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平等に差別される世界で  作者: 東波 広
-第1章-最弱の主人公ミコト
13/20

最弱の異能?その六

※作者はたびたびスランプに陥ります、ご注意ください※

※主人公がころころ変わります、ご注意ください※

わたしは嫉妬した、とても仲のよさそうな二人の様子に。


あの笑顔を見せながら話しかける彼女ヒトに。


わたしだけじゃなかったから。


二人が近づいて、まるでキスしそうなところでわたしは・・・。




「そんなわけで我慢できなくなって突き飛ばしちゃったのよね」



「ふぅ」と憂いを帯びたため息に俺は思わず苦笑してしまった。

それよりも気になる点があった。これだけは問いたださねば。


「俺がいつもいつも会長のそばに行くと気絶してたのは会長の呪いじゃなかったんですね」

そう、会うたび会うたび八割方の確立で気絶するんだ!そしていつの間にか保健室に運ばれている。

「そのせいで・・・ついたあだ名が・・・『薄幸の黒姫』なんですよ!?」

有華さんは気まずそうにフイッと視線を逸らした。


「メイ君落ち着いて、これからはそんなことはなくなるんだ」

会長のそんな言葉に理不尽さを押し込めながら深呼吸。

「すーはー・・・。「可愛い」黙れ影。とりあえず理由はわかりましたけど、会長も会長で意地悪ですね」

ニヤリとした視線を向けると若干顔が赤くなった会長が。

「ここまで直球で告白されたんだから、しっかりと向き合わないと。ねぇ?かいちょー?」

意地の悪い笑みでさらに追い詰める。はやし立ててる双子もいいBGMになっている。


「あ、あのっ!わ、わたしは御我さんが好きです」


有華さんナイス!これで答えないわけには・・・。


「子供は五人、男の子が三人に、女の子は二人がいいです!一軒家で外装は白っぽいほうが好みですけど、御我さんの好みもありますしおうちの事はお任せしますね。できれば小さい庭をお願いします。車は赤い色のファミリーカーと、デート用の黒い車がいいです。派手過ぎ無いもので。ト○タのレク○スとかがいいでしょうか。犬は一匹欲しいですが、御我さんは苦手でしたよね。猫は三毛猫、虎猫、白猫、黒猫(以下省略)。あわわ、家に入るでしょうか?わたしはおうちで御我さんの帰りを待って、帰ってきたらお帰りなさいって言うの。必ず夕食時には帰ってきてくれて、近所の方には愛妻家として名が高くって、奥さん達からは羨ましがられてるの!」


クネクネしてる。頬に手を当ててキャーとかいってる。可愛いけど女の子は分からん・・・。


「有華さん」

肩にポンポンと置かれる手。ナイスだ影!

「影ちゃんなぁに?」

ちょっと頬を膨らませてふて腐れてるが、影には強く言えないのか話を聞く気になったようだ。

「「結婚式はどうするんですか?」」

おおおぉぉぃぃいいい!!!

「バッ!影、光・・・・!!」

有華さんはパァッと顔を輝かせている。やばい、これはやばい。

余計な一言を言った影と光は俺のアイコンタクトを無視して有華さんの結婚式の希望を聞いている。

しきりに頷いて目を輝かせていることからも、女性にとっては大事なものなんだろう。


「メイ君、僕が言えない理由の一端、垣間見ただろ?」

ああ、ごめん。正直これは手に負えないよ・・・。

「会長・・・苦労してたんですね。あの相談の意味がよーーーく分かりました」

男二人、哀愁漂う背中を見せながら部屋を出ようとすると

「ちょっと!ちゃんと聞いてるの!?」

有華さんに呼び止められた。



結局、俺達はそのまま夕飯前にメイドさん(羨ましいとか思ってないんだからね!)が呼びに来るまで結婚式について延々と聞かされ続けていた。

なんか最初に決めた名前とキャラが一致しないような・・・


-近況-

相も変わらずダラダラと~

何度も言いますが3日1話更新のつもりなので(なぜか話数が増えてるけど)そのつもりで!

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