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【完結】死んで幽霊になったと思ったら、戦国時代で神視点?  作者: よぎそーと
3章 躍進・成り上がり・下克上開始編

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29回目 小さな村から小さな領地へと(能力、村・領地の現状表記あり)

 何はともあれ、手に入れた領地の状況である。

 本来なら資料を出させてたりして把握せねばならないが。

 アツヤは状態を表示させればそれで終わる。

 チヨマツ達はそうはいかないが。



「こういう時、幽霊ってのは便利だよな」

 本当に幽霊なのかどうかはさておき。

 色々な事が出来るというのはありがたい。

 それこそ、神様視点で色々なものが見たり聞いたり出来る。

 国の状態も含めてだ。



 そうして見る現在の状態は次の通り。

 以前とは比べものにならないほど増大している。





    *** 状態表示 ***



・集落 → 小規模領地


 人口: 1万9872人


 収入: 55万6416


 蓄え: 6万2489





・神通力


 成就点: 1089



    *** 状態表示 ***





 今まで集落だったところが、小規模領地になっている。

 どういう基準でそういうものになってるのかは分からないが。

 とりあず、今までより大幅に出世したようではある。

 めでたい事のはず。



 人口も収入にも一気に増えた。

 ただ、収入というのは、手に入る金額とかではない。

 この領域全体で手に入る利益だ。

 農作物の収穫から、各産業の収益まで。

 その全てを合計したものである。

 なので、全部を使えるわけではない。



 統治者としてチヨマツらが使えるのは、この半分。

 50%となっている。

 考えてみれば凄まじい税率だ。

 これが、定期的に入ってくる資金というか資本となる。



 そうした税収やらなにやらの残りが蓄えだ。

 今まで見た事がない程の資金やら資産やらがある。

 だが、これで豪勢が出来るというわけではない。

 統治者としてやるべき事業、政策の資金としてみれば少ないとすら思える。



 挙げ句、借財やらなにやらもある。

 喜んでもいられない。



 それでも、これだけのものが手に入った。

 今までよりは手広くやっていける。

 田畑の開発や手直し、産業の振興などをしていけば、状況の改善もはかれる。

 その結果が出て来るまでには時間が必要となるのだが。

 将来は明るい……とアツヤは自分に言い聞かせた。

 目の前の事を無視して。



 そんな小規模領主となったチヨマツはというと。

 概ね次のようになっている。





    *** 状態表示 ***



・芝上チヨマツ


 14 → 43歳 男


基礎能力


 体力: 16 → 22


 思慮: 20 → 28


統治能力


 政治 61 (思慮28 統治+28 他+5) 


 采配 50 (思慮28 統率+15 他+7)


知識・技術


 統治 レベル7 (補正+28)


 統率 レベル5 (補正+15)


 その他、雑多にレベル3~6の技術や知識を修得



    *** 状態表示 ***





 知識や技術を全部表示すると面倒になるので、省略して表示させていく。

 ごく普通の、平凡な能力の人間としては、最高の到達水準と言える。

 普通、レベル5を越えるなんて事は滅多にないのだから。

 そこを越えてるだけでも相当なものだ。



 もっとも年齢もかなりのところまで来てる。

 人生50年な時代なので、もうそろそろ天寿が近い。

 体力・気力の限界から、現役で居られる時期はもっと短いだろう。



 幸い、子供達が成長してくれている。

 彼らがチヨマツの後継者として立派に仕事をこなしてくれている。

 よほどの事が無い限り、次世代で問題が起こる事はない。

 その息子達の能力は次のようになっている。





    *** 状態表示 ***



・芝上ソウイチロウ


 25歳 男


統治能力


 政治 52 (思慮24 統治+21 他+7) 


 采配 42 (思慮24 統率+15 他+3)





・芝上コウジロウ


 23歳 男


統治能力


 政治 30 (思慮19 統治+6 他+5) 


 采配 47 (思慮19 統率+21 他+7)





・芝上シンザブロウ


 20歳 男


統治能力


 政治 42 (思慮23 統治+15 他+4) 


 采配 37 (思慮23 統率+10 他+4)





・芝上ヨシロウ


 16歳 男


統治能力


 政治 29 (思慮20 統治+6 他+3) 


 采配 35 (思慮20 統率+10 他+5)



    *** 状態表示 ***





 長男のソウイチロウは、既に十分な能力を持っている。

 チヨマツに従って従軍したコウジロウも、戦闘指揮官としては優秀だ。

 その下のシンザブロウとヨシロウも、年齢を考えれば優れた素養を持っていると言える。



 なお、参考までに言えば。

 能力は20~30が普通。

 技術や知識は、レベル5もあればプロを名乗るのに十分な水準だ。

 補正値でいうなら、+15というあたりになる。

 一生を費やしてこの水準に到達するのが普通である。



 そうした水準に到達してる長男・次男は優秀と言って良い。

 その下の二人も、あともう少し研鑽をつめば、上の二人に追いつくと目されている。



 この他にも、アツヤから心得を授かった者。

 そして、研鑽を続けた者などが村にはいる。

 それらが各分野で活躍し、村の発展に寄与している。

 そういった人材を手にした領地の各所に派遣。

 生産性の向上につとめさせていく。



 また、教育も施し、少しでも優秀な人間を作っていく。

 そうでなければ今後の展開が苦しくなるだろう。

 だが、それでは時間がかかってしまう。

 なので、アツヤは更に多くの者に心得を授けていくつもりだった。

 今は少しでも使える人間欲しい。

 それもすぐに。



「忙しくなるな」

 領土が大きくなっても楽にはならない。

 むしろ、やることが格段に増えた。



 周囲の勢力は確実に動いてくる。

 特に今回、チヨマツ達に潰された者達は。

 その残党、そして、その上位にいる者達。

 それらは決してチヨマツ達を無視はしないであろう。

 それどころこか、今回の件の落とし前として潰しにかかってくる可能性がある。

 それらに対抗しなくてはならない。



 なにより、情勢が情勢だ。

 今後は相当厳しい状況になっていく。

 聞き取った話からそれが察せられた。

「まさかなあ……」

 ため息が出て来る。

「応仁の乱かよ」

能力値の計算とか間違ってないか不安

その他、誤字脱字……はいつもの事か(良くはないが)

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