まずは、魔女の話
11月8日改編しました。
少しずつ文章直していきます。
私は魔女だ。魔女のミサト、15歳。「魔法」を売りながら、各地を転々と旅してる。
私の故郷も、例外に漏れず、戦争の被害を受けた。多分、両親や兄弟もいたかもしれないが、私の最後の故郷の記憶は、大爆発があって、故郷の何もかもが崩壊し、故郷の皆は誰一人として生きていなかったことだ。
たまたま、魔力のある子供を弟子に探していた、魔女の婆さん、いやいや、ししょーが見つけてくれなかったら、私は飢えて死んでいたに違いない。
そこで、私はこの世の中には、「魔女」という存在がいることを知った。
太古の昔から魔女はいて、巫女だとかシャーマンとして栄えることもあったが、迫害され、魔女狩りにあり、それ以来、ひっそりと暮らしていることが多かったらしい。そのため、魔女はほぼ絶滅危惧種?と言っても良かった。
が。この長い長い戦争の中で、とんでもない化学兵器が作られ、それに影響を受けた人間が、子を孕み、何らかの遺伝子の異常で、魔女の力を持って生まれる。
私もその一人だったらしい。私はししょーの厳しい修行に耐えて、5年前から一人旅を始め、魔女の力を売りながら生活しているという訳だ。
魔女と言っても、お伽噺や古代の伝説、神話のように人を生き返らせたり、動物に変身したり、といった非現実的なことはできない。
魔女の定番、箒に乗る魔法のように、宙に人を浮かせるのは、可能と言えば可能だが、非効率的な上に、あまりにも魔力を消耗してしまうので、あまりやろうとする魔女はいない。
だいたいさー、そんなことが、簡単にできてたら、大昔の魔女狩りにあった魔女だって、さっさと箒でひとっ飛びして、もっと平穏に暮らすことはできたはずだ。
魔女だって、人間だ。
人間のできることには限界がある。魔女が使える魔法にもかなり限界があるし、それは人間が実行可能なことに限られているからだ。
だから、人を生き返らせたり、この世に実現しないもの、実在しないものを魔法で出すことはできない。多少できたとしても、人間の持つ免疫力を、一気に上昇させる回復魔法くらいが関の山だ。
戦争が続き、疲弊してるとは言え、人類の科学は発展した。
ま、主に兵器だけども。
兵器とは言え、科学が発展した現在、科学の方が魔法を上回っていることも多い。
それでも、ここに私がいる。
魔女は突然変異で生まれているとは言え、数少ない存在だ。
魔女の魔法については、これか、お話ししていこうと思う。
私には、まだ分からない、ちょっと恋のお話。