんな状態だ。

 これに加えて個人としての能力も高い。

 運動能力や武術。

 様々な知識など。

 それらも高い水準で保有している。

 そちらも並大抵のものではない。



 さすが英雄。

 歴史に名を残すのは伊達ではない。

 そんな男が、軍勢を率いてやってくる。

 数では勝っていても、それだけでは何も安心は出来ない。

(どうすっかな……)

 悩みはするが、もうどうしようもない。

 芝上勢になんとかしてもらうしかない。



 幸い、装備や訓練度では勝っている。

 兵隊一人一人の能力や技術では勝る。

 集団としての動きもだ。

 それらがどれだけ有利に動くか。

 そこに賭けるしかない。



 ただ、武将の能力ではどうしても負けてしまう。

 今回の総大将であるコウジロウ。

 その能力は決して低いものではない。

 しかし、相手が相手だけに、どうしても見劣りしてしまう。





    *** 状態表示 ***



・芝上コウジロウ



基礎能力


 体力: 27


 思慮: 24



統治能力


 政治 39 (思慮24 統治+10 他+5)


 采配 60 (思慮24 統率+28 他+8)



知識・技術


 統治 レベル4 (補正+10)


 統率 レベル7 (補正+28)



    *** 状態表示 ***





 能力は決して劣ったものではない。

 平均的なところだ。

 知識や技術も優れている。

 一般人と比べれば頭抜けていると言ってよい。



 これだけの能力を得るために、コウジロウもかなりの努力をしてきた。

 能力も技術も以前より高まっている。

 それでも北条早雲には及ばない。

 並みの武将なら簡単にしのぐ事が出来るのだが。

 早雲相手となるとどうしても見劣りする。



 兵と軍の質が高くても、指揮官の能力では負けてしまう。

 その差が結果にどう反映されるのか。

 そこが悩ましいところだった。

 少なくともアツヤは、勝てるとは思えなかった。

 ただ、勝たないまでも負けないでいてくれればと思う。



 そして早雲だが。

 彼もまたこの状況に強い危機感を持っていた。

 相手は周辺から攻撃を受けてなおそれを退けた。

 それだけの強さを持っている。

 かつて伊豆方面から相模に向かい、芝上と戦った早雲だ。

 その時の記憶はまだ新しい。

「厄介な連中よ」

 素直にそう思える。



 万全な状態ならば、それでも有利に事を進めることが出来る。

 損害を気にしなければ勝つことも出来るだろう。

 そういう確信はある。

 だが、しかし。

 そうもいかない状況だ。



「まったく……」

 ここ数年の事を思い出す。

 優れぬ天候。

 それによって下がった収穫。

 どうにかしようと四苦八苦した日々。

 おかげで思うように事が運ばない。



 それでもどうにか統治を進めていったが。

 それが実を結んだかというと悩ましい。

 民も兵もやせ衰え、人が多く死んだ。

 末法の世というのはこういう事かと思いもした。



 そんな中で、芝上の南下である。

 最悪きわまれりだ。

「しかも……」

 目の前の軍勢を見て、忌々しく思えてくる。

 遠めに見ても分かる動きのよさ。

 訓練を積み重ねてきたのが良く分かる。

 また、栄養状態が良いのもだ。

「しっかり食って、体を作ってるんだろうな」

 それが分かってしまう。



 北条勢6000。

 数はかなりのものだが、その内情は悲惨なものだ。

 収穫の減退のせいで、食事もまともに提供できない。

 そのため、兵にしては体がやせている。

 体力もそうたいしたものではない。



 しかも大半は農民からの徴兵だ。

 武士以上に食うに事欠く者達だ。

 その彼らの体力は、平均的な水準を下回る。

 槍働きの技術や能力などもだ。

 専門的な訓練を受けてるわけではない。

 まともな動きなど期待できるわけがなかった。



 それでもやるしかない。

 ここで芝上をおさえねば、伊豆まで攻め込まれる。

 そうなったら確実に破滅だ。

「なんとしてでも、ここで食い止めねば」

 早雲の決意はかたい。



 そうした両者がにらみ合い。

 そして激突していく。

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