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【完結】死んで幽霊になったと思ったら、戦国時代で神視点?  作者: よぎそーと
4章 芝上の無謀 関八州版

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38回目 芝上討伐

 成り上がった芝上家。

 まさに下克上たる状況だ。

 それを周りが黙って見ているわけではない。

 南は今川・北条が。

 北は長尾・宇都宮がにらみをきかせている。



 彼らからすれば、既存勢力を倒して成り上がった芝上は脅威だ。

 それも、上杉氏を蹴散らしての事である。

 そんな事を成し遂げたとあれば、周囲を簡単に平らげるだろうと考える。

 可能であれば、即座に芝上を倒したいとも。

 しかし、さすがに警戒が先に立ってなかなか行動に移れない。



 それに、芝上に吸収された武士が守りを固めている。

 その防御が厳しく、侵攻もままならない。

 上杉を倒した勢力を放置はしたくないのだが。

 攻め込んで勝つのも難しい。

 その為、どうにも攻めあぐねていた。



 調略・切り崩しなども試みているが。

 なびく者もいない。

 それどころか、接触した者達が切り捨てられたり。

 芝上に報告されていたりする。

 このため、内部勢力の分断も不可能と判断されている。



 さて、どうしたものかと誰もが悩んでいた。

 外にいる者達は、どうにかして芝上を制圧したいと考えてはいる。

 上杉の次は我が身と誰もが危惧していた。

 統治者に従わない、それどころか排除した者達である。

 次に排除される統治者が自分だと思う者は多い。



 そんな彼らにキッカケが訪れる。

 壊滅した上杉家の生き残り。

 傍流で末端ではある。

 だが、紛れもない上杉家の者。

 端っこだったから中心にはいなかった。

 だから難を逃れて生き残った。



 それが周囲に檄を飛ばす。

 謀反者を討伐せよと。

 この大義名分に周囲の国々も動き出す。

 何も上杉に従ったというわけではない。

 同時に攻め込める大義名分が欲しかったのだ。

 単独で対処するには、二国というのは大きすぎる。

 しかし、周囲から同時に攻め込めばその限りではない。



 問題なのは、同時に攻め込む事が可能かどうかだった。

 やるとして誰が音頭を取るのか?

 指示は誰がとるのか?

 そもそもとして、指示を出すにしても誰が従うのか?

 そういった問題があった。

 しかし、その問題が上杉の生き残りのおかげで一気に解決した。



 周辺勢力に必要だったのは、旗振り役だった。

 この際、人間性や人格、能力、勢力の大きさなどはどうでもいい。

 上杉の名を継ぐ人間である事。

 それだけが重要だった。

 それがいれば、それを理由にまとまる事が出来る。



 早速、長尾・宇都宮・北条・今川が動き出す。

 彼らは芝上の領域に向けて軍勢を繰り出し、これを制圧しようとした。

 こうして始まった戦争。

 これを上杉側は、『芝上討伐』と称した。



 これに対抗するために芝上も軍を集めていく。

 各地の防衛に兵を貼り付け、迫る敵を待つ。

 その一方でソウイチロウは領内全域に通達を出した。



「これより、第一回切り取り合戦を始めまーす」


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