表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
落ちこぼれは伝説の女神と契約する  作者: 黒神レイ
三章 2人の聖女
26/47

24、休息

更新しました。

「ふぁ~、眠い」


オルガーナを出てから俺達は、馬車をゆっくり走らせてのんびりしていた。


「夜月、私達は何処に行くの?」

「ハイレールを通って、1度エスペラント王国に行く。

王様にオルガーナであった事を話さないといけないからな」

「その後はどうするの?」

「魔導国に行く。あそこには色々面白い物が有るみたいだからな。

ただ、魔導国に行くには教国を通るんだ」


サントーラ教国は女神教という宗教を崇拝している宗教国家だ。

初代勇者の仲間が創り、世界各地に広めて行った事で帝国や他の多くの国でも女神教は信仰されている。

そして女神教の教えの1つに獣人を差別する物が有り、サントーラ教国は獣人を発見するとその場で殺したりする。


「ソフィとソフィラが危険だからな。エスペラント王国に行くのは変装が出来るマジックアイテムを手に入れる目的もある。

魔導国は獣人にも友好的だから、それまでの間は我慢して貰うよ」

「ありがとう、夜月」


その時、ソフィラが俺の所に来ると飛びついてくる。


「どうしたんだ、ソフィラ」

「パパすわっていい?」


ソフィラはいつの間にか、俺の事をパパと呼ぶ様になっていた。

俺は何とかしてパパと呼ぶのを止めさせようとしたが、すると今度はママと呼び出したので諦めて、パパと呼ばせている。


「ダメ?」

「いいよ。ほら、おいで」


ソフィラは笑顔で俺の膝の上に座る。

近くにはポニポニ達がソフィラを見守りつつ、休んでいる。

俺はソフィラの頭を撫でていると、ソフィラはそのまま眠ってしまった。


「幸せそうな顔だね」

「ソフィラはまだ子供なんだから、俺達に沢山甘えていいんだ」


ソフィラの頭を撫でていると俺もだんだん眠くなってきた。



─────────────────────────────



それからしばらくして、夜月も眠ってしまった。

ソフィラを落とさない様にしっかり抱いたまま。


「眠っちゃったわ」


私は夜月の頬に優しく触れる。


「可愛い」

「ソフィだけ狡い」


レインが不満そうにこっちに来ると、ソフィの逆側に座る。


「みんなはどうしたの?」

「寝ちゃったよ。みんな疲れてるみたいだから」


レインは眠る夜月を見ると微笑む。

その顔は初めて出会った時の夜月の顔だった。


「お疲れ様。今はゆっくり休んでね」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ