怪物との出会い
魔理沙の呼びかけも届かず、空から落ちてきた「物」は霊夢に直撃した。
「痛っ!何よこれ?」
そう言って地面に転がっている「物」を取った
「んー?ほんとになんだ?これ?」
魔理沙も駆け寄り霊夢の手を覗いた。その時空から落ちてきた「人」に今度は二人とも直撃した。
「いつつつつ…今度は何だぁ?また変な物か?…いや!違う!おい霊夢!人だ!人が落ちてきたぞ!
ん?おい?…あ、気絶してる…」
人二人分の体重が背中や頭に直撃した霊夢は目を回して気絶していた。そんな霊夢を横目に魔理沙は落ちてきた「人」に問いかけをしていた。
「おーい。聞こえてるかー?…ダメだな。こりゃ神社の中で待つしかないな。とりあえず二人とも運ぶか。」
神社の中に二人とも運び終えた魔理沙は迷っていた
「んー?どうしよう?とりあえず紫に伝えるべきか?それとも黙って治るのを待つか?」
その時、落ちてきた「人」が叫んだ。
「ん…やめ…やめろ…うわああああっっ!!」
よほど悪い悪夢を見ていたのか汗びっしょりで起きた「人」に魔理沙は不思議に思いながらも話しかけた。
「うおっ!ああ!起きたか!」
「え?あなた誰ですか?ここは…?」