第千八百二十七話
海の濁りが増していく。
赤潮かなにかかな? それとも他に理由があるのかな?
いちおう、聞いたことがあるよ? 海の透明度のちがいの理由。
川もそうだけどさ?
水に混ざりあういろいろなものが、私たちの目には色として見えてくる。
プランクトンや、海のいきものの死骸、砂や泥。そういうものが混ざりあっていると? 濁りとして見えるっぽい。日本の清流、綺麗に手入れされている川だと透き通っていそうだけど、雑にほったらかされて、ゴミまみれになっていたら? あるいは流れの強さや土質によっては、泥水のように見えるんじゃないかな。
複雑な条件があるのかもしれない。なんなら学問としてありそうだ。なんていう名前になるのかな? なぞ!
さておき。
川にせよ海にせよ、プランクトンにとって栄養がたっぷりあると? どんどん繁殖して増えるのでは? 増えたら、濁る。だから栄養がたっぷりある場所は水が濁っていると言えるかもしれない。そこが人体にとって安全かっていうと微妙だ。栄養があるとうれしいのは、なにもプランクトンだけじゃないし。
そもそも人体基準にするまでもなく、水の中の以上は水生生物にとって死活問題。
「ま、ママ、イルカさんが」
ユメが頭頂部をべしべしとはたいて訴える。
私たちのバブルガードの先を、身動きを止めたイルカがぷかーっと浮かんでいく。他の魚たちも。その間にも、ますます水が濁っていく。
それだけじゃなかった。
「「 うわ!? とぉ!? 」」
前から後ろから、私たちのバブルが押し流される。
たまらず無垢刀を足元に当てて、切っ先だけを海水側に出して水を放つ。その勢いで上昇を試みた。水面にあがるまでにも、揺れる揺れる! 遊園地のアトラクションかな? っていうくらいに揺さぶられる。
「「 あああああああああ! 」」
ユメとふたりで絶叫しながら無垢刀を必死に握り続けた。
水面を抜けて、わずかな滞空時間の後、着水。
それまでよりも、もっと大きく揺れる。大きな波が立っていた。
「う、ううう」
ユメが気持ち悪そうに「おぷ」と呻く。
やばい! 吐いちゃう! 私の頭をめがけて景気よくお見舞いしてしまう!
それは困る!
喉元まで「やっぱり尻尾の中にいたほうがよかったって!」という言葉が出かかるけど、それは堪える。実際に私も、かなりきつい揺れだ。
シオリ先輩の力を借りて周囲を凍らせる? いや、水面に留まるんじゃ結局、バブルガードが溶かされてしまう。それにちょっとやそっと凍らせても無駄だ。私の身長よりも大きな波が私たちのいる泡を転がしている。遊園地やアクティビティを楽しめる大きな自然公園なんかで、おっきなボールにひとりで入って転がって遊べるのがあるんだけどさ? それを、サーファーが喜ぶ海で試しちゃった、みたいなノリ。
ちなみにそういう遊びにふたりでボールに入るのは、大けがをしたり命を失う危険性があるので絶対にだめ。岩場だらけの斜面や、整備されていない長い道を転がるのもなし。
それに是非ともつけ加えたいことがあるぞ?
大きな波の立つ水面で試すことなかれ!
ルルコ先輩の力を借りる? いや、代案としてはさほど変わらない。揺さぶられて吐きそうなときに考えられることじゃない!
ワイヤーを抜けたら、ここ。
大量の水を出したら、大きく揺さぶらた。
まるで霊子が吸い取られたり、溶かされたりしているかのような、この場所はなに?
胃袋みたいだ。けど「なぜ?」と浮かぶ問いも多く、限定するには早すぎる。
ただ、仮に胃袋だとしてだよ?
ぷちたちがお腹すいてたといっていたこの場所に、いきなり大量の水をぶちこんだら?
胃はびっくりして、吐きだそうとするんじゃないかな?
そういうときってさ。
セットで胃酸が出るんじゃない?
これって、めちゃくちゃやばいんじゃない!?
でもって、胃の先はあるんだろうか。なきゃおかしい気がするけど、そもそもこの空間の全容なんて知らない。シュウさんたちだって知らないはずだ。
ワイヤーとフックが入って、私たちが来た。霊子が溶かされ分解される胃袋の中に、もしかするとね。吸われた人たちや邪たちって、だれもがみんなして、ここを通ったのかな。彼らは無事にこの空間を抜けられたのだろうか。
彼らと私たちとでは違いがある。
勝手に入ったか、それとも招き入れられたのかどうか。
無理に飛び込んだ私たちを、ここは歓迎していない。まあ、普通はそうだ。乱暴な侵入者を歓迎するなんて、そうそうない。ないほうがいいとさえ思う。
だから、ああ、つまり。
「「 う、うう 」」
とっさに後頭部に手を伸ばしてユメを掴み取り、抱き締める。
四の五の考えるよりも反射的にルルコ先輩の力を借りて、水を出す。コマチちゃんと違って指向性を持たせられる水を水面に放出して、それとは別にバブルガードの周囲に水を張った。
バブルの中に浮かべる金色で照らす。星も月もない暗闇の空間に、大荒れに荒れた海に船を浮かべたら? いったいなにをどれほど見通せるだろう。
考えたいことがある。
アイディアの取っかかりになる単語が見えた。
汚れ、そして栄養。もうひとついえば、私の御珠。
練りたい。けど、余裕がない。
波がどんどん強くなる。おまけにそばにあるワイヤーが揺れている。ぶつかりかねなくて、水流で避けたけど。
「あっ」
ユメがなにかを訴えた。
理由を探ろうとするよりも先に、バブルガードの中で天井に吹き飛ばされる。
なんで? わからない。ただ、重力を感じる。
無垢刀を握りしめたままでいる自分を褒めたい。その余裕もない。
真っ暗闇の中で、わずかに照らされた視界にたるんだワイヤーが迫ってくる。数秒も経たずにフックが近づいてくるのが見えた。血の気が引く。
氷にするか。
防ぎきれるのか。
自信がない。欠片もない。
考えろ。
ワイヤーを防ぐ盾を作る? 破られるかもしれない。
もっとちがうアプローチを。どんどん迫ってくる。
水の柱をフックとワイヤーに流して、まとめて凍らせる? それならできる。けど振動で割れないとも限らない。ずっと水と氷の力を使い続けなきゃいけない。
他に手が浮かばない!
「くうう!」
無垢刀を握る手を動かせない。押しつけられる力のほうがずっと強い。
ならそのままでいい。水を出せ。まとめて水で包んでから、一気に凍らせろ。
「――……!」
ユメが叫んだ。尻尾の中で他のぷちたちも絶叫していそうだ。
私は言葉が出なかった。
バブルガードを突き破ってフックの先端が私の眼前でぴたりと止まった。氷が間に合ったのか。
いや、まだだ。
フックの向こうに水が見える。後追いで私の出した水が追いかけてくる。
次になにが起きるのかは、さすがに予想できた。水が私たちを追い抜いて、フックが突き破ったガードの隙間から侵入してくる。なのに他のガードの部分が頑丈で、割れないから、私もユメもまともに水に圧迫されてしまう。動けない。
眼前にあるフックにビビるので忙しい。
そんな場合でもない。
満たされてバブルガードの中で押し流されている間に、ぱっと明るくなった。
視界がぐるぐる回る。
灰色のなにか、青いなにかが連続して見えるけれど、ろくに頭が働かない。
ただただ、すぐそばにあるワイヤーが怖くてたまらなかった。
いっそガードを破ってしまおうかとも考えたけど、ぐるぐる回っている状況で頭が真っ白!
息ができない。ユメはだいじょうぶなのか。ああ、どうしよう、どうしたら。
そんなことばも浮かんでは消える。
混乱していたら、不意になにかが私を掴んでいった。
水の感触がなくなる。続いて全身に冷たく強烈な風を浴びる。
いまさらながら、目につんと染みる。私の出した水はたしかに海水だった。
なんどもまばたきしながら、どうにか支えを探ろうとするとね?
「着地するまでおとなしくしてろ!」
キラリの声がした。
「ああ!」
感極まるし、今度もやっぱりキラリに惚れるわあ! はあ!? ってキレ散らかすし?
こういうときに来れないところが、実にカナタさん! なんて思っちゃう。
身体中に安心感が広がる。それでやっと不安に気づく。
「ユメ、だいじょうぶ!?」
「ぷは! う、んんんんん!」
片腕で抱き締めていたユメの顔を見たら、真っ青になっていた。
痛いけどまばたきを繰り返しながら、ようやく確認するとね?
両手で鼻を挟んで、つらそうな顔をしている。え、なんで。どうして!?
「くっさ!」
「うわほんとにくっさ! え。汚水!?」
やっと目が刺激に慣れてきた。
キラリが私とユメを星に乗せて飛んでいた。こどもの頃に使ったシールのような黄色くかわいいお星さま。遠くに巨大な水の柱が見えた。まるでクジラの潮吹きだ。ワイヤーとフックや、私が無垢刀から出したいきものたちが一緒に吐きだされていく。ビルの瓦礫の中から、盛大に。
お世辞にも水は綺麗とは言えなかった。
濁っていたんだ。それも、赤にじゃない。青に。あるいは水色に。
とても綺麗な水とは言いがたい。
ふたりともひどいって一瞬おもったけど、でも改めて匂いを嗅いでみると?
つん、と。猛烈な刺激臭!
温泉の香りよりもきつい。
私の心の水はコマチちゃんとちがって、いろんな栄養をじゃんじゃん垂れ流しにしっぱなし。だから濁ってる。栄養がたっぷりかもしれないけど、酸素がなくて、とてもじゃないけど居心地のいいものじゃない。
「温泉じゃないだろ? それ。なにやらかしたんだ!?」
風の中でキラリが大きな声をだす。
シュウさんたちのいるほうへと向かって、星を飛ばしていくんだ。
「いったん、身体を洗って、着替えような? うちのみんなが集まってるから」
そう言うとキラリがパーカージャケットを脱いで、羽織らせてくれた。
助かる。
なにがなんだかさっぱりわからないけど、仕切り直しになりそうだ。
朗報だと言っていい。そうでしょ?
「くちゃい!」
信じられない! って顔でユメが私に叫ぶ。
睨まれても困る。私だって臭いもの。
「急ごう」
きりっとした横顔でいるけれど、明らかに鼻声だった。
キラリを見たら、鼻をしっかりと摘まんでいた。
傷つく!
地味に! 心が! 傷ついちゃう!
でもツッコミなんか入れられない! だってくさいんだもの!
◆
みんなと合流したけど、みんなして「くっさ!」と顔で、あるいは声に出して訴える。
めげそう。
ビル群の中にジムがあったので、現世じゃないしと言い訳しつつ、みんなに会う人みんなに勧められて移動。衣服を脱いで、ユメと一緒にシャワーを浴びた。シャンプーもソープもこれでもかと使う。どんなに洗っても、刺激臭がなかなか落ちない。
「温泉なんですかねえ?」
「どうかな。この匂いは、なんていうか、料理下手の煮込んだ謎スープじゃない?」
ノンちゃんやノノカが私とユメの服を洗ってくれている。
感謝しかない。
トモが買って出てくれて、ユメをせっせと綺麗にしてくれている。
私の式神ゆえなのか、それともトモの明るさになのか、ユメは早くもトモを慕っていた。
なので私は自分を綺麗にすることに専念できている。
なのに! ああそれなのに! くさい! 匂いが取れない!
そんな状況なのに、ちょいちょいキラリやマドカ、他にも女子のみんなが顔を出してどんなか尋ねてくる。訪問客多し。私が青い水をかぶって臭くなっていなかったら? いまごろ、他のぷちたちがそれーって出てきて大はしゃぎしていたに違いない。
鼻が利くようになった自分で気にならないくらいに匂いを洗い落とす。トモは先にユメを連れて脱衣所に行っていたから、後を追う。
服も洗い終わったそうだけど、さすがに乾くまでには時間がかかる。
「「 さあさあ! 試作品を試しますよー! 」」
ノンちゃんとノノカが脱衣所で、私をがっちり挟んだ。
下着だってもちろんずぶ濡れで、おまけにくさくなったわけで。
さすがにそれをともだちに洗ってもらうのは、ね? なので自分で洗いましたよ? ユメのと一緒に。でも、もちろん下着だって服と一緒で乾いていない。
夏場にカナタとドライブでもしてさ? 海で波打ち際で、わーってはしゃいで濡れたら?
まずパンツを買ってきてもらうことになる。ノーパンでコンビニはハードルがね。高いじゃん。やっぱりさ。それくらいはわがまま言うよ? ぜったい言うよ。甘えるよ? 死活問題やぞ。
その死活問題が、いままさに起きているわけで。
江戸時代に飛んだときに刀鍛冶のみんなが作ってくれた即席下着が出てくる、わけではないらしい。
いつぞやのタイトなスキンスーツかな? 五つの首にリングをつけて装着するんだ。
いやでもあれ、裸の上に装着してたよね?
まさか、また?
着心地は思ったよりずっとよかったけど、時間が経つとさ。やっぱりあれは恥ずかしいよ?
怯んでいる私に、ふたりは困った顔をして言うんだ。
「化け術があるんでしょ? 下着はようきてもろて」
「今度のは裸じゃなくてもいいようにしたので。そろそろアンダーウェアくらいは着ていただけると」
「あっ」
言ってよ!
なんか望んで裸で待ってたみたいじゃん……っ!
せっせと金色を触媒に、下着を化かそうとして、はたと気づく。
「先にユメに服を着せてからだね! 待ってて?」
ふたりにお断りを入れる。
ドライヤーを手に、トモがユメの尻尾を梳いて乾かしていた。
バスタオルで身体を、タオルで頭をくるくるに巻いて、極楽にゆるんだ顔でおとなしくしてる。地味にジェラシー。私が乾かすときはけっこうあばれるのに!
嫉妬が心を苛むけど、それはぽいと捨てる。あとでふたりにそれぞれ教えてもらえばいい。捨てられないなら、私はいまのトモとユメみたいにしたい気持ちがあるのだから、そこから掘り下げればいい。そういう理屈でなだめられない気持ちは、どうせいますぐには静められないんだ。なら感情はそのままにしておこう。やがて語り合えるそのときまで。
ふたりに声をかけて、ユメに尋ねる。
いつものーと適当に答えるから、いつものようになるべくユメの好みを思い描きながら下着と服を化かして置いておく。トモにお礼とお願いをして、ユメにもうすこしトモといてもらうよう伝えてから、私もさくっと下着を化かして着てしまう。
ひょっとしたら、まだこれからが本番かもしれない。
なら、運動時に選ぶデザインのものがいい。
即席の下着でひとまずよしとして、ノンちゃんとノノカの元に戻った。
「お待たせ」
ふたりとも、私をじーっと見ている。
なに、急に。変だったかな。
黒地に白いラインのよくあるデザインにしたんだけどな。
「どしたの」
「試作品を出すまでもなく、春灯なら服を作れるんだなあと思って」
「以前より化け術をよくお使いになるなあと。お願いしたのはノンたちなんですけども」
「「 なんか、ねえ? 」」
いや、なに。ふたりで顔を見あわせて。
「え、だめ?」
「「 そういうんじゃない 」」
ないんかい。
「まずはこちらをご覧ください」
「今度のはずっとシンプルですよ?」
ふたりがそれぞれに手を差し出す。
両者の右手には見慣れないものがあった。
桜の花びら模様が浮かぶ小さな石が五つ、キューブ状の深いすみれ色の石。それらが金のリングにはめ込まれていた。五百円玉くらいのサイズかな?
「小さな飾り? ペンダントか腕輪につけるの?」
「近いかな。お好みでいいよ。お財布の中に入れてもよし」
スピリチュアルな匂いがしてきたぞ?
ふたりが差し出してくるから、それぞれ受けとった。
右手に桜、左手にすみれ。
「金色を注いでみて」
「それで先日のスーツに似たものができるはずです」
手を加えてあるってことか。
そりゃそっか! 焦らしても仕方ないし、さっそく金色をひとつぶずつ、ふたつのリングの石に注いでみる。その途端に石がとろりと溶けた。それだけじゃない。明らかに質量を増しながら、手首に輪を作る。そこから瞬く間に身体中に線を描いて、首と足首にも同様に輪を作った。のみならず、線と線の間に繊維を伸ばして結びつき、あっという間にすみれ色に桜模様のタイトなスキンスーツに早変わり。
「お、おお」
派手だ。
色合いからして、そう奇抜じゃないとは思うんだけど。
でも、どうなんだろう。タイトなラインのスーツに桜模様って。すみれ色って。
主張が強すぎない? ねえ。ださくない? いまの私、だいじょうぶ?
「それは下地です」
「携行できるように加工しただけじゃなくて、そこから展開できるから。化け術の要領で、好きな服になるよう願いながら、布地に触れてみて?」
「はあ」
そう言われても、急に素敵デザインが思い浮かぶはずもなく。
ジャージを連想しながら触れてみる。
なにも起こらない。
「あの。手を離してもらってもいいです?」
「だめだよ、触ったままだと危ないからなにも起こらないようにしてるの」
そういうの先に言おうよ!
ツッコみたいけど、ぐっと堪えて手を離すと? タイトスーツが淡く発光して、膨らんだように見えた。直後、すみれ色のジャージ上下に早変わり。桜は裾にワンポイントで入っているだけ。それくらいがいいかなーって思ってさ。
「「 いや、記念すべき初利用でジャージって! 」」
そう言われても!
「もっと、ほら、ニチアサみたいに!」
「きらきらしたの着ましょうよー! メイクもネイルもいけますよ!?」
「実用的なのに変えたければ、お空でムササビスーツにすることだってできるよ?」
「シューズも自由自在なんです!」
急にプレゼンするじゃん!
ふたりがぐいぐいと近づいてきて、あれがいいこれがいい、さあ早く見せて! と迫ってくる。参っちゃうなあ。
ああでも、そっか。触れて変わる。願いどおりの服になる。
なるほどね?
がっつり寄せてきたね!? 試作ならではって感じがするね!
習作っぽさもある。
なら私だって、ふたりのコンセプトに合わせて試してみたい。
それにしても、桜模様の石と、すみれ色の石って。
まさか、ねえ?
「「 ひととおり試してもらわないと! データが取れないから! 」」
「さあ!」
「さあ!」
「「 さあさあさあさあ! 」」
圧をかけてくるふたりに押される。
よっぽど楽しみにしていたのでは?
それを無碍にはできない。これなら洗う手間が省けるし?
石の説明も掘り下げて聞きたい。
ニチアサに寄せた試作品なら、石が変わればなにかが変わりそうじゃない? ね!
死にかけたと思ったら、新装備!
んー! 自宅待機で遠ざかっていた青春が戻ってきたのでは?
待って? 新装備と死にかけが青春なのいやだな!?
ほどほどがいいけど! 下り坂のあとのお楽しみは満喫したい!
それに私の思いに応えてくれるスーツがあるのなら?
青い水が出てしまう私の心にも、あの胃袋めいた空間にさえ、試せることが増えるかも。
つづく!




