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その刀を下ろして、帯刀男子さま!  作者: 月見七春
第四十四章 はるやすみ。

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第四百八十七話

 



 発端は好きな先輩の双子の兄に届いたメール。

 名前をエリザ。それは悪辣に身をやつした男を連れてきた使者。

 送られてきた内容は単純。


『手はいくつも用意するもの』


 添付された画像には端末を抱いて微笑む人。

 それは兄が俺に命じた作戦の失敗を意味していた。

 なにをしたかって?


『八葉カゲロウ。きみの真なる御霊にて、彼らの情報すべてを盗んでもらう』


 そう命じた彼の言葉に従い、愛するクラスメイトこと青澄春灯にまつわるなにかを盗み出すこと。

 端末を抱えた男たちに刀を突きつけ、気づかれずに盗み出した。

 けれどどうやら、エリザは違う手を選んだらしい。

 ラビ・バイルシュタインは微笑みながら言った。


『恐らくは現世に逃れさせたチームが彼女のデータを握っていた。二手に分かれるという、そんな単純な手を使われたわけだ。警察の包囲網を抜けるという困難な道も、隔離世と現世を生身の肉体ごと自由に行き来する彼らならお手の物だったというわけだ』


 意外と余裕でいる彼を、俺の好きな人は睨みつけた。


『兄さん。要点を』

『そうだな。こんなこともあろうかとってやつさ……シオリとコナちゃんにお願いして、作らせておいたんだよね。発信器、すれ違いざまにつけておいた』


 ずっと黙り込んでパソコン弄りをしていた眼鏡の先輩がぼやく。


『ラビがセットしてからの座標データはすべておさえてる。緋迎シュウを通じて連絡済みだ。おかげで包囲網は狭まっている。彼らは負け犬の遠吠えをしているんだろうさ……通信妨害までして、今回はかなり本気だね』

『当然さ。自分たちの領域で好き勝手をされたんだ。だまって見過ごせるはずがない。もちろん、僕らもね』


 彼は自分の部屋で、両手を組み合わせて告げてくる。


『八葉――……きみに指令をくだす。警察はもちろん、シュウにさえ気づかれないようにデータを、今度こそ完璧に盗み出したまえ』


 見返りは妹とのデートを一度ゆるす、というのだから……身内を大事にせずにはいられない孤独な双子の境遇を思うと涙がでる。自分の恋路を思うと、余計にちょちょぎれそうだ。

 まあ、そんなこんなで――……俺は隔離世を駆けていた。

 耳に付けたイヤホンマイクに手を当てる。


「シオリ先輩、聞こえてます?」

『OK、通信機の感度は上々だ。目的地の確認をしよう。八葉、きみの目指す場所は?』


 俺を導く案内手の声に左腕を見た。

 現世では使えない、隔離世限定の道具。尾張シオリの命名によれば、怪盗グッズのひとつ。

 ホログラフによるマップの表示。それはスマホに搭載された地図アプリと遜色なし。

 東京の地形が投射されている。自動でどんどん縮小され、簡略化される。


『さあ、クイズだ。文字は読めるかな? 陸上バカくん』


 思わず笑った。


「問題なし。成田空港、東京北京便。中国の航空会社、十九時半発……隔離世に生身ごと入れる連中だからこそできる離れ業ってわけですか」

『言うほど万能じゃない。コナとニナ先生の見立てだと、奴らは潜在的に生身ごと邪化するリスクを抱えている可能性が高い』


 ――……だとしたら、連中の狙いはなんだ?

 青澄の力か?


「邪を浄化するあの力があれば、あるいは人が御霊に頼らず力を手にするその可能性を解析できれば、好き放題に振る舞えるかもしれない……そんなところか?」

『……きみは面白い奴だな。コナと意見を同じくするなんて』

「そいつはどうも」

『さて……“影”から出る準備は?』

「いつでも」

『いいかい? 心を無にするんだ。欲望を抱いたら緋迎シュウに見破られる』

「了解」


 足下を“見上げる”。影を隔てた先で、警察の侍隊が戦っていた。銃器を手に牽制する敵を追いつめていく。容赦なく、徹底的に。

 刀をぶら下げ歩いていく緋迎シュウには特に銃弾が集中していた。けれど、霊子に関わる世界において彼はまさしく王者だった。刀鍛冶としても、侍としても、その資質は超一流。

 隔離世に移動してしまうと、現世の銃器も霊子をまとう。それゆえに、届かない。決して。霊子を塵芥に分解してしまう。当たらない。決して。

 ひとり、またひとりと打ち倒されていく。とはいえ……どう見たってここにいる連中は下っ端だ。青澄のデータをいれた端末を持っている気配はない。


『飛行機に一直線というわけにはいかないだろう。侍隊、それも緋迎シュウの零番隊が出ているのなら、飛行機もすべて押さえられている可能性が高い』

「それでも敵は逃げおおせている。理由は?」

『現世と隔離世の交互の行き来かな。侍隊は行き来するたびに移動先がリセットされてしまうから……単純に言ってしまえば、敵のほうが移動速度が速いのさ』

「しかしこれだけの逃避行。どう足掻いても一度は隔離世を移動したと証明する、発信器の不可思議な移動履歴。敵の持っている機材は隔離世を通って霊子を纏ってしまっている時点で、俺の獲物になる……なるほど、俺向きの作戦ってわけですか」

『わかっているじゃないか。さあ……きみの中に眠るかくれんぼの鬼の資質を見せてくれ』


 笑わない。感じない。

 ただ思考する。表と裏、光と影。鏡面世界の中を駆けながら、考える。

 敵の思考を。エリザの思考を。

 ラビ・バイルシュタインとユリア・バイルシュタインのように特殊機関で訓練を受け、しかし途中で消えた人間の頭の中身とは?

 ――……わかるわけがない。だが、恐らくエリザはラビのように遊び心でやりすぎる人間と見た。データを持っているなんて事実は、秘密にしておいたほうがいい類いのものだ。わざわざ挑発する意味などない。

 目的達成のためなら、無用な遊びはするべきではない。失敗のリスクを僅かとはいえ増やすからだ。塵のような可能性でも、ないほうがずっといい。

 それでもエリザはラビを挑発した。おいで、と誘うように。或いはこれは――……。


『待った、かくれんぼの必要はなさそうだ。監視カメラの映像を捉えた――……予測地点を表示する。ナビゲーションが必要かな?』


 口元を緩めて、疾走する。

 準備はできている、いつでも。

 しかしどこにいっても、緋迎シュウが率いる精鋭が分散して配置されていて、抜け穴がない。

 徹底してあぶり出す気だ。それじゃあ――……こまる。


「なぜラビはシュウに隠す?」

『さあね……ボクも聞いたけど、あいつの答えはこれだけだ。青澄春灯の可能性を国家権力のものなんかにはしたくない、察知さえされたくないんだとさ』

「それは――……わかる気がする」


 笑ってしまった。


『男同士でやらしいな。なにその理解の共有。きもちわるっ』

「――……目的地につく」

『敵は?』


 すぐに切りかえてくる彼女に気持ちを引き締めた。

 たどりついたのは、バックヤード。侍隊は飛行機のチェックはしても、荷物のチェックはしないわけか。


『匂うな――……さあ、八葉。きみの出番だ』


 すう、と息を吸いこむ。

 刀を抜いた。御霊の声は聞こえない。聞こえるものではないのかもしれない。あるいは幻想か。どうでもいい。


「お前も俺も……宿命の中で、善を暮らす快楽を求めて生きるのみ」


 鏡面世界の地面に切っ先を当てた。


「さあ――……五右衛門。仕事の時間だ」


 地面が割れる。影を通じて表の世界へ吐き出される。けれど、それでも――……隔離世のまま。ありとあらゆる物質は――……俺の御霊の手から逃れることはできない。


「石川や――……浜の真砂は尽くるとも。世に盗人の種は尽くまじ。地獄より戻りて盗みをなさんとも、我常に盗人たらんとす。輪廻は廻る――……廻り廻りて、今宵も盗みの花が咲く!」


 掲げ、吠える。


「奪い尽くせ!」


 それだけでことは足りた。手応えをたしかに感じた。特別授業で手にしてから、何度も繰り返し練習したんだ。だから間違いなく――……すべて、盗み終えた。

 仕事を終えたら逃げる。それこそ泥棒の鉄則。迷わず地面を突き刺そうとして、ただちに手を止めた。

 後頭部に鉄の塊が当てられている――……。


「なるほど。きみが僕らのものを奪った盗人というわけか――……どうやって、どこから来た? 警察とも違うな――……きみがラビの使者というわけか?」

「――……」

「おいおい、こういう状況になったら、普通は武器を捨てて両手を掲げるものだぜ? 泥棒くん。きみは新米か? だとしたら、致命的な状況だぜ。これは」


 刀から力が伝ってくる。わかっているとも。


「はっ! 撃てるものなら撃ってみな――……いって!」


 ただちに撃たれた。ぱん、と銃声が鳴る。けれど出たのは豆鉄砲。


「いたたた……撃てって言っておいてなんだけど、迷わず撃つなよ!」

「ふん――……因果を越えて己の狙い通りに“盗む”、どんなものであろうとも。この偽物の銃は、それじゃあ予め作っていたのかな? かの怪盗三世のように」

「さあてね……じゃあ、失礼するぜ。あばよ!」


 懐から出した煙玉を地面に叩きつけた。

 手を伸ばしてくる人間から駆けて離れる。足音を立ててわざと逃げる。銃声が立て続けになる。必死に避けた。青澄や茨、岡島みたいな化け物じみた回避能力は俺にはねえの!

 煙玉を次々に地面に炸裂させながら、必死に端って物陰に飛び込む。追いかけてくる足音に構わず、刀を地面に突き刺して影の向こう側へ逃れた。

 足の裏に見える表の世界で、追っ手が必死に俺を探してやってくる。俺を脅したエリザもだ。訝しげに周囲を見渡して――……足下を見てくる。

 目が、あった。

 鳥肌が立つ。けれど、彼女は気づかず、仲間たちに指示を飛ばして飛行機に駆け出していった。

 あぶねー! ばれたかと思ったぜ!


「はあっ、はあっ、ひーっ、ふーっ……シオリちゃん、助けて」

『誰がシオリちゃんだ。ボクはきみの先輩。敬意を払いたまえ』

「尾張シオリさま。お助けください」

『深呼吸をして、さっきの精神状況にただちに戻って。シュウが駆けつけてくる』

「無茶を言うなあ……ったく。すうううう、はあああああああ」


 深呼吸をして切りかえる。

 煙玉の向こう側から侍たちがやってくる。

 エリザが逃げるのかどうか……緋迎シュウたち警察が捕まえられるかどうかは知らないが。

 俺の仕事は終わった。さっさと成田エクスプレスに飛び込んで、おさらばしよう。

 刀から伝わってくる力を左手に凝縮させた。金色の箱――……敵が掴んだ青澄の情報、そのすべて。小さなしゃちほことなったそれを握りつぶす。

 わざわざ金のしゃちほこにしやがって。

 御霊の意思を感じて笑った。


「悪かった。声は聞こえなくても……お前とはうまくやっていきたい。よろしくな、五右衛門」


 まだまだあるぞ、と刀が訴えるように、心が疼いた。

 でも顔にもださない。そいつはまだ早い。

 釜ゆでになるのはごめんだ。三十六計、逃げるにしかずってな。なにせお宝はちょうだいしたから――……俺の勝ちだ。


 ◆


 現世の肉体を置いてある東京で移動する車と合流し、現世に戻る。

 卒業生の響先輩が運転する車は、ごく自然に会社の活動で移動していた。そのルートを予め共有して、自然を装って戻る。もちろん、都内各所にも侍隊はいる。隔離世の治安維持活動のために巡回している。彼らに見とがめられるのは正直面白くない。影の世界を渡って、ちょうど赤信号で止まっているところでラビと合流。現世に戻してもらう。

 結果は上々。しかも俺の肉体ったら、ユリア先輩に膝枕をしてもらっていた。まさに極上の寝起き。人生最高、ハッピーだらけ! そのはずなんだが。


「それで、八葉。エリザの背後組織について、情報は?」

「――……え?」


 思わずきょとんと“してみせた”俺にラビは初めて苛立ちを顔にあらわして、それから額に手を当てて大げさにため息を吐く。


「……まったく。きみは頭が回るのかバカなのかわからないな。まさかハルちゃんの情報だけで満足したなんて言わないでくれよ?」

「――……あー、その。言いにくいんですけど、そのまさかっていうか」


 “嘘は言ってない”からな。とはいえ、彼の機嫌を大きく損ねた。


「また攻めてきたらどうするつもりだ!」


 怒鳴ってくるラビをユリア先輩が思わずたしなめる。


「ラビ……彼は仕事をしてくれた。自分が行動しなかったのなら、彼が職務を果たした時点でよしとするべき」

「……そうだな。エリザに姿を見られ、あやうく手の内をすべて晒しかねない、まさに世紀の大怪盗の華麗でど派手な初仕事だった。すべて盗んでこいと言ったのに、ハルちゃんの情報だけ? これを怒らずにどうしろと?」

「いいじゃない。かっこよかったし」

「――……ああもう。シオリ、響先輩、なんとか言ってくれませんか」


 後部座席で胡座を掻いてパソコンを弄っているシオリ先輩は無視。

 響先輩は笑うだけ。


「わかった。じゃあ路線を変える……八葉。今日の自分の仕事の自己評価の点数は?」

「まあ……初仕事としてなら八十点。でも敵との勝負っていう意味なら、これでやっと引き分け。評価に値せずってとこですかね」

「よろしい……なら、今日はこれでよしとしよう。働いているメイたちを拾って学院に戻る」


 ラビの宣言でほっとしようとしたら。


「ところでいつまで妹の膝に頭を預ける気だ?」


 くそ! ばれたか!


「……ですよね」


 やっぱり指摘するよな。そりゃそうだ。

 渋々身体を起こす。ユリア先輩が意味ありげに見つめてきた。笑う。けど言葉にしない。

 ただ、手のひらに刀が作りだすSDカードが浮かぶ。それをユリア先輩にそっと渡した。

 ラビには言わない。秘密にする。なぜならば――……ラビはエリザとのゲームに夢中になるからだ、とユリア先輩は作戦行動に出る前、ふたりきりになった時に俺に言ったのだ。

 そうとも。もちろん敵の情報は盗んでいたさ。けれど馬鹿正直にラビに話さないのは、ユリア先輩と……彼女と繋がっている並木コナ生徒会長直々の要請があったからだ。

 腹の探り合いは正直あんま好きじゃねえけど……しょうがない。


『ラビは冷静さを失っていると思うの。私を傷つけて、彼自身きづいてないみたいだけど……怒っている。とてもね。なのにあなたがエリザの情報を渡したらどうなる?』


 まあ、火を見るよりも明らかだわな。全力でやり返そうとするだろう。無謀なことさえして。それはラビも俺たちみんなも傷つけるに違いない。

 だからって……この隠し事は尾を引くと思うけどな。


「なあ、ラビ。仮にエリザの組織の情報が手元にあったら、どうしてた?」


 ユリアの手が俺の手を掴み、爪先が抉ってくる。

 なにをいっているんだ、正気か、という笑顔のメッセージ。

 構わない。めっちゃ痛いけど。


「――……当然だ。コナちゃんを傷つけ、ハルちゃんを苦しめ……僕らを襲ったことを一生後悔させる。自分の手を汚してでもね」


 怒りに歪むのでもなく、笑いながら言うのでもなく――……ただただ、無表情。

 なるほど。こりゃあかなりてんぱってるわ。

 納得した。そりゃあ、生徒会長も言いたくないわな……それこそ、相手を殺しかねず、それじゃあラビが俺たちの元を去る選択肢にしか続いていないだろう。

 だからこそ……笑う。


「はっ。らしくないんじゃないかなー。ねえ、お兄さん」

「……きみの兄になるつもりはない。それにらしくないってなんだ」

「だからあ。士道誠心の元生徒会長で、現副会長なら。ハリセン乱舞の並木コナの右腕なんでしょ? なのにバカっぽい平和加減がちっとも足りてないって話ですよ」

「……彼らは僕らを傷つけた」

「だから俺らは明るく笑っていつも通りにするんすよ。お前らが傷つけてこようと知ったことか、そんなもので俺たちの幸せは砕けねえぞって……最後まで意地を張りぬけば、俺らの勝ちなんです」

「――……きみは、本当に、むかつく奴だ」


 あ、拗ねた。でもずっと感情的で、親近感を持てる。よしよし。


「それじゃあ改めて聞きます。エリザの背後関係がわかったら、どうします?」

「――……それでも僕は許せないけど」

「青澄やユリア先輩や学校のみんな、俺や……誰より、並木コナに胸を張って自慢げに笑える道。きっと、先輩なら見つけられると思いますよ」

「――……そうだといいけどね」


 深いため息を吐いて、窓の向こうを見る。それを見てユリア先輩は口元を緩めた。けどより一層、手の力を強めてくる。いたい。いたいって。わかってる。ばらすような真似をするなって怒っているんだろうけどさ。

 あなたの兄っていう以前に、目の前で怒りと悲しみで迷子になっている男は……俺の仲間なんだよ。

 だったらさ、仲間はずれになんてできないだろ?

 すべてを今、いきなり伝えることはできなくても……答えをだせるように、手を貸せることがあるなら迷わず手を差し伸べたい。

 そのほうが笑っていられるんだ。それだけさ。

 あとは任せたぜ、生徒会長さん。

 さっさと退院してくれ。じゃないと、ラビが寂しさで死んじまいそうだ。




 つづく!

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