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【完結】死んで幽霊になったと思ったら、戦国時代で神視点?  作者: よぎそーと
3章 躍進・成り上がり・下克上開始編

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28回目 奴隷を避けて手に入れる自由の代償

 考えたくなくてもやらねばならない事から逃げられない。

 動き出したのだから、落ち着けるまで動かねばならない。

 今はまだそんな状況ではないのだから。



 とにかく、兵力をまとめる。

 余所からちょっかいをかけられないようにしておかねばならない。

 その為にも、こちらが強いと思わせねばならない。

 でなければ、簡単に攻め込まれる。



 幸い、手に入れたものは大きい。

 単純に、兵隊だけなら1000人は動かせるようになった。

 最大で2000人くらいまでいける。

 常にこんなに動かせるわけではないが。

 それでも、数百人の兵隊を動かす事は出来る。

 これだけ動員出来る土台は手に入れた。



 その兵力を使って、外への警戒を強めておく。

 騒動が起こった直後だ。

 その余波を警戒してる者もいるだろう。

 また、騒動の後で弱ってるところを狙ってくる者もいるかもしれない。

 それらを警戒しておく。

 幸い、攻め込まれるような事はなかったが。

 しばらくは警戒を続けておく事にした。



 そして。

 今後の統治の為に様々な事をこなしていく。



 まず、領内の発展。

 これを成し遂げていかねばならない。

 何をするにしても収入が増えねばどうにもならない。

 その為にも領内全体の生産性を上げねばならない。



 特に村の発展。

 今までは人目を忍んでやっていたが。

 もう何も気にする必要はない。

 他の村も含めて、一気に開発を進めていく。



 今までやれなかった事を一気に進められる。

 その事がありがたい。



 問題は外の動きだ。

 今回の事で、外部からどのような介入がされるのか。

 それが気になるところだ。

 派手に動いたから何かしらちょっかいをかけられる可能性はある。

 そうでなくても、統治者が黙ってるとは思えない。



「それも探っておかなくちゃいけないか」

 まず、この近隣の統治体制と、その最高責任者。

 それくらいは知っておきたかった。

「武家の連中に聞いてみるか」

 まず必要なのは情報である。



「外交も必要になるだろうな」

「面倒が増えていきますね」

「しょうがない。

 いずれやらなきゃならなくなってたんだ」

 それが今この時になっただけである。

「周りに流されないってのは、大変だよ」

「まったくです」

 音頭を取らねばならない立場としては、愚痴の一つや二つ出て来る。



 ただ、それでも自由にやっていける。

 自分の意思や気持ちを損なわないで済む。

 それだけは得られた。



 だからこそ痛感する。

 自由や自立、独立というのは、とてつもなく難しいのだと。

 流されて従ってる方が楽だと。

 その楽を捨てて、思い通りに生きようとしてるのだ。

 多少のつらさは受け入れるしかない。



「まあ、奴隷よりはマシだ」

「まったくです」

 これだけはアツヤもチヨマツも強く言い切れる。

 アツヤはブラック企業で地獄を見た。

 チヨマツは村で虐げられるという地獄の中にいた。

 それを知るが故に、自由を手にしようとした。

 どれほどの無理があろうとも、手放すつもりはない。

「やっていくか」

「もちろん」

 決意は固く重い。



 こうして二人は、騒動と騒乱に巻き込まれていく事になる。

 そんな面倒を切り抜けていく為に。

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