十八話目 冒険者組合
いや、色々小説漁っていたら面白いのが出てきちゃって読みまくってました^^;
その時間を取り戻すために課題頑張ったりしてたら書く時間無くなってあれ?
もっと書くのが速かったらこんなこと思わなくていいんじゃない?
自分の書くスピードの遅さを呪いました(笑)
「おーい、起きろぉー朝だー」
バッ!ガツン!
「「いたっ」」
二人で仲良く仰け反る。
「いや、そんなに跳ね上がってくるなよ。ふつーに痛てぇから。朝から元気かよ」
「ソハルこそ顔覗き込むくらいに顔が近いのがいけない。揺すってくれれば起きたのに。今日を楽しみにしてたって事も知ってるでしょ?」
「それしたのに起きなかったけど? さてはお前、昨日眠れなかったんだろ。目の下にクマができてるわ」
「え。揺すって起きなかったら耳元で囁くって何か起こす方法間違ってない……?」
2人ともぶつけた頭を押さえながら言う。もちろん押さえている手の間からは腫れているのがわかるくらいにそっくりに膨らんでいる。
「これから冒険者組合に行くっていうのに格好つかないじゃん……」
「そんなの気にすんな。むしろ頭部の打撲だけで済んでるだけまだマシだろうよ。行ったらわかるだろうだがな」
「いや違うんだよ。そういう事じゃないんだけどなぁ」
「? まあとりあえず行くから準備しろ。」
「……はーい」
眠い目を擦りベッドから降りる。すぐ側にある剣を腰に差す。他に準備するものは特には無い。いやポーチがあったか。急いで背中に背負い、ソハルの後を追って外に出る。
「んじゃまあ行きますかね」
と言うとソハルは歩き始める。ラルクはその後ろについて行く。
初夏を感じさせるような日差しに微風が加わり少し汗ばむ程度の気温。しかしその赤い屋根の建物の中は熱気で包まれているように感じる。シャレスティーンの街にあるひときわ大きい建物――冒険者組合の支部だ。
冒険者組合は定義上帝国の下にあるが、ほとんど帝国は冒険者組合には介入しない。唯一あったのが帝都防衛戦の時。大量の魔物が押し寄せ半壊という未曾有の被害を出した帝国軍が、冒険者組合から冒険者に協力を要請した時だけである。
とは言うものの、その冒険者組合がなくなって困るのはその冒険者達である。その防衛戦には既に義勇軍として参加しているものが多数いた。と言っても軍のように戦いの表に出されることはなく後方支援がほとんどである。何故冒険者も戦わないのかと言われてもそれはまあ色々あって『出さない』のである。強制的にやらされる事は無いが、皆、国を守る気持ちから参加するものが大勢いる。
もちろん帝国軍にそのような希望を抱いた若者が軍に入りたがるのだが、入るためには試練を突破せねばならない。その試練は難しく、諦めて冒険者に流れるものが多い。気概まで失った訳では無いから参加するものも増えるという寸法だ。
ソハルが先行して冒険者組合の建物の中に入る。後ろについて歩けば、周りから刺されているかのように感じる視線。
誰もかれもが自分達に注目している。周りを見れば歴戦の戦士のような人や、賢そうな人もいる。あちらは身軽に動けそうな装備に身を包んでいたり、こちらはいかにも重厚な盾と鎧をつけて歩いている者もいる。
そのほとんどの目線がが自分達に向けられ、仲間と思われる人に囁いたり呟いたりしているのだから、落ち着かないったらありゃしない。
だが、そんなこと気にするかとばかりにカウンターへ向かうソハル。慌ててその後を追って行く。
カウンターに立つのは少しのんびりとした印象を抱かせる女性だった。猫耳なので恐らく獣人であるだろう。その耳は寝ていて、最初の印象通りだ。
特に目元がトロンとしているところがその印象を一層加速させる。綺麗と言うよりかわいいが似合う人だろう。
「ギルドカードを作りたいんだが」
「はい~少々お待ちくださいね〜」
語尾も伸びているせいでこちらまで気が抜けそうである。
「はい~こちらに~必要条項をお書き下さい~」
「ほら、ラルク書いて」
とソハルはいい、こちらに記入用紙と羽ペン、インクを渡してきた。
おじいちゃんの所で文字は書けるようになっていたので名前、出身地、種族、年齢などを書き込む。書き終わったのでその受付の人に返すと、眠そうだった目を開いて驚きを表現した受付の人は、少しぼーっとした後すぐに受け取って奥の部屋に入る。何してるのかと思ったが、少ししてから受付の人は出てきてカードになったそれを渡す。
「はい~。これが〜ギルドカードになります~。無くされると~少々面倒なことになりますので~注意して保管してください~。それを使う時は~依頼を受ける時、依頼を完了した~、もしくは失敗した時に~使いますので~」
間延びしていて眠りに誘われそうになるほどだった。
「ちょっとトイレ行ってくるわ、そこにいて」
「――あぁ、うん」
ラルクは先ほどの受付の人のせいで少し惚けてしまった。ソハルはトイレに向かったようである。そこに居てと言われた事だし、繋がっている酒場の椅子に座ろうとギルドカードを持ったまま振り返ると。
ここは通さないとばかりに強面の冒険者が立っていたのである。
強面の冒険者が立ってたのさ。
そらもう顔にも防具にも古傷が残ってるようなめちゃめちゃ強そうな人。
僕ならダッシュで逃げたいεεεεεヾ(*´ー`)ノトンズラッ
【改稿】
題名の番号を直しました。
受付の人の表現、あと読みやすいように改行しときました。
読みやすさ重視だからねっ!




