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平等に差別される世界で  作者: 東波 広
-序章-創世の主人公シュウ
3/20

生まれた世界

※作者はたびたびスランプに陥ります、ご注意ください※

※主人公がころころ変わります、ご注意ください※

自身の時間をまき戻した場合どうなるか?

理の力を持たない状態で時間をもどってしまい、、記憶を忘れる。


(『理を生み出す力』さえあれば時の流れを変えられたのに・・・!)


僕はもう一度同じ運命を辿ってきた。

父親が死に、姉も息を引き取り、母さんは自殺した。

そして理を使った時間に戻り・・・記憶の逆流が僕を襲う。


「ぐぁぁっぁぁぁあ!!」


まったく同じこととはいえ、一つの人生を頭に入れるのはつらい。

(確かに過去を変えてしまえば頭は耐え切れないよなぁ・・・)と初めて思って、視界が暗転した。


それから数時間はたっただろうか、母さんが目の前にダランと垂れている。

もう数十年分の期間を過ごした精神は悲しみこそすれ、壊れることはなかった。



それから数年、庭の花壇で食材を取り井戸から水を汲む。

食べて寝る、ただそれだけを続けた。もう年齢も数えていない。

友人と呼ばれる者は出来なかった。親がいない子供、捨てられた子供。そう周りに認識されていた。


話しかけてくれた者は、いた。足を怪我した者の”足の時間を巻き戻したが怯えて去っていく。

次の日には魔女狩りよろしく討伐隊が結成されていた。僕はその時より外の世界に出ていない。



(ねえ、僕は何か悪いことをしたのかな?)


(ねえ、僕はこれから何を支えに生きればいいの?)


(ねえ、僕が受け入れられる世界はどこ?)



そして僕は考えた。


考えて考えて考えて、

考えて考えて考えて、


「そうだ、世界を創ろう」


(僕のように異能を)


(一つだけでいい、どんな力でもいい)


(ただ一つの『異能』を)


(全ての人間に『異能』を、その人”唯一の力”を)


(そうすれば平等で、みんな僕を怖がらない)


(僕のこの力もいらない)


(ただ、僕は心のよりどころが欲しい)


(ああ、この科学も消してしまおう。皆が進歩する世界へ)


「この世界を壊し、新たな世界の理を生み出そう」



そして世界は創りかえられた。


人々は唯一の『異能』を持ち、科学の消えた世界へ。

記憶を忘れ、新たに生み出される命。

人々は忘れた、万能の力を持った科学を。



ところかわり、ここは森の中。

生き物の声と植物の香り。

ここから人は、新たな時代を築いてゆく。

すみません、なんかいきなり矛盾が・・・

気にせずに書きます・・・;;

-近況-

前話と同日投稿により省略

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