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落ちこぼれは伝説の女神と契約する  作者: 黒神レイ
一章 契約
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7、モンスターパレード

武雄は旅に出た。

これから、どうなる?

武雄が城を出ていき3日がたった。


その日、私は王様と貴族達と一緒に勇者達を今後どうするか話をしていたときだった。

1人の兵士が部屋に入って来た。


「王様、大変です!」

「どうしたんだ」

「たった今【ヘリエール大迷宮】の兵士から緊急連絡が入り、魔王軍七将のハルスメルスがダンジョン内の魔物を引き連れ、こちらに向かっています。

その規模は3万を超えるそうです!」


その話を聞いた貴族達が騒ぎ出す。


「落ち着くんだ。

まず、お前達は民を避難させるんだ」

「はい!」

「急げ!」

「民を避難させろ!」


貴族達が部屋から出ていき、急いで民を避難させる用意を始める。


「エグリット、兵を招集し防衛の準備を!」

「分かりました。急いで兵士に招集をかけろ!

それと冒険者ギルドにも要請するんだ!」

「はっ!」


街に出ると貴族や冒険者達が市民を避難用の地下室に誘導する。

門の前にはすでに多くの兵士と凄腕の冒険者達が集まり隊列を組んでいる。

その後には勇者達もいる。


「エグリット」


声を掛けられ振り返ると、そこには武装した第二王女のレイン様がいた。

仮面を外しているその顔には、焼け跡は綺麗に無くなっていた。


「レイン様。そのお顔は……」

「夜月が治してくれたの。

エグリット、私も闘います」

「ですが……」

「お願い、エグリット」

「分かりました」

「団長、来ました!」


見ると土煙を巻き上げながら大地を埋め尽くすほどの魔物の群れが行軍してくる。

その先頭にはハルスメルスが空を飛んで移動している。

私はレイン様と一緒に先頭に移動する。


「止まれ」


ハルスメルスの一言で、魔物達は行軍を止める。


「久しぶりです、騎士団長。

おや、王女様の傷は無くなったようですね」

「黙れ、このクズが!」

「まったく、つれないですね。

まぁ、いいでしょう。どうせ皆さんには死んでいただくのですから」

「全軍突撃!」


魔物の群れが再び動き出す。

私達は魔物の群れに突っ込む。

私はハルスメルスに剣を振るう。

ハルスメルスはひらりひらりと避け、火球を放った。

レイン様が魔法で水球を放ち相殺する。


「さすが、王国騎士最強ですね。

王女様もあのときより、腕をあげましたね」

「貰った!」


私はハルスメルスの一瞬のすきを付き、剣を振り下ろす。

しかし、頭の角で受け止められる。


「残念でしたね」


ハルスメルスは笑うと、尾を振り私を吹き飛ばす。

レイン様が駆け寄って来る。


「エグリット!」

「クソ、強い!」

「いえいえ、あなたもただの人間にしては充分強いですよ。

なので、私の本気の攻撃であなたを殺してあげましょう」


ハルスメルスが遥か上空に飛び上がる。

強大な魔力を放出すると空に巨大な魔法陣が現れる。

そしてそこから、巨大な火球が現れゆっくり落ちてくる。

飛行型の魔物は次々焼け落ち灰になる。

気温もどんどん上昇していく。


「全員、すぐにこの場から離れるんだ!」


兵士と冒険者、勇者達が魔物との戦闘を止め急いで走る。

魔物達もこの場から離れようと走る。

その中で巨大な火球をどうにかしようと奮闘する人物がいた。



私は巨大な火球に向かって何度も水球を放つ。

しかし、当たる前に熱で全てかき消えてしまう。


「レイン様!速く避難してください!」

「嫌よ!」


エグリットが避難しろと言うが、私は聞かない。

負けたく無かった。

魔力が残り少なくなってきている。


「私は負けたくない。もう、あいつに負けたくないの!」


その瞬間、私を縛っていた何かが壊れた。

膨大な魔力が体を満たしていく。


「ウォーターストーム」


火球の真下に魔法陣が現れ、大量の水が渦を巻ながら出現する。

最初は火球の熱で蒸発していくが、徐々に近ずいていきやがて飲み込み火球を消すと、ちょうど魔力が無くなる。

私は倒れそうな体を無理矢理立たせる。

ハルスメルスは拍手をする。


「私の攻撃を消し去るとは凄いですが、もう限界のようですね。

辛いでしょうから、ひと思いに殺してあげますね」


ハルスメルスが右手を私に向け、火球を出現させる。

私は距離をとろうとするが、体は動かない。


「それではさようなら、王女様」


ハルスメルスが火球を放ったそのときだった。

私の目の前に真っ黒い何かが現れた。

それは人だった。

ボロボロの真っ黒いローブを纏い、その手には禍々しくも美しい剣と盾を持ち、その顔は真っ黒い鳥の嘴の様な形をした仮面で覆っている。

その人は盾を構え火球を受け止めると、火球が盾に吸い込まれてしまう。

ハルスメルスは驚いて動きを止める。

その人は振り向くと近付いて来てる。


「ティア、ネーロ」

「どうしたの?」


いつの間にか、後に少女が馬の魔物に乗って立っていた。


「ティア、ネーロ。レインを守っててくれ」

「分かったわ。

それであなたはどうするの?」

「あれを殺してくる」


そう言って、その人はハルスメルスと対じする。









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