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ガチャ688回目:スキル確認③

「アイラ、物理3種の耐性スキルの在庫、全部出して」

「畏まりました」


 『斬撃耐性Lv2』3264個。 ⇒ 26万1120P

 『斬撃耐性Lv5』331個。 ⇒ 6万7640P

 『貫通耐性Lv2』3273個。 ⇒ 26万1840P

 『貫通耐性Lv4』1個。 ⇒ 160P

 『貫通耐性Lv5』333個。 ⇒ 6万8040P

 『打撃耐性Lv2』3261個。 ⇒ 26万0880P

 『打撃耐性Lv5』331個。 ⇒ 6万7640P


 合計、98万7320P


 ……本当に稼ぎに行く必要ないじゃん。


「じゃあ『テイム』はⅩにしちゃって、ついでに全員分の『浮遊術』はMAXにしちゃうか」


 彼女達11人分+エスとシルヴィ、それからイリスとモル君の計15個分の『浮遊術』をMAXにして配った。

 んじゃ、改めて『テイム』の詳細を見ていこうかな。ⅤからⅨにあげた時は結局詳細は見ないで我慢してたんだよなー。


 名称:テイムⅩ

 品格:≪最高≫エピック

 種類:パッシブスキル

 説明:動物型モンスターを手懐ける事が可能なスキル。自身のモンスターを譲渡する場合、相手もテイムスキルを取得している必要がある。

 ★1度テイムに失敗したモンスターは、テイム成功確率が著しく低下する。

 ★成功率は対象とのステータス差などで変動する。

 ★レベルに応じて対象の種族、同時使役可能なモンスターの数が増加する。

 ★対象モンスター:動物型、鳥獣型、水生型、昆虫型、植物型、爬虫類型、不定形型、無機質型、人型、超常種。

 ★LvMAXボーナス:特殊モンスター【大】。

 ★LvMAXボーナス:ユニークモンスター。

 ★使役可能数:10体。


「おお……」

「あれ? このスキル、もしかしなくともヤバいんじゃない?」

「『超常種』が何を指しているかにもよりますけど、今回戦ったようなドラゴンでも『テイム』できてしまうんじゃ……」

「旦那様、ドラゴンテイマーになるんですの?」

「解釈次第では、なんでも『テイム』できそうではありますね」

「ん。ショウタ、大精霊もいけちゃう?」

「映像を見る限り、アレは『超常種』でもあり『不定形型』とも言えるよね」

「お兄さんが大精霊4体揃えたら、もう誰も勝てないんじゃない?」

「お兄ちゃん。ペットを増やすのは良いけど、お家に入れるサイズにしてよね?」

「確かに、ドラゴンなどはペットにできても家には入れませんね。番犬としてはこれ以上なく優秀ですので、某も憧れはありますが……」

「ドラゴンをペットにしてしまったら、食費がすごい事になりそうですわね」

「ボク達の分まで食べられるのはやだなー。カッコいいとは思うけどねー」

「だけど、そんな存在を『テイム』したら、もうお兄様に歯向かおうとする人はいなくなるでしょうね」

「あたしとしては可愛いのをペットにして欲しいなー☆」


 皆楽しそうにしてるが、もっぱらの話題はドラゴンを『テイム』できるかどうかってところか。個人的には『超常種』よりも、この区分リストには存在していない『竜型』とか、完全に別枠で区分されていそうな気がするんだよな。だから、ドラゴンに『テイム』を使用しても、捕まえられる気がしないんだよな。

 そう説明すると、皆納得してくれたようだ。あんなに盛り上がってたのに、随分あっさりだな。


「そりゃ、お兄様の『直感』がそうだと思ったのなら、それが事実でしょ☆」


 皆がうんうんと頷いた。


「まあ、そうなるか」


 あと、表記上レアモンスターもいけそうではあるけど、ダンジョンボスはどういう判定になるかが分からないんだよな。その辺はちょっとやってみないとってところだが、あんまりデカすぎると今度は本当に食費の問題が出てくるんだよな。

 俺はちらりと、うちにいる第一ペットに目を向けた。


『キュ?』


 もう完全にうちの子として馴染んでるモル君は、いつも通りカスミ達に揉みくちゃにされていた。本人も撫でられるのはまんざらではないようだし、着脱式の手のドリルもついてないと、モンスターじゃなくて普通に馬鹿でかいモグラだよな。


「モル君のお友達が増えるのは、まだもうちょっとかかるかもな」

『キュキュー』


 今まで潜って来たダンジョンで『テイム』したくなるような存在は、力量で見ると本当に大精霊くらいしか思い浮かばないが、エンリルが得たように残る『真なる力』スキルは直接欲しいところだし、撃破後リポップする保証もない。

 結局、捕まえたくなるようなモンスターなんていないんだよな。まあ、取得はするけども。


「んじゃ最後に、スキルの振り分けをしていくか。イズミ、『真鑑定』だけど――」

「あたしはいいよー。お兄様のをコピーさせてもらうから☆」

「あー、その手があったか」


 いや、待てよ? わざわざそんなことしなくても……。

 まあでも、とりあえずは現状手元にある『真鑑定』の活用方法か。


「この『真鑑定Lv5』は『伝説(レジェンダリー)』だけど、MAXまでは2段階だけだし上げてしまってと」


 消費ポイントは、5⇒7だから、(960×5)+(960×6)で10560。それが2つか。安いな。

 一応視ておくか。


 名前:真鑑定LvMAX

 品格:≪伝説≫レジェンダリー

 種類:ユニークスキル

 説明:鑑定の上位スキル。鑑定では見れない情報も確認できるようになる。

 ★Lv1:武器・防具レベル 調査機能解放。

 ★Lv2:アイテムの説明欄 調査機能解放。

 ★Lv3:品格/魔法/武技スキル 調査機能解放。

 ★Lv4:ステータス内のスキル詳細 閲覧機能解放。

 ★Lv5:鑑定妨害及び、同レベルまでの鑑定偽装による隠蔽効果を完全無効化。

 ★Lv6:ごく一部の隠し表記を表示させる可能性がある。

 ★LvMAX:一部の隠し表記を表示させる可能性がある。また、別の看破スキルと複合利用することで効果が上昇する事がある。


 ……ふむ、複合利用か。俺がLvMAXを取得したタイミングは696の第四層だったな。パンドラの秘密を暴けたのもこれのおかげだったりするのかもな。

 逆に、『真理の眼』や『解析の魔眼』が無ければLvMAXにする意味はあんまり無いのかもな。


「んじゃこの2つを……アキとアヤネに渡すね」

「渡してくれるのは嬉しいけど……今回の事もあるし、あたし達は今後はついていけないと思うわよ?」

「そうですわ。寂しいですけど、前線で活躍するメンバーの方が良いと思いますわ」

「……いや。2人に受け取って欲しい。それとその懸念はすぐ解消されるだろうし」

「「??」」


 2人が不思議そうな顔をしているが、この問題はすぐにでも解決できそうなのだ。


「アイラ、普通の『鑑定』スキルは、サクヤさんのところで獲れるんだろ?」

「はい」

「なら、Lv1を人数分買ってきて、圧縮と強化で全員LvMAXを取得してしまえばいい」


 これで、彼女達の懸念も払拭されるだろう。まあ、多少ポイントの補充は必要だろうけどな。

読者の皆様へ


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