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婚約破棄悪役令嬢と紅茶追放王子の異世界ロマンス〜アカウント停止されたと思ったら推しとアフタヌーンティーしてた〜  作者: ナロージュ•ピクセル


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47/51

〜□D47■D〜さぁ♡『DEATH・TEA•TIME』(♡死ぬ迄お茶会♡)の刑❣❣の御時間です.*♡〜


 灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)いや、ナロージュ・ピクセル辺境伯爵令嬢は、灼け爛れた痕の残る痛々しい右眼に元気に右手でピースサインを添えて声高らかに叫んだーーーー!!!!


 「ーー能力(スキル)!!紅茶葉袋の御加護(ティーバッグレース)!!()でよ!!紅茶葉袋眼帯(ティーバッグガンタイ)!!」

 

 何か美少女戦士物の変身バンクの如くに灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)いや、ナロージュ・ピクセル辺境伯爵令嬢の右眼を謎の紅茶色をした光が包み込み軈て現れた紅茶葉袋眼帯(ティーバッグガンタイ)!!

 

 ーー説明しよう!!紅茶葉袋眼帯(ティーバッグガンタイ)!!とは、紅茶葉袋(ティーバッグ)の形をした眼帯の事である!!!!……説明以上!!!!


 「この紅茶葉袋眼帯(ティーバッグガンタイ)紅茶葉袋(ティーバッグ)には癒しの茶葉〜ヒーリングティーリーヴズ〜が入っておりまして♡残念ながら視力は戻りませんが怪我は治ります♡茶葉の癒し効果により灼け爛れた痕が綺麗さっぱり治ります♡」


 右眼に何だが紅茶葉袋(ティーバッグ)をレースで包んだ様な結果的になかなかオサレな感じの紅茶葉袋眼帯(ティーバッグガンタイ)を装着した灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)いや、ナロージュ・ピクセル辺境伯爵令嬢が結果的にご機嫌に言う。

 ……これが災い転じてなんとやらと言う奴だろうか。

 ……災い転じて紅茶となるとでも言おうか。

 

 「そっ、そうか…視力は残念だが…怪我が治って良かった。何か凄いな…紅茶葉袋(ティーバッグ)を右眼に眼帯として付けるなんて…何かの民間療法みたいだな…風邪引いた時にネギとか首に巻いたりしたりな…何かそんな感じやね…」


 俺は、右眼の視力は戻らず残念だが怪我が綺麗さっぱり治り紅茶葉袋眼帯(ティーバッグガンタイ)を装着して結果的にご機嫌な灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)いや、ナロージュ・ピクセル辺境伯爵令嬢に少し引き気味に答えたのだった……。


 そして紅茶葉袋眼帯(ティーバッグガンタイ)を装着して結果的にご機嫌な灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)いや、ナロージュ・ピクセル辺境伯爵令嬢は、この間ずっと置いてけぼりを食らっていたードルジェリン王国ー最高位公爵。デューク公爵に向かい不適に言った。


 「ーさぁ♡〜『DEATH・TEA•TIME』(♡死ぬ迄お茶会♡)の刑❣❣の御時間です〜(*˘︶˘*).。*♡」



     ■D□D ■D□D ■D□D ■D□D 


 

 「…頼む…(ワシ)が悪かった全ての非礼を詫びる…だから…だから…どうか…もう…赦してくれ…」


 ードルジェリン王国ー最高位公爵。デューク公爵は、目の前に座り優雅に何杯目なのかもう数え切れない程の紅茶を飲むナロージュ・ピクセル辺境伯爵令嬢そして、自らが王都より追放した紅茶追放王子様ことードルジェリン王国の第二王子ー《デージョ・ヴ・ドルジェリン》王子様に向かい懇願していた。


 「頼むから紅茶以外の飲み物を飲ませてくれぇぇ!!」


 真夏のティーフェスで起きた『紅茶が緑茶に事件』ードルジェリン王国ー最高位公爵。デューク公爵は、少なからず後悔していた。ほんの嫌がらせのつもりだったのだ。己の密告により王都から良い具合に追放した紅茶追放王子ードルジェリン王国の第二王子ー《デージョ・ヴ・ドルジェリン》王子がードルジェリン王国の辺境の田舎町の没落貴族ーピクセル家の憐れな天涯孤独の悪役令嬢のもとへと行きそこで何やら飽きもせず腐った葉の煮汁(紅茶)関係の事をしていると耳にしたのは、つい先日の事だ。ドルジェリン王国の第一王子であらせられる《ダージョ・ヴ・ドルジェリン》王子様より直々にお伺いしたのだ『デューク公爵。何やら弟が辺境の地で伯爵令嬢と面白い事をしている様だね。密かに様子を見に行ってくれないか』と。デューク公爵家は代々ドルジェリン王国の第一王子に仕える家系。言わば(ワシ)は、ダージョ王子様の忠犬と言ったところだ。忠犬と言っても別に忠誠を誓っているわけではない。第一王子についていたほうが何かと得だからと言うただそれだけの理由だ。いずれ国王にでもなれば我が公爵家も王の右腕として安泰とした権力を振るう事が出来ると言うワケだしな。その為には、例え小さな芽だとしても邪魔な第二王子は排除しておかなければと王都から追放した。ただそれだけの事だったのだ。暇を持て余した貴族のただの遊びだ。ただそれだけの事だったのだ……。

 そして『ー御意ー』と短く第一王子に応え。

 

 ーー(ワシ)は、この辺境の田舎町へと来たのだ。

 ーーそして意味のわからん『紅茶が緑茶に事件』に難癖をつけ嫌がらせをしたわけだ。100%の悪意はあった。悪役令嬢と名高い辺境伯爵令嬢に悪事を働いて何が悪い!?そして純度100%の悪意を向けたら。……こうちゃになった。



 「〜『DEATH・TEA•TIME』(♡死ぬ迄お茶会♡)の刑❣❣〜は、終身刑で御座います♡貴方は此れから全ての水分補給を紅茶で補わなければなりません♡貴方には奥様がいらっしゃるようですね。この終身刑の管理を奥様に任せます♡仲良く♡死ぬ迄お茶会♡を楽しんでくださいまし(人*´∀`)+♡」


 目の前に座り優雅に何杯目なのかもう数え切れない程の紅茶を飲むナロージュ・ピクセル辺境伯爵令嬢が楽しそうに刑の執行を()げる。何と言う悪役令嬢なのだろう。恐ろしい。


 何より恐ろしいのは「まっ、待ってくれ!!」(ワシ)は焦って悪役令嬢の刑の執行内容に意見する!!

 「妻とは政略結婚をしただけの仮面夫婦だ!!仲良くお茶会など一度もした事が無い!!この刑の執行は無理だ!!」


 ーーすると悪役令嬢ナロージュ・ピクセルは言う。


 「ー汝、紅茶を信じなさいー」

 「ー紅茶を信じる者は、紅茶に救われるのですー」と。


 「紅茶には人の心と心を繋ぐ不思議な力があるのです」

 

 悪役令嬢ナロージュ・ピクセルは、デューク公爵の震える手を取り再度にこやかに刑の執行を()げたのだった。


 「さぁ♡〜『DEATH・TEA•TIME』(♡死ぬ迄お茶会♡)の刑❣❣執行の御時間です(*˘︶˘*).。*♡奥様と仲良く♡死ぬ迄お茶会♡を楽しんでくださいまし〜(人*´∀`)+♡」と。

 

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