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婚約破棄悪役令嬢と紅茶追放王子の異世界ロマンス〜アカウント停止されたと思ったら推しとアフタヌーンティーしてた〜  作者: ナロージュ•ピクセル


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20/33

〜■D20□D推しとアフタヌーンティー略して♡推しヌン♡に伺ったら推しが紅茶片膝立ち王子様になっておりました♡〜

 「ーそれではーデージョ王子様♡またアフタヌーンティーに伺いますわ♡」

 優雅な紅茶煮豚のランチタイムの後で私が笑顔で言うと。


 「おぅょ!今日もー紅茶の神様(ティーゴッド)ーの啓示(・・)を受けし紅茶の伝道者(ティーエヴァンジェル)であり《紅茶追放王子》と呼ばれるこの俺様!ードルジェリン王国の第二王子ー《デージョ・ヴ・ドルジェリン》が直々にとびきり美味しい紅茶を淹れてやろう!そして喜べ灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)!今日のアフタヌーンティーは紅茶のスコーンを出してやろうぞ!」得意気に( *¯ ꒳¯*)ドヤ!!自萌の推し《紅茶追放王子様》は仰いました♫

 ♡推しの( *¯ ꒳¯*)ドヤ顔♡カワ(^q^)イイ♡

 「(∩´∀`)∩ワーイ♫」と私は喜び♡

 「それは楽しみですわ♡」と言い。

 「そしてデージョ王子様♡灰汁抜き蓮根では無く私は悪役令嬢で御座いますわょ♡」と何時(いつ)もの如くにウインクして魅せて優雅に一礼しその場を後にしたのだった(*・ᴗ<*)♡


 「おぅょ!またな!灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)!」

 《紅茶追放王子様》は笑顔で(* ̄▽ ̄)ノ{マタナ〜〜♫と私に手を振り見送ってくれるたので御座いました♫

 ♡(^q^)推しのてぇてぇ(尊ぃ)が過ぎてキュン死にそうでした♡

 良い感じで《紅茶追放王子様》のコンニャク、おっと失礼♡婚約破棄を煙に巻いて(笑)



          ♡□D♡■D♡


 そうしてルンルン♪で、やって参りました♪推しとアフタヌーンティー略して♡推しヌン♡に伺いましたところ♡

 麗らかな春の陽射しの中、優美な花々が囲む華やかな中庭の中央に据えられたお洒落なガーデンテーブルの上に綺麗にセッテングされたスリーティアーズ(三段のティースタンド)に、一段目からセイボリー(紅茶煮豚のサンドイッチ)《紅茶追放王子様》は、どれだけ紅茶で豚肉を煮込まれたのかしら♡そして、二段目に紅茶のスコーンからの三段目ペストリー(紅茶のマカロン)そして《紅茶追放王子様》特製ブレンドの美味しい紅茶が揃い踏みまさに優雅なアフタヌーンティーで御座いました♡


 「ーごきげんようーデージョ王子様♡」

 優美にアフタヌーンドレスのスカートの裾を摘みカテーシーのお辞儀をして魅せた私に《紅茶追放王子様》ードルジェリン王国の第二王子ー《デージョ・ヴ・ドルジェリン》王子様が、純白に(ひか)る白磁器のティーカップをソーサーごと左手に持ち私の目の前まで、ゆっくりと歩を進め流麗な所作で、跪き右手を胸に当て、左手に持ったソーサーとティーカップを私に捧げる様に差し出し片膝立ちに跪き芝居がかった声で言いました。


 「ーああ!灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)!お前は、何故!灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)何だ?ー」ーーと。


 推しとアフタヌーンティー略して♡推しヌン♡に伺ったら推しが紅茶片膝立ち王子様になっておりました♡

 ーーえっ!?何これ!?推しが可愛い♡(^q^)♡

 ーー何か、めっちゃ大根役者感あって可愛い♡(^q^)♡

 ーー台詞?の、棒読み感がたまらない♡(^q^)♡


 私は取り敢えず「ーーああ!《紅茶追放王子様》!何故、貴方は、《紅茶追放王子様》なのですか!?」と、差し出された紅茶を受け取りお返し致しました♡


 すると《紅茶追放王子様》は、私の前に片膝立ちで跪いた儘に、一級フラグ建築士な名探偵の如く思わせぶりな思案顔で、華奢な造りの思わず顎クイをしたくなるような繊細な顎に細い指を当て、美麗な彫刻の如く考える人となりし暫し考える。


 《紅茶片膝立ち王子様》は、私を上目遣いに見上げーー。

 「…俺は、密かに紅茶を作って庶民に流していた。頭の固いクソ親父(ドルジェリン王国の国王(ドルジェリン二世)の事だよ)は、『腐った葉の煮汁を大事な国民に飲ませるとは何事か!!』と言う罪状で、王都から俺を追放した…そして、俺は《紅茶追放王子》となり。賢く心優しい兄上の計らいにより今、此処に居る…『デージョには、自由に心の儘に生きて欲しい。王都は弟には窮屈だろう…辺境の地で辺境伯となり…あの子の好きな《紅茶》を好きなだけ作ると良い。その地の名産品にでもなれば、没落したピクセル家も悪役令嬢も救え…軈て父上も《紅茶》をお認めになるだろう…』…兄上は、そう言ってくれたらしいが、俺は、兄上程、賢くも無いし。心優しくも無い。クソ親父(ドルジェリン王国の国王(ドルジェリン二世)の事だよ)に《紅茶》を認めさせ。《紅茶》を此の地の名産品にしたいとは思うが、俺は、灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)…お前の事が、怖い…没落したピクルス家も、お前も、きっと、臆病な俺には、救えない…だから…コンニャクを、婚約を破棄してくれないか?」

 そう告げて《紅茶追放王子様》はードルジェリン王国の第二王子ー《デージョ・ヴ・ドルジェリン》王子様は、紅茶色に揺らめく瞳から一筋、綺麗な涙をお流しになりました。


 ……私は、尊すぎる《紅茶追放王子様》のもとに膝を折り煌めく涙を指で掬う……。


 「…デージョ王子様…ピクルス家では無く、ピクセル家で御座います」一言訂正させて頂いてから…没落したピクセル家を…私の事を救えない…と。心を痛める王子様。自分の事を心優しく無いと言う。心優しい王子様。自分の事を臆病だと言う。怖いものを正直に怖いと言える。ちゃんと涙を流せる。強くて、繊細な心を持つ…王子様…。正直で着飾らない美しい魂を持つ。ー私の理想の王子様ーその涙で濡れる尊い目元へ一つKissを贈る。


 「ー貴方の涙も笑顔も全てを私は受け止めたいー心からそう思っています。貴方は…ー私の理想の王子様ー…そして、私は生まれながらに《悪役令嬢》で御座います…そう、設定されて(決められて)おります…コンニャク…婚約破棄の件は、今夜の夕食(ディナー)の後に致しましょう……」

 そう告げて、私はデージョ王子様の手を取り立ち上がる。


 「さぁ♡デージョ王子様♡私とアフタヌーンティーを致しましょう♡貴方と紅茶を飲めるなら♡私は救われます♡」


 「…灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)…」


 「推しとアフタヌーンティー略して♡推しヌン♡此の素晴らしい紅茶時間(ティータイム)の他に大事なものが御座いまして?」


 ……ここまで、お茶を濁してきましたが……

 ……今夜、心優しき私の《紅茶追放王子様》貴方に……

 ……私の飾らない真心を贈りましょう……

 ……貴方が、尊い涙を流すのならば……

 ……貴方が、その綺麗な心を痛めるのなら……

 ……私は、愛する貴方の事を……


 ーーコンニャク、婚約破棄は、ーー

 ーー夕食(ディナー)の後に、致しましょうーー


 ……ですから。今、この一時は……

 ……Tea For you(貴方のために紅茶を)……

 

 ーー私は紅茶と貴方を繋ぐ架け橋でありたいのですーー


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