第二千七百二十三話
翌日の診察で主治医のお姉さんにめちゃくちゃ怒られた。
喉が荒れていることに気づかれて、コンビニ袋やサンドイッチなどの残骸を見つけて「吐いた?」と尋ねてきたから、白状したら叱られたのである。
ひどい! 嘘つかなかったのに!
私の求める怒られないハードル低すぎか?
点滴つけてるのも、食事の量が少なくて消化にいいものにしているのも、身体がそこまで元気じゃないから気をつけなさいって懇々と説教される。つらい。
そんなこと注意されなかったもん、なんて言おうものなら百倍になって返ってきそうだ。恐ろしい!
朝ご飯を済ませたのち、お昼前にスーツ姿で仕事先から駆けつけたお父さんと合流して診察を受けたら「極度の疲労状態です」として、最低でも一週間の入院を提案される。血液検査による消化器などの数値がもろもろすさまじく悪かったようだ。
とにかく疲れやすいし、疲れが残りやすいとのこと。肝臓の数値あたりがやばかったのだろうか。
朝と同じ先生にお父さんがあれこれと質問をして、せっせとメモを取っている。私はというと、頭がぼんやりするわ、お腹がすいてしょうがないわで、ぼうっとしていた。なんなら運んできてもらうために座った車椅子で眠りかけていた。
筋肉痛だなんだもひどいし、急速に痩せた影響は身体に強烈な負荷をかけているとかなんとか言っていた気がするけど、半分も覚えていない。
気づけば病室に戻っていたし、お父さんも帰っていたし? お見舞いの品がいくつか増えたり、小机に「お見舞い者ノート」なるものが置いてあって、開いてみると、いろんな人が書きこんでいた。
いつの間にか、少なくない人が来てくれたみたいだ。
高城さんやトシさんの名前まである! いったい、いつの間に。
他にも「おえかき帳」が何冊もあって、ぷちたちの絵や、大きくて自由闊達な文字がいっぱい書かれていた。きっと今日が初めてなはずなのに、すでに十冊くらいあるのが恐ろしい!
そして、それらをじっくり眺める腕力さえ、いまの私には十分にないことに怯む。
俯いて目に入る前髪の色が薄い。化け術で染めたはずなのに、もう術が消えかかっている。
ゆううつ。
スマホの電源ボタンを押すだけで筋肉痛になりかける。そもそも、すごく痛い。右手の親指の付け根から右全腕部、肘の内側にかけて伸びる筋肉が全般的に腫れて疼く。たぶんよっぽど悪化した虫歯くらい、ずきずきと。
「お。起きてる」
気さくな呼びかけをしながらカナタが部屋に入ってきた。
目の下にクマ、身体中から湿布だなんだの匂いをぷんぷんさせながら、こけた頬でふふっと笑ってみせている。片腕に杖をつけて、左脚を包帯でぐるぐる巻きにしていて、ズタボロの状態である。
「どしたの! 戦いでやられちゃったの!? 事故にでもあった!?」
「いや。これは、あのう。昨日の戦闘後に芝居の稽古に出て、舞台装置の大階段から転げ落ちまして」
「なにやってんのぉ!」
「俺もそう思う! 骨折はしてないけど、足はひねるわ、身体中打撲になるわで、散々だよ」
ほとんど徹夜、からの戦闘後、からの舞台稽古って。
若さを過信しすぎなのではないか。
「台詞は少ないものの、殺陣を本格的にやりたいっていうにいてんご次元? の舞台、抜擢してもらえてうれしくてさ」
「もう大階段があったの?」
「それは、あの。実をいうと。あれで」
「あれとは?」
「雪梨さんに前に教えてもらって、画像を見せてもらったんだ。宝塚の」
「ああ!」
もんのすっごい! 大階段があるんでしょ? 宝塚には。
なんで大階段が舞台にあるといいのかって、大勢の出演者たちが並んで華やかな衣装で煌びやかに踊ると、もうそれだけで超絶最高に美しくてすごくすごいからでは?
人生で一度は見てみたい! 生の大階段でのショー! レビュウ!
舞台はどうしたってセットで立体感を出さないと空間を使い切れなくて、もったいなささえ感じてしまう。一方で高さと安定性、安全性を確保したセットを作るのは? 技術も人手もお金もかかる! おまけに使い回せる舞台装置として用意するには、なかなかね! 流用性が、むずかしいよね! 舞台によって西洋中世期の城なのか、日本はお江戸のお城なのか、はたまた岩場のごつごつなのか、あるいは? おおロミオ、ジュリエットぉのリッチなおうちなのか。砦だ山だ、もうほんと、いろいろあるでしょ?
組み合わせて使えるものを用意したらっていうかもしれないけど、それを、どの団体が、どういう名目で保管・管理するのか。さらには、どう安全性のメンテナンスを行うのかって話になる。
「で、雪梨さんたちの舞台で美術スタッフやってる人が、前に作ったのを保管してる劇団があるって言うから、行ってみて、台本にあるようなことを挑戦したらさ?」
「こけたの?」
「貧血おこしちゃって。足場が悪いところでふらついて、踏み違えちゃってさ」
あはあと笑ってるけど、笑い事じゃない!
「ちょっとぉ!」
「いやほんと、みんな大げさなんだよ。でも、こんな姿になっといて、春灯に無茶するなーなんて言えないよな」
杖を使いながら、よたよたとそばにある椅子にやってきて腰掛ける。
そのときの動作の遅さ、ぎこちなさといったらない。
腰を下ろしたときに背中の筋肉が張って痛んだのか、顔をしかめながら座っていたくらいだ。
「芝居はさっぱりわからないけど、俺なりにやりたくて、全力だすわーってなるんだ」
「そっか」
満ち足りた顔で言われると、あんまりきつく言えないじゃんか。ずるいな。
「あの日の夜の春灯は? どんな感じだった?」
カナタの問いを受けて考える。
こんなになっても、負けたとわかっていても、じゃあやめたかって?
他の手がよかったと悔いているかって?
足りなかったとは思ってる。欠けてるところもあったろう。
でも、そういうのよりもね?
「おんなじだよ」
めいっぱいやった!
あの晩の私の最善をぶつけた。
その点において悔いはない。
それでなにもかもよしとはいかないだけ。
足りてないこと、欠けてることに向かっていくぞ?
「でもさ。ちゃんと休まなきゃだめだよ?」
カナタにそう言ったらさ?
笑顔で見つめられるのだ。
穏やかに、眠る前のぜいたくな充実感をこめたときに宿すような熱を瞳に宿して、じっと。
「な、なに?」
「天使や山吹、仲間や佳村、春灯のご両親やトウヤくん、それにぷちたちや、俺が言わなくてもよさそうだなって」
む。
「はいはい、わかってますよ。私も無理せず休みますよぉ」
「膨れる元気があるならよかった。面会終わりまで、あと一時間はあるから」
説得ぶん浮いて得したなんて、やなことを言うのだ。やなことを!
睨むけど、構わずに手を近づけてきた。悔しいけど、指先をあてる。
そっと握ってくれる。
「春灯のお父さんがお医者さんの注意事項をまとめてくれてる。天使と仲間が大勢ひきつれてきたときに、ノートを作って書き込んでった。あと、ぷちたちが居座りたがってて、みんなでなだめるのに苦労してる」
「――……うん」
「うっわすごいしょげてる。どうした?」
「いやあ。弱り目だよ。ぜんぶ。こんなにダメージ受けるなんて、想像してなかったんだから」
「狛火野と山吹のサポート、佳村たちのフォローがあってもなお、だもんな」
そうなんだ。
まるでプロパガンダのように私ひとりの功績として噂が広まっているけれど、実際にはちがう。
狛火野くんが降らした雨、私の金色、それらを仲介するように補佐してくれたマドカ。
そのうえで雨に術をのせた。その術が、やっぱり負荷が大きすぎたのか。
「昨日、ひと区切りついてから冬音に教えてもらったけど」
「お姉ちゃんが!? なんて言ってた?」
とても気になる!
下手をすると先生たちよりも霊子の知識があって造詣の深いお姉ちゃんなら、なにかわかるのでは。
「シンプルに術の対象範囲、対象者があまりにも広くて多すぎるせいだと言っていた」
「えええぇ」
そんなのわかりきってることじゃんか!
「実際、どうかしてるって。関東全域をフォローするなんて。霊子が枯れ果てて身体に影響を及ぼして死んでいてもおかしくないって。普通なら」
「気になるのがくっついてきたね。持ち上げてくれるターン到来?」
「そうできたらよかったんだけど。冬音いわく、冬音の炎を使って霊子を足したこと。完璧じゃないものの自己受容を通じて、いろんな感情を霊子に使い始めた傾向があること。あとは、元々の春灯の異様な霊力、霊子生成能力が、かろうじて無茶な放出に耐えられた要因じゃないかってさ」
「なる、ほど」
私の膨大な霊力の内訳はなんだった?
あの野郎が私にくっつけた狐に宿る、大勢のこどもたちの魂のぶんだ。
だとしたら、霊子の生成能力は? それも、こどもたちのぶん、足されているんだろうか。
私の問いをカナタに話したら、いろいろ質問された。
小学生時代のこと。狐を注がれたあとの具体的なことを。
日々の暮らしがどうだったか。どんな風に過ごしていたのか。
あらかた尋ねたあとで、カナタはすこし考えてから言葉を選び始めた。
「まず春灯の膨大な霊力が、かつて狐にされたこどもたちを融合させられた影響によるものなのか、だけど。これは一概にそうと言い切れるものじゃないとは思う。そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない」
「う」
刀鍛冶としてずっと二人三脚でやってきたカナタの意見となると、私の推測は確信の度合いがぐっと下がる。それくらいには信頼している。
「でも狐を注ぎ込まれた、その影響は間違いなくある。そして、まずなによりも存在するのはプラスじゃなくて、マイナス。春灯の霊力や魂への負荷だ」
「負荷?」
「ああ。小学生時代の記憶があいまいで、見知らぬだれかとよくしゃべっていたりした。それって二年生の暁のような」
「アリスちゃん?」
「ああ。彼女のような隔離世に愛された者と呼ばれる素質に恵まれた人と、そのありようが似ている」
隔離世に愛された者。
見えないものを見て、感じられないことを感じることができる人。
私たちとは異なる隔離世や霊子の見え方、感じ方ができて、思わぬ通り道を発見することもある。
ううん。となりのトトロでいうとさ?
ちびトトロを見つけたメイちゃんが追いかけて、不思議な場所に迷い込むじゃない? だけど、いざ自分で探してみようとすると、今度はもう二度と行けない。
ああいう道を見つけられるんだ。アリスちゃんは。
ただ、資質は決してプラスに作用するだけじゃない。あらゆる霊子を感知する能力は、同時にあらゆる霊子から負荷を感じる能力であるとも言えるし? それは心身の成長にさえ、負荷をかけてしまう。
「ただ暁とちがうのは、春灯はその資質が徐々に薄まっていったところだ」
「薄まる?」
「中学になる頃にはもう、虚空と話すとか、そういうことしなくなったんだろ?」
「そりゃあ、まあ」
「クラスの問題児や、セクハラ教師みたいなのに不幸が起きることもなくなった。そうだよな?」
「うん」
「こういうとなんだけど、憑きものを制するだけの霊力に成長して、霊子を生成する能力も発達したからなんじゃないか?」
憑きもの、か。
狐憑きなのか。こどもたちの魂を憑依させられた、というべきか。
「それに応じて霊子の感知能力もあがった。だから御霊を宿してからは、彼らの声が聞こえるくらい成長したのか。あるいは勘所を掴めたのかもしれない。一方で」
「む」
やな予感!
「霊子の使い方を習熟していくにつれて、よくもわるくも春灯の霊子は強すぎるのかもしれない」
「たとえば音がでかすぎる、みたいな?」
「言い得て妙だ。普通なら、いまこうして話すくらいの音量で、がんばっても全力で叫ぶくらいがせいぜい。なのに春灯の場合、巨大なスピーカーの爆音くらいの出力なんだよ」
うるさっ!
「音の高さでいえば、低いときには低すぎて、高いときには高すぎる。調整がきかず、極端な状態になっている。だから帯刀男子さまを無意識に出しちゃうくらい、ネガティブだ、つらいところださえ”表現”できてしまう」
「うっ」
刺さるぅ! わかりやすぅ!
「オペラ歌手がハイトーンボイスでガラスを割るだろ? あれよりも極端な高音を出せてしまえるような、そういう出力になっている」
やだ。つらい。
あんまり極端すぎて困る。
「最近は、玉藻たちの声も、あんまり聞こえていないんじゃないか?」
なにも言えなかった。
「待たせてごめん」
なにを、どういえばいいのか。
「ずっと自分のことしか見えてなくて、ごめん」
「う、んと」
欲しかったって身体中が叫んでる。
気づいてくれること。いっしょに伴走してくれること。わかってくれること。
欲しかったって。
だけど心は待ったを唱えてる。
じゃあ私は訴えてきたんか? 話そうとしてこなかったんか?
私の不安に、私はなにしてきた? って。
ぜんぶ嘘じゃない。
ぜんぶなしにしていいことじゃない。
噛みあわなくても、だめでも、ださくても、情けなくても、弱くても醜くても自分勝手でもわがままでも、ぜんぶぜんぶ、そのまま、あるものなんだから。
矛盾していようが、良い子になりたかろうが、そんなのぶち壊したい気持ちがあろうが、それさえ含めて、ぜんぶぜんぶ、まず、あるものなんだから。
いいのわるいの、どれだすださないだの、ぜんぶあと!
「それで? カナタさんは、どうしたいの?」
ちなみにぃ!
「私は出力の大きさ? 最近気づいたばかりで、無策だよ? 身体もこんなになっちゃったし! どうすればいいのかな。次はもう試せないよね。今度はおばあちゃんになるだけじゃ済まないかもだしさ? 内臓の状態もだいぶ悪いんだって」
いやになるね、あははははと笑い飛ばす。
不安や恐れのぶんだけ、絞りだす。
「そこで、春灯にプランを用意した」
「え。なに。商談でも始まるの?」
営業でもかけられるの?
この流れで?
「赤髪の春灯を覚えてるか?」
「赤いの? 忘れるわけないよ」
別次元の私。
銃を使って仲間たちの霊子を込めた弾丸を放ち、仲間たちの霊力を使う。
妙に戦闘慣れしている人で、映画でみてきた戦闘スタイルで一番近いのはジョン・ウィック。それにオカルトパワー全盛りって感じだ。当然、めちゃくちゃ強い。
「彼女はコートに弾丸や銃をいくつも保管していた。あんな風に、春灯の霊子生成能力の高さを利用して、日ごろから霊子を放出して、なんらかの形に残していくんだ」
「ほお! 神水みたいな?」
「神水は言ってもただの水に霊子をいっぱいこめてるだけだし、水は普通に腐るからな……」
「え! そうなの!?」
「不純物だの微生物だの有機物が混入して、空気だなんだに触れていたら、そりゃあ腐るよ。水道水を使わなきゃ塩素も入ってないし、そのぶん殺菌も不十分になる。俺たちの力は、春灯の言い方を借りたらオカルトで、オカルトに殺菌力なんてない」
たしかに!
「塩素だなんだを使えって話だよね」
「それか開封したらなるべく早く飲みきる。悪くなったら迷わず捨てる。これが大事だ」
「長く保存してる神水って、じゃあ、どうしてるの?」
「備蓄用に長期保存が可能なペットボトル容器みたいなのに入れた、未開封のお水に霊子をいっぱい注ぐんだよ。でも、そんなの滅多にやらないな」
「え、なんで?」
「高いだろ?」
「おぅ」
シンプルかつ強力な理由だ!
「備蓄用の水は保存期間が五年以上だけど、普通のペットボトルの水だって二年はもつし。それなら、二リットル六本入りの箱入りで買っても五百円かからない。安いのだとお釣りが出る。ちなみに狙い目はスーパーのオリジナルブランドね」
トップバリュとか、みなさまのお墨付きとかか。
たしかに安いよねー。ありがたいよ、低価格のプライベートブランドは。
高校生にはそれでもけっこうな出費になるけどね!
バイトしてようが、働こうが、五百円という出費を侮ってはいけない。
「まあ神水の話はさておき、なんらかの形で霊子を毎日放って、形にして溜める方法を探そう。どういうものがいいのかも含めてな」
「赤いのの弾丸みたいに?」
「ああ。そうすれば、こないだの無茶な霊子消費にたえられる貯蓄に勤しめるだろ?」
なんか途端に財テクみたいになってきた。
いや。大事なことだよ!? 大事なことなんだけれども!
「それに、出力とどう付き合うにせよ、習熟して損はない。だから出力の慣熟練習のついでに、霊子の貯蓄もするんだ。一石二鳥の訓練だよ」
「おぉ」
「出力に慣れることで、調節するなら調節する術の、むしろより極端さを磨くなら極端になる、そういう方向性にステップを踏んでいける。もちろん、どうしたいかは春灯次第だ」
自分をどう育てたいのか。
話しこんでいるうちに、面会時間が終わってしまう。
看護師さんがきて、カナタが名残惜しそうに手を握ってから帰ってしまった。
固い手のひらとタコの感触も、あったかい熱も残っている。疼きとともに訴えてくる。
うっわ。
私いま、めちゃくちゃさみしがっている。
物足りなさを実感している!
すごく大事なことを話したはずが、もうすでに頭の片隅に追いやられかけている!
それくらい膨らんでいる気持ちとはなにか。
ええ!?
もっと甘えたかったが!?
「今日の晩ご飯はおかゆですよぉ。うわあ。おいしそう!」
初見の看護師さんがにこにこしながら配膳してきてくれたお皿の小ささよ。
そして湯気もないおかゆの、米粒とわずかなおつゆしかないシンプルさよ。
足りない!
ラーメンなら大盛りにして、ライスをつけたいくらいなのに!
なにもかもが足りない!
あ。
食欲もどでかスピーカー並みになってない?
うるさっ。
でも調節できないんですぅ!
たとえば空腹くらい、調節きかないものなんですぅ!
「たりない!」
「おかわりとかないんでぇ」
「あまりにもすくなすぎる!」
「身体が受けつけないからしょうがないですね」
ひどい!
すごく蛋白に返して「よく噛んで食べたら満腹感ましますよー」なんてアドバイスを残して去っていく。
おかゆを!? よく噛めと!?
一噛みでなくなるくらい儚いおかゆを!?
何度も!? 仙人の修行かなにかかな!?
「ほっ、ほっ、ほぉ!」
ぬかしよる!
なのに従っちゃう!
これしかないんだもん! ノーモア! 一皿おかゆ!
つづく!
お読みくださり誠にありがとうございます。
もしよろしければブックマーク、高評価のほど、よろしくお願いいたします。




