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婚約破棄悪役令嬢と紅茶追放王子の異世界ロマンス〜アカウント停止されたと思ったら推しとアフタヌーンティーしてた〜  作者: ナロージュ•ピクセル


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11/33

〜■D11□D噛まずに言えますか?絶対全開婚約破棄宣言!!〜

 「ーデージョ王子は、誠に方向音痴でございますねー(わたくし)達が、今いる場所は、王子が《アフタヌーンティー王子様》をしていらした中庭も全て含めてピクセル家の領域内でございますよ」

 スロットブランジェリー(←※《モンストロ・ブラン》の事を言ってるよ)に向かい俺は腹の底から叫んだ!!

 

 「はぁーーーー!?」


 腹の底から叫ぶ俺を見てモンキーブラックホール(←※《モンストロ・ブラン》の事を言ってるよ)は、遠慮なく爆笑しやがった。


 「ハハッ!ふふふッ!王子っ!迷わずピクセル家の方へっ、走ってゆかれたので、ぶふっ!面白すぎて、ぶはっ!」


 「…テメェ…この野郎!笑いすぎだからなぁ!」

 ちょっともう!恥ずかし過ぎて恥ずか死しそうだ!!

 恥ずかし過ぎて、ちょっともう泣いてますっ!!


 そして、このクソムカつく執事!!

 モーニングブレッド(←※《モンストロ・ブラン》の事を言ってるよ)も笑いすぎて、ちょっともう泣いてるし……。


 こうして方向音痴過ぎて恥ずか死しそうで涙目になりながら俺は笑い過ぎて笑死千万(←※千万に笑い過ぎて死にそうの意味)な涙目のモーメントブロッコリー(←※《モンストロ・ブラン》の事だよ)にピクセル家へと連行された。


 と言うかコイツは一度、死に腐った方が良いと思う。笑うモスキートーンブランデー(←※《モンストロ・ブラン》の事を言ってるよ)を睨んで俺は心の中で思った。


 そしてなんかもう恥ずかしいやらなんやらで怒りが頂点に達した俺は心の中で決意する!!このコンニャクを破棄してやる!!と。……違う。噛んだ。このコンニャク……落ち着け。馬車から逃亡する前は、ちゃんと言えてたじゃないか。走りすぎてちょっと疲れただけだ。大丈夫(でぇーじょぶ)だ!!デージョ!!俺の名前は大抵なんでも大丈夫(でぇーじょぶ)だ!!と。言う想いを込めて母さん(マーガリン王妃)が名付けてくれた名前なのだからな!!大抵の事は大丈夫(でぇーじょぶ)だ!!因みに兄さん(ダージョ王子)の名前も大丈夫(だいじょうぶ)のダージョだ!!そしてこれまた因みに妹(グッジョ姫)の名前はグッジョブのグッジョだ!!全て母さん(マーガリン王妃)が名付けた素敵過ぎる名前だ!!


 ……ンンッ!心の中で、心の喉を整える……。


 ーーこの…コンヤク(・・・・)を破棄させて貰う!!



      ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆



 「それにしてもデージョ王子が全速力でピクセル家へと逃亡してくださったお陰様で予定より早く到着致しましたね」


 モンモンブラブラ(←※《モンストロ・ブラン》の事を言ってるよ)の発言がいちいち癪に障りムカつくが構っている暇はない!もう後、小一時間もすれば俺は灰汁抜き蓮根(←※悪役令嬢の事)とコンニャク…クソッ…また噛んだ。コンヤク(・・・・)だ!!婚約させられてしまうのだ!!兎にも角にも俺は絶対にこのコンニャクを…クソッ…またしても噛んだ。コンヤク(・・・・)だ!!この婚約を破棄させて貰うっ!!と。コンニャク破棄…クソがっ…コンニャクを破棄してどうすんだ!!コンヤク(・・・・)だ!!婚約を破棄してやるんだ!!絶対コンニャク破棄宣言だ!!……違う。コンヤク(・・・・)だ!!絶対全開婚約破棄宣言だ!!

 

 灰汁抜き蓮根(←※悪役令嬢の事)に絶対全開コンニャク破棄宣言してやるんだっ!!……違う。コンヤク(・・・・)だ!!絶対全開婚約破棄宣言してやるんだっ!!

 その為に先ずは、この色々とメンタルぐだぐだで御存知の通り噛みまくりのコンニャク破棄を…違う…。コンヤク(・・・・)だ!婚約破棄だ!其れを噛まずに言える様に宣言出来る様に残された小一時間で練習するしかないっ!練習あるのみだっ!と。俺は己を鼓舞しながら練習に勤しむ。


 「…この…コンニャク…いや、…コンヤク(・・・・)…婚約を破棄させて貰うっ…!このコンニャク…クソっ…コンヤク(・・・・)だ…婚約を破棄させて貰うっ!」


 「王子?先程から何をブツクサ仰ってられます?」

 

 「うるせー!モロダシブランブラン!!(←※《モンストロ・ブラン》の事を言ってるよ)練習してンだよっ!このコンニャク!クソッ!コンヤク(・・・・)だっ!!婚約を破棄させて貰うっ!てな俺は絶対全開コンニャク…違う…コンヤク(・・・・)だっ!!婚約破棄宣言すンだよ!!灰汁抜き蓮根(←※悪役令嬢の事)によォ!!」


 控室に俺の噛み噛みコンニャク…違う…コンヤク(・・・・)だっ!!婚約破棄宣言をする宣言が響き渡る!!


 「…王子…何だかもう色々とぐだぐだで御座います」


 「うるせー!!もう時間だろォがっ!!行くぞ!!」

 俺は控室のドアをーーバンッッ!!と無駄に勢い良く開け灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)の居る豪奢な広間へ勇み足で進む!


 「王子お考え直しを!!そもそも貴方噛まずに言えますか?絶対全開婚約破棄宣言!!」


 「うるさい!!黙れっ!!」


 「王子!!落ち着いて下さい!!」

 

 「うるさい!!黙れっ!!」


 「お考え直しを!!」


 「良く考えた結果だっ!!」


 言い争いながらも俺は、気合い満々落ちぶれても貴族風情の豪華絢爛に無駄に長い廊下を大股で進みーーーー。



 ーーバァーーーーンッッッ!!!!

 態と烈しい音を立て広間の豪奢な扉を開いてやった!!

 結構大きな扉だけども開けた俺って凄いッ(゜д゜)!!

 ーーと。内心で己に己が一番驚いていたがーー。

 ……今は、そんなことよりも……俺は、

 ……広間にいる驚き俺を凝視する人々に向け。

 ……そして何より灰汁抜き蓮根(悪役令嬢)に向け言い放ってやったーー!!


 「ーこの婚約を破棄させて貰うっ!!!!ー」


 ーーうっしゃぁ!!噛まずに言えたぜ!!

 ーー言ったったで!!絶対全開婚約破棄宣言!!

 

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