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悪夢

その7


小鬼が襲ってくる。剣を振らなければ、体がおかしい。手が上がらない。足を捕まれる。蹴り飛ばすが、たくさんに増えて迫ってくる。足を噛まれる。昼間に見た狼だ。揃わない脚の余りが肩から突きだしている。気持ちが悪い。近寄るな。小鬼が狼を登り、体をつたって顔に噛みつく。その瞬間。



目が覚めた。寝汗で体がベタつく。少し外に出よう。


落ち着くために外に出ると空には満天の星が見える。本当にここは異世界というやつなのだろうか。星の並びに違いがあるようには見えない。あくまでオリジナルのコピーだと言っていたから違いがある方がおかしいのかもしらない。帰ることはできるのだろうか。

明日も早い。体が冷える前に寝てしまおう。

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