表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
婚約破棄悪役令嬢と紅茶追放王子の異世界ロマンス〜アカウント停止されたと思ったら推しとアフタヌーンティーしてた〜  作者: ナロージュ•ピクセル


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

41/51

〜□D41■Dーーどうした!?大丈夫(でぇーじょぶ)かッ!?何があった!?灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)!?〜


 「…正論かぁ…正論ねぇ…正論ってなぁ…それって貴方の感想ですょね?…ッて感じのが多いよなぁ…とりまいただきやす◎(*´༥` *)モグモグ♫」


 「はい、(わたくし)も本当にそう思います◎( ˙༥˙ )モグモグ♫」


 とりま俺と珍しく働いている職務放棄執事が、その謎の◎ナルホドーナッツ◎正義の正論紅茶(セイロンティー)味を共に仲良く食していた時だった◎(*´༥` *)モグモグ◎( ˙༥˙ )モグモグ♫

 ……何時(いつ)だって、平穏な日常が崩れる時は、突然だ……。



 「ーデ、デージョ王子さッ、さまぁ!!もっ、モンストロ!!ぶ、ブランさまぁ!!ー」向こう側からドリルの様に回転しながら全速力だが鈍足に掛けてくる…アイツは…久々の登場だな!!…ぇと。なんてったか…ぁあ〜〜。そぅそぅ!!灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)のお気に入りのドリルなメイド…名前が、ぇえ〜〜と…。


 「ードリル・メイドールー様?いかがなされました?」

 珍しく働いている職務放棄執事が名前を言ってくれた。

 そぅそぅ。そーゆー名前だった。職務放棄執事ょ。

 ありがとぅ。今日は良く働いてンじゃねぇかオマエ!!

 褒めてしんぜょう!!とか思っていたのも束の間だった。


 「ーーナッ、ナロージュ様が!!!!ーー」

 

 灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)のお気に入りのドリルなメイドは只事では無い様子で俺達に叫んだのだーーーー!!!!


 「ティ、ティーフェスで、じっ、事件ですぅぅぅ!!」


 ーー何がなんやらわからんが只事では無い!!!!

 俺と珍しく働いている職務放棄執事は目を見合い!!!!

 兎にも角にも事件現場へと急いだーーーー!!!!


 ……事件は、ティーフェスで起きたんだ!!!!



   ◎◎◎◎ ◎◎◎◎ ◎◎◎◎ ◎◎◎◎



 ーーそして颯爽と事件現場の紅茶教会(ティーチャーチ)へと馳せ参じた俺達が目の当たりにしたのはーーーー!!!!


 右眼を押さえて蹲る灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)の姿!!!!


 「ーーどうした!?大丈夫(でぇーじょぶ)かッ!?何があった!?灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)!?」俺は右眼を押さえ蹲る灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)に駆け寄り訊く!!


 右眼を押さえ蹲る灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)を抱き寄せて様子を伺う…右眼を火傷したのか!?灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)の綺麗な顔の右側…右眼の辺りが何か熱湯を掛けられたかの様に灼け爛れていた…この香りは、紅茶か!?…いや、それにしては、サッパリとし過ぎている……そこまで、観察した時だった。


 「ーー(ワシ)は紅茶を出せと言ったんだ!!なんだ!?この緑色の液体は!?よもや妙な物を飲ませて(ワシ)を暗殺しようと(はか)っては無いだろうな!?最近評判が良いからと言って、所詮は悪役令嬢の考えそうな事だ!!」

 臭い息を吐き散らかして、右眼を押さえ蹲る灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)の前に偉そうに仁王立ちしていた肥えた豚貴族が灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)に向かい怒鳴り散らす。


 「すみません…紅茶の発酵が足りなかったみたいで、その緑色のお茶は緑茶と言いまして…れっきとした飲み物で御座います…決して、暗殺等企ててはおりません…信じて下さいませ」


 気丈にも灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)が遺された青い左眼で目の前の臭い息を吐き散らかして偉そうに仁王立ちし怒鳴り散らす肥えた豚貴族を真っ直ぐに見詰めて言う。


 「落ちぶれた悪役令嬢の言う事など誰が信じるか!!…そもそも…紅茶と言うのも腐った葉の煮汁だと聞くが!?悪役令嬢と王都で御噂は予予(かねがね)紅茶追放王子様(・・・・・・・)…二人で手を組み何だ?この田舎町の善良な領民達に腐った葉の煮汁を飲ませてどうする気だ!?……殺すつもりか?」

 肥えた豚貴族の話を黙って聞いていた領民達が、ザワザワと騒ぎ初めた……。此れはマズイ流れだな……。


 ……其処で、俺は気付いた。……成る程な。

 ……領民達の不安を煽り己の都合の良い様に場を制する。

 ……この遣口(やりくち)。……俺を追放した時と同じだな・・・・・・・・・・・・

 

 「…灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)…すまない。俺はオマエを面倒事に巻き込んでしまったみたいだ……」


 「…デージョ王子様…」不安気に俺を見る灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)の遺された青い左眼が揺れている。


 「…大丈夫(でぇーじょぶ)だ…灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)…いや、ナロージュ・ピクセル辺境伯爵令嬢…俺は腐っても王子様だ…そして、俺の名前の由来はー大抵なんでも大丈夫(でぇーじょぶ)だ!!ーと言う想いを込めて母さん(マーガリン王妃)が名付けてくれた名前なのだからな!!大抵の事は大丈夫(でぇーじょぶ)だ!!因みに兄さん(ダージョ王子)の名前も大丈夫(だいじょうぶ)のダージョだ!!そしてこれまた因みに妹(グッジョ姫)の名前はグッジョブのグッジョだ!!全て母さん(マーガリン王妃)が名付けた素敵過ぎる名前だろう?ーーそうは思わないか?」


 不安気に俺を見る灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)いや、ナロージュ・ピクセル辺境伯爵令嬢に向かい微笑(わら)って()せ俺は囁く。


 「ー大丈夫(でぇーじょぶ)だー大抵の事は何とかなる。俺を信じろ!!」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ