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7/7

7.終わっちゃった

 「実は…私、村上くんのことが好きなの。いつも応援をしてみんなに勇気をくれているのかっこいいなって思うし私が無茶なことを言っても受け入れてくれているとこに私、惹かれて…。お願い致します、付き合ってください。」

 思いは伝えるだけ伝えた。あとは村上くんからいいよの返事を貰うだけ。お願い…。

 「ありがとう、付き合いたい…けどこれだけは聞いてほしいんだ。」

 え、なに…。もしかして無理とかないよね…。

 「実は僕、引っ越すんだ。3月頃に。」

 引っ越す…ってどうしてなの…。今更引っ越すのをやめてなんて言えないし…。

 「僕もやだだけども親の都合で香川に行くんだ。ここからはかなり離れているから付き合ったとして少しの間だけなんだ。…わがままになるけどこれでもいいなら僕もいいよ。」

 いいよの返事はもらったけども素直にいいよと言えない。なんだろうこのモヤモヤは…。今まで頑張っていたのってなんだろう。   

 けど…村上くんとは付き合いたい…。短い間だけでも…。

 「……うん、大丈夫だよ。」

 「本当にごめん…短い間だけども改めてよろしくね。金子ちゃん。」

 本当に良かったのかな…。この結果は。

 その後また少し歩いて解散。歩いている間はなんかぼーっとしていた感じがした。

 そして年も明けて受験、私はなんとか近くの公立校に行けた。村上くんは推薦で合格。やっぱりすごい、村上くん。

 受験が終わっても定期的に会っては勉強はおしえてもらってる。この時間が私にとっては幸せだったから。 

 しばらくして村上くんが引っ越す日、私は村上くんと学校から比較的近い公園であった。

 「短い間だったけどもありがとう、楽しかったよ金子ちゃん。」

 「私もありがとう。また会えたら付き合おうね。」

 そんなことを言って村上くんとは別れちゃった。

 そして4年後、私は大学生になった。高校生の時はやっぱり村上くんのことを思っていた。

 暇だったから中学校の近くにある公園で休んでおくことにした。懐かしいな、ここ。

 そんなことを思っていたらなんだか似覚えのある人がいた。青っぽいジーンズに黒いコート、カピバーガーと書いてある服の男性の人。

 なんか私、笑っちゃった。

今までご愛読ありがとうございました。

もしかしたら少し付け加えて新バージョンで出すかもしれないのでその時はまたよろしくお願い致します。

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