1話
初投稿よく分からないことだらけですが、どうぞよろしくお願いします!
1話 記憶の無い神
街は平和で、人々は平凡で、何ら変わりない日々、そんな街に1人の少年がいました。
「おーい、ゼウスー!」
「はぁ...んだよ、水」
「焼きそば食べに行こーぜ!」
「いやまだ俺そんなにお腹すいてねーし...」
ゼウスと呼ばれている彼は絶架 臼木平凡な
普通の少年、そして、この話をかけてきた少女は流石 水スポーツが大好きな元気っ子!
「なんでぇ!そんな冷たいこと言わんくてもいいじゃーん!」
「いやいや、むしろさっきまでメロンパンと焼きそばパン食べてたヤツが、
なんでもうお腹すいてんの?てか、焼きそば好き過ぎないか?!」
「あ、焼きそばパン食べたんだった。」
「お前は馬鹿か、分かったらさっさと...」
「じゃあ、お好み焼き行くか!」
「人の話を聴けぇぇ!」
この2人今はこんなに平和そうな会話をしている学生だが、数日前まではこの街を守った英雄の一員だった。
「この街も随分と平和になったねぇゼウスー!」
「てか、もうそろその呼び方辞めてくんね...?」
「えぇー!もう3日もこの呼び方してたら変えらんないよ!」
「まだ3日だわ!!!」
「まあ、あの事件があってからまだ3日って考えると、ゼウスすごい能力だなって思う!」
「...」
「どしたの?」
「あぁ、そうだな…」
「だよねぇ!」
そう、この少年臼木には街を救った記憶が一切無かったのであった。
「あ、そうだ、お、お好み焼き食べに行くか!」
「お!そう来なくっちゃー!でも今はたこ焼きが食べたい!」
「自分勝手な奴だな...」
「早く早くー!」
「はいはい!...俺が、何したって言うんだよ......」