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レベルガチャ~ハズレステータス『運』が結局一番重要だった件~【コミカライズ第3巻 4/15に発売決定!】  作者: 皇 雪火
第二十九章 深海ダンジョン 後編

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ガチャ1116回目:新ペット紹介

 夕食後、ちゃんと待っていてくれたロシアのお偉方との公的な会談は多少長引いた。そうなったのも全部、嫁達の指示に従ったからなのだが。

 なんというかその会議では、最初は大統領と協会長による謝罪から始まったんだが、途中から偉そうな官僚がやってきてダンジョンの管理だとか、他のダンジョンの支配だとか、輸出の話だとか色々な話を提案してきたんだよな。その件はサクヤさんを通してある程度流れは決まっていたようなんだが、『強奪者』のゴタゴタもあってか詫びの気持ちで日本側の利益をプラスした内容を提示する事で誠意を見せようとしていたらしい。

 ただ、問題があるとすれば俺がいまいちその内容を理解していなかった事にある。色々提案されはしたが正直何言ってるのか分からなかったので、嫁達の指示通りしばらく無反応を貫き、更に要求を下げてきた辺りでサクヤさんをビデオ通話で召喚。その後は彼女に丸投げしたのだった。

 元々そういう段取りではあったが、やっぱ俺には政治とかよくわからなかったな。ダンジョン攻略における駆け引きはワクワクするけど、政治の駆け引きとか微塵も興味が湧かなかったのだ。まあ、こちらとしてはちゃんと双方にメリットのある感じで話を付けてくれないと俺の流儀に反するんだけど……この話の責任者はサクヤさんだし、俺の意を汲んでちゃんと加減はしてくれるでしょ。

 ちなみに政治はチンプンカンプンだったので全スルーしたが、『強奪者』の処遇に関してはちゃんと聞き耳を立てていた。奴はサクヤさんの息が掛かったレッドカラー専用施設に収容されるらしい。それが聞けただけで俺は満足だった。



◇◇◇◇◇◇◇◇



「ただいまー」


 夕食を摂ったり会談を受けたりして向こうの時間で20時を越えてしまっていた為、日本とは6時間の時差がある関係で家に着いたのは深夜の2時過ぎだったのだが……。


「「「「「「「「「「おかえりなさい!」」」」」」」」」」

『ゴー!』

『ポポー!』

『プルプル!』

『キュイ~!』

『~♪♪』

『おかえりなさいませ、主君』


 嫁達もエンキ達もしっかりと出迎えてくれた。流石に子供たちはベビーベッドで夢の世界に入っていたようだが、愛くるしい寝顔が見れただけで十分だ。


「……ん?」


 なんだ?

 赤ちゃん達のベッドには見覚えのあるようで記憶とは少し異なる魔導具が設置されていた。


 名称:改良型・封音の魔導具

 品格:≪伝説≫レジェンダリー

 種別:魔導具

 説明:ダンジョン技術を用いて人の手で作られた消音・防音の魔道具。タマモによって改良が施されている。事前に範囲と効果を設定し、スイッチを入れる事で魔石からエネルギーの抽出を開始し、設定通りの結界エリアが自動で展開される。再びスイッチを押すか、充電された魔石のエネルギーが切れるまで結界は発動し続ける。

 結界外の音:防音ON-削減率98%-

 結界内の音:消音OFF

 製作者:タマモ


「あー……」


 つまりこれはあれだな。赤ちゃん達の寝ているベッドの外でどれだけ騒ごうと子供達には極小の音しか届かず、子供たちが起きればその声は素通りして聞こえてくると。これまたクッソ便利なものを……。タマモが頑張ってくれたんだな。

 この場にはいないけど、きっとサクヤさんの傍で頑張ってるんだろう。あとでめいっぱい褒めてあげないとな。


「まあそれはさておき」


 今は目の前の嫁達だ。1人1人順番にハグしていこう。

 そうして1人ずつじっくりと時間を掛けて抱きしめ、10人全員と気持ちを交わし合い、エンキ達も順番に抱き上げたところで、新メンバーを紹介する。


「ルミナス、おいでー」

『キュキュ~!』


 家の外でアズ達と一緒に待機してもらっていたルミナスを呼ぶ。彼はポヨンポヨンと床を腹ばいになりながらやってきて、巨大な身体で甘えてくる。『弱体化』前までならすっ飛んで来てダイブしてきたところだが、今ではその巨体を動かすだけで精いっぱいらしい。そのうえ、屋内はスキル禁止と伝えてるからな。水を使った移動もできない為、移動には毎回苦労を掛けるが、頑張って慣れて欲しいところだ。


「「「「キャ~!」」」」

「「「「「可愛い~!!」」」」」

「これは、とても愛くるしいですね」

「ルミナス、ここにいる皆も俺の家族だから、よろしくしてやってくれな」

『キュ~♪』


 そんなルミナスの反応に、皆もうメロメロだった。それでも自制心はちゃんとあるので、ちゃんと触らずに眺めるだけで我慢していた。

 ……うちの嫁達ですらこれなら、一般公開したら大変な事になるのでは?? 『認識阻害Ⅴ』だけでも封印解除して、弱めの阻害で誤魔化してもらうとかも必要かもしれないな。まあ、そこはおいおいだな。

 さて、嫁達には我慢を強いる気はないのでさっさと許可を貰おう。


「ルミナス。皆お前を撫でたいってさ。撫でさせてあげても良いか?」

『キュ!』

「良いって~」

 

 それからはルミナスは皆に囲まれて揉みくちゃにされるのだった。その気持ちは分かるぞ~。


『はぅ。私が来た時の事を思い出します……』

「キュビラ、めっちゃモフられてたもんな~」


 『テイム』直後とかもそうだけど。

 てか、それは今もか。家にいる時は、大体嫁の誰かにモフられてるんだよな。ルミナスのボディーもキュビラのモフモフも中毒性が高すぎるのが悪いのだ。

 んじゃ、俺はその間に子供達に挨拶してこよっかなー。

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