二十話目 依頼
大分休んでしまった(´;ω;`)
これで一区切りかな?
ソハルがとった宿はそこら辺の建物に比べると外見が悪かったが、中は外とは見違えるくらい綺麗な宿だった。ここまで綺麗なのを維持するのはなかなか大変なことだとラルクには分かる。もしソハルがこれを知らずに取ったのであれば運がいいのだろう。
「フッ」
何故かソハルがこっちを見て笑う。なんでしょうか。初見で見抜いたってことを自慢したいんでしょうか。
そんなの知るかぁ! 見抜いたってどうでも良くない!?
外見だけを見て、中が綺麗と分かられてもそれはそれでソハルは第六感を発現してる訳でもあるまいし。突然占い師に転職するとか言われてもその風貌じゃあ客は寄ってこないでしょ。だって厳ついし。男で占い師って何か違うんだよね。うん。なんかフード被った怪しめの女の人って言うイメージ? というかおばあちゃんのしわくちゃの手の中にある水晶玉みたいな感じ?
でもあの「フッ」はなんか負けた気にさせられる。なんとなくイラッとするから!
そんなことを考えるラルクの横でソハルは看板娘と話し続ける。
「冒険者カードはありますか?」
「あぁ、ある。」
「では提示をお願いします。」
ソハルがポーチと呼ばれる腰に巻いたバックからカードを取り出す。
冒険者なら誰でも持ち歩く一品だ。ちなみにソハルが持つこのポーチはコンパクトな外見とは裏腹に意外と物がよく入る。まあ凄くたくさん入るって事でもないんだけども。もちろんポーチの入口より大きいものが入っていることは見たことない。それはどんな魔法の道具だ。倉庫が要らなくなってしまう。
「本物ですね。何日取られますでしょうか」
「5日で」
「分かりました。5日ですと200yになります。 あ、もしそちらの方が別部屋を希望するということであれば400yになりますが?」
「いや、一部屋でいい」
またポーチからお金を取り出す。やっぱりポーチは便利。持っといた方が良さそう。その方が何かとね。
「はい。丁度ですね。ではこの鍵についている203の部屋があなた達の部屋になります。あなたに幸運を」
「幸運を」
そう言ってソハルが返すと、宿の看板娘はお辞儀をした後、奥へと引っ込んだ。
ソハルってやっぱり人見知りだよね。口数少ないもんな。仲のいい人だと笑顔とか見せてるけど。例えば……あ、あの人あの武器屋の人との会話は普通だったからな。顔もそんなに話しかけやすいって感じじゃあ無いからね。
もちろん中が綺麗なだけあって部屋も綺麗でぐっすりと寝れました。でもソハルのいびきが最近うるさいのが難点です。おかげで寝付きが悪くて困ってます。
「これが依頼表だな」
そうソハルが視線を向けた先には板に貼り付けられた紙、紙、紙。何ヶ所にも釘の跡のようなものがある。その前に集まる人だかりは恐らく同業者だろう。依頼書を手に取り受付に向かう者、どんな依頼があるか眺めている者、その依頼書を貼っていくギルドの職員。きっと彼らにとってはこれが日常。
ラルクにはその日常がなんとも魅力的に映っていたのだ。
忘れもしないあの日から。
そしてラルクは冒険の第一歩を踏み出す。
ちなみにここのお金の価値は日本円換算で1y≒100円です。なぜ単位がyかと?
そら……円って書きたくないけど適当なのが思いつかなかったものだからyenから取りました^^;
さて。
鍛冶屋の店主
「ったく。上手くいかないね」
店頭の蛇だけには懲りず内装の所までトカゲやらカナブンやらの模型を鋭意制作中です。やっぱりこの人は美的センスがズレてる。
これにはソハルも驚きの表情!
あまりの精巧さに言葉も出ません!しかしそれでも満足しないのかその模型を店主は投げる!見事にゴミ箱に直行!そのまま部屋の掃除もしてほしいものです。なんてったって足の踏み場がありませんからねぇ。
あ、ふざけました(笑)
ギルドで出てきた強面のおっさん
「おりゃぁぁぁぁぁぁぁ!」
年齢を感じさせない鋭い一撃。その両手剣が唸ります。ここは草原でしょうか? おっとゴブリンがたくさん出てきましたね。恐らく10はいるでしょう。並みの冒険者1人ではなかなかに辛いが?
おおっと!ここで踊りかかった3体を切り伏せる!
やっぱりこのおっさん、並みの冒険者では無かった!
分が悪いと察したかゴブリン。おっさんを囲み切りかかる!どうするおっさん?あ!なんということでしょう。鋭く自分の周りを両手剣で一閃!倒した後に浮かべる笑みは少年のようというギャップ!見習い受付嬢を年齢差の恋へと引きずり込む!?
あ。もっと巫山戯ました笑
でもアフターって書いてて楽しいと思います笑
なんといったってふざけられますからね笑




