名前と顔が覚えられない!?
僕は子供の頃から、人の名前と顔が覚えられないで困っている、、、!
こんな僕だから、友だちにもそうで、、、。
『今日は、レオ君のお家で遊びたいな~』
『いいよ~ゆたか君と空君とえーと? 誰だっけ!?』
『・・・えぇ!? 嘘でしょ? ボクの名前忘れちゃったの?』
『・・・ごめん! ド忘れしちゃったかな、、、?』
『ボクの名前は、春斗だよ!』
『そうそう! 春斗君だ! みんなでお家においでよ~』
『うん! いいよ~!』
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まだ子供の頃は良かったけど、、、?
大人になってくるとやっぱりこれは! キツイなと思うようになってきてた...!
僕が高校生の時の事、、、。
『おい? レオ! 今日さ~お前の家に遊びに行ってもいい、、、?』
『あぁ! いいよ~』
『アイツも一緒に行くから!』
『えぇ!? 名前何だっけ、、、!?』
『それヤバいだろう? 俺たちずっと2年間も一緒にいるのに、お前はアイツ
の名前も覚えてないのかよ、、、!!!』
『・・・ごめん、』
『俺に謝っても仕方ないだろう! アイツに直接謝れよ!』
『ごめん、名前何だっけ!?』
『・・・・・・嘘だろう? おれの名前覚えてないのかよ! いいよ! おれは
もう行かないから!』
『・・・俺も今日、行くのやめとくわ~』
『・・・・・・』
・・・僕は、二人を怒らせてしまって長い間、喋ってもらえなかった。
高校の卒業式の日にやっと、二人が僕を許してくれた...。
『レオはさ~ 名前覚えられない以外はいいやつだから! 許してやるよ~』
『・・・本当にごめん、』
『そういう、【病気】なんだと思うようにするよ!』
『そうそう! 病気なんだよ~だから仕方がないよな~』
『・・・ありがとう。』
『もういいよな~』
『あぁ! もういいよ!』
『・・・・・・』
▽
そして僕も社会人になって、、、。
名前を覚えることが凄く増えていくのだけど、、、?
【相手の名前と顔が覚えられない!】
僕が仕事で取引先に行くと、、、。
何時も僕の担当をしてくれている、、、 『えぇ!? 誰だっけ!?』
『あぁ~どうもどうも! 田中さんとこの商品が凄くいいので、もう少し
在庫があるなら、うちにもう少し回してほしいんだけど、、、?』
『勿論! いいですよ~ 在庫も残ってるのであるだけ持ってきますねぇ~!』
『それより、田中さんは好きなモノとかあるの、、、?』
『僕ですか? この時期だとビールがやっぱり美味しいですよねぇ~』
『それは良かった! 今度うちでビアガーデンするんで良かったら来ませんか?』
『・・・えぇ!? いいんですか?』
『勿論ですよ~田中さんには何時もお世話になってますからね。』
『じゃ~お言葉に甘えて!』
『次の日曜日のPM18:00にここで!』
『ははい!』
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僕は、あの時ヒヤヒヤしていた、この人の名前が出てこない、、、!
もし、名前を言わないといけなかったらどうしようと、、、?
家に帰るなり僕は早速、名刺を取り出し名前を確認していた。
『杉山 勝則さんだった! そうだ! そうだ! 杉山さんだ!!!
これは本当に名前を覚えてないとヤバいな~』
*
そして日曜日、ビアガーデンに誘われた時間に着くと、、、?
物凄い豪華な料理が並んでいた、、、!
お酒も種類がたくさんあってびっくり!!!
『おーい! こっちですよ~田中さん!』
『どうもどうも! 呼んでくださってありがとうございます!』
『まあ~カタい話は抜きで! 今日はみんなで飲みましょう~』
『ははい!』
杉山さんのところで働いている従業員のみんなも盛り上がっていた、、、!
『しかし田中さんは、仕事は出来るし! 美男だからモテるでしょ~』
『僕ですか? 全然モテませんよ~』
『また~そんな事言って~』
『・・・それとずっと気になっていた事があったんですが聞いてもいいですか?』
『・・・えぇ! 何でも聞いてくださいよ~』
『ワタシの名前覚えてますか、、、?』
『・・・・・・急に、どうしたんですか、、、?』
『田中さんとは長い付き合いですが、名前を呼ばれた事が1度もなかった
から? ひょっとしたらと思って、でもまさかそれはないですよねぇ~』
『勿論、そんな事ないですよ~』
『じゃ~ワタシの名前を言ってみてください!』
『・・・えーと、、、?』
『・・・はい?』
『・・・すすすす杉山さんですよね!』
『あぁ、はい! そうです、そうです! 良かった、覚えてくれていて~!』
【この時ほど、ホッとしたことはない!!!】
最後までお読みいただきありがとうございます。




