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その刀を下ろして、帯刀男子さま!  作者: 月見七春
第九十九章 おはように撃たれて眠れ!
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第千八百三話

 



 午後にマドカが来てくれることになった。

 カナタの顔に「悶々としている!」と書いてあるけど、それはひとまず置いておく。

 目まぐるしく時間が過ぎるもの。

 そこまでの余裕はないよ?

 ひとりあそびや視聴を利用して、なるべく私が関わらなきゃならない負荷を減らして、そのぶん目を配る。けど、減らした負荷の十割をすべての時間で別の負荷に回すと、それだけで疲れてしまう。疲労は是か非か考えるつもりなんか一切ない。そのわりに、ふと自分を責めそうになるから危険。

 そんなわけで、今日もあっという間に夜!

 泊まっていく算段をつけてきたマドカと「はは……今夜もですか、わかってましたとも」と未練たらたらなカナタさんと三人で、和室でだべる。

 話題はスサノオさまと話した、鞘に収める戦闘術。


「金色を化かして、物理的に戦闘手段を奪っていくと」

「格闘技の心得がある者が相手だと、近接戦闘になりそうだな」

「それだけじゃなくて、原始的な武器への対応がむずかしそう。投石機やスリングショット、ブーメランや弓矢とか」

「それは銃器類の攻撃を防ぐのと同じ要領で防げばいいんじゃないか?」

「先日の浅草の戦闘を思い返すと、現世に怪異が出てきて大岩を投げてきてもおかしくないですよ? 武器の規模によって対応も変わりません? 春灯が防壁の展開に判断を必要とするほど、とっさに防げない確率があがりませんかね?」

「――……まあ」


 マドカは既に、遠距離に焦点をあてて私の負担を考えている。

 けどカナタは近接格闘戦が気がかりみたいだ。


「それなら、やはり近接戦の問題もまた避けて通れないんじゃないか?」

「金色を触媒とした化け術の運用に前向きになったのなら、ごまかしようはあります。万全って意味ではないですが、春灯は武器を運用できますし」

「しかしなあ。千手観音みたいなのがでてきて、目に見えない高速乱打をお見舞いしたらどうするんだよ」

「そんなの私でも先輩でも防げるかって話ですし、ならそういう特殊ケースよりもまずは基本となるケースの対応からやるべきでは?」

「――……ううん」


 ますますカナタの顔が煩悶に曇る。

 マドカの言うことがわからないわけじゃないと思うんだ。

 ただ、わからなくて不安なんだよね。これでいいのかって。

 そんなのマドカだって、私にだってわからない。だれにもわからないよ。

 杞憂で済んだらいい。


「いまは土台作りの段階ですから」

「えげつない例は、土台ができてから。ね?」

「……わかった」


 マドカの返しに私も乗っかるけど、なるべく責めるニュアンスじゃないように気をつけて。

 こういうのも、地味に小さなストレス。カナタはカナタで、マドカはマドカで、それぞれに感じる部分。主題じゃないから触れないだけで、みーんな、なかなかたいへんだ。


「実際に例を試すなら、ぷちちゃんたちが寝ている間かな。先輩も春灯みたいに霊子を出せるようになっていませんでした? それで試せたりしません?」

「あああ」


 日中うごけない私の代案として、マドカが期待を向けるけど空振り。


「その。すまん。春灯とちがって、俺のは安定してなくて」

「「 と、いいますと? 」」


 マドカとふたりでハモリながら問いかける。

 カナタが両手を掲げて「ふん!」と肩を怒らせた。力んでみせた結果、ぷしゅっとスプレーの一吹きのように銀色の霊子が出てくる。ただ、出が悪いし、すぐに消えちゃう。


「あれ? そんなだったっけ!?」

「隔離世でも、そんな調子ですか?」


 驚く私とちがって、マドカは顔を近づけて目を凝らす。

 しかし銀色が出てきた名残さえ、もう見つけられない。

 私の金色とちがって、恥ずかしがり屋なのかな? そういう問題じゃないか。


「実は、こんなだ。どこでも、いつでも、こんなだ」


 頭を垂らして、カナタは「これじゃ役に立てない」と愚痴る。

 やあ。役に立つ立たないで出るものじゃないからなあ。たぶん。

 もっと自発的な動機じゃないかな。原動力は自分から自然と生じるものじゃない?

 圧をかけたら、縮んでしまうものじゃないかな。


「なるほど。春灯の金色を借りて試すのは?」

「化け術は刀鍛冶のそれと似て非なるところがあるからなあ。俺はまだ習得してない。試すのなら、術が使える子がいい」

「ヒヨリみたいな?」


 カナタの仮定に私が名前を挙げる。

 ぱっと浮かんだのは狐じゃなくて、狸なヒヨリ。

 小楠ちゃん先輩もカナタも、狐憑きになったけど神通力については進捗なし。

 なんなら天国で修行してる私だって、一切ない。

 好きなようにやってごらんと言われてから、アマテラスさまに聞く機会を逸したまま。

 まだ早いってことなのかな?

 タマちゃんに教わる話もまだ進んでないしなあ。

 いまある術といったら?

 化け術くらいだ。私は使える。ヒヨリもできたはず。


「だな。狐と狸のそれが同じなら、だけど。ついでにいえば……彼女、その後はどうなんだ?」


 カナタがマドカに視線を向ける。

 そうそう。そうだ。ヒヨリは遊園地に連れていかれたんだった。

 ホノカさんの大活躍で、なんとか戻ってこれたというところまでは私も情報共有で聞いた。

 その後、続報がない。遊園地の情報も、ヒヨリたちのその後もだ。

 マドカなら知っていても不思議じゃない。学校に入ってきて生徒に流れる情報なら、だいたいチェックしてるから。


「宝島には戻ってきている。ただ、ショックを受けていて、塞ぎ込んでいてね。授業も休んでる。ことがことだから、先生たちも見守る感じ」


 奇妙な場所へと誘拐された、という体験。

 私は教授に捕まったときに、あれこれ無理をすることで「いやだ」という自分の心の訴えにふたをした。

 せずに済むのが一番だ。

 自分の「いやだ」という訴えを穴の中に埋めて、ふたをしても、なくなりやしない。

 ずーっと残る。

 なかったことにするために、あれこれ無理する羽目になる。

 それはつらいぞー? かさぶたになるよ? 痕が残る。

 シロアリのついた木材を土台にして家を建てちゃうくらい、危ないぞ?


「茜原くんとか、甘原さんとかは復帰してるんだけど。おんなじようにしろってことじゃあ、ないじゃん?」

「まあ」

「ねえ」


 マドカの結論はたぶん、宝島のみんなのだいたいの意見なんだろう。

 加えていうなら、先生たちの判断とも。賢明だとさえ思う。


「春灯がそばにいけて、気晴らしに提案して受けてくれたらね? 試せるけど。こうなると分断されている状況がきついな。仕事ある勢は現世に来ることになるしなあ」

「遊園地の情報はその後もなしか?」

「忍びのみなさんが率先して調べてくださってるんですけどね。このところ立て続けに起きている猟奇殺人の一件が大きすぎて、そっちに人手が割かれてるみたいで」

「隔離世が絡んでいるかもしれないからか?」

「それもありますけどね。本命はむしろ別。隔離世での情報が、侍隊に流れ、そこから刑事部に流れて事件解決に繋がるかもしれないから」


 事件の捜査のためとなると、私たちには口が出せない。

 理華ちゃんが現場の第一発見者になった一件だ。発見された遺体の数が多い。似たような事件が連続して起きていて、テレビはもうそれ一色といってもいい。

 私のぷちたちこども宣言なんてもう、すっかり忘れ去られてるレベルだ。


「いまは決め手に欠けてるんですよね。事件がいつ終わるのか。犯人をいつ捕まえられるのか。その見通しが立ったら、忍びのみなさんも、侍隊のみなさんも、遊園地の調査に協力していただけるかと思うんですけども」

「連続殺人犯と遊園地って字面を並べちゃうと、どうにも分が悪いな」


 ぼやくカナタに一瞥するけど、言い返せない。

 かたや、目に見えて被害が出ている殺人鬼。

 かたや? 怪しいところに連れていかれたと証言する人々を保護できたものの、証言を確かめようがない、あるかどうかもわからない遊園地。

 そりゃあ、前者を追うよ。

 そうなるよ。

 無限に人員がいて、割けるのならいいけど。

 現実はそこまで余裕ないもんなあ。


「春灯? 大好物を目の前にぶら下げられてるような顔しない」

「……私、そんな顔してた?」


 マドカの指摘に問い返すと、ふたりとも神妙な顔でうなずくのだ。

 やだなあ。漏れちゃうなあ。

 いっそ私たちで解決すればいいじゃん。

 意欲はまだある。ぷちたちの遊び場として、もらっちゃえっていう欲も。

 ただしそれは言葉にして、声にだして、きちんと取り扱える欲として、みんなと共有したい。

 心の中に隠していたら、振り回されちゃう。

 声に出そうが出すまいが、無意識に根を張っている。意識で捉えていなきゃ、思わぬことをする。欲を掻くと事故りやすいのが、人の性。注意が散漫になるからなー。ぼっちでやろうとするだろうし? それじゃまずい。たくさんの手段に依存したほうがあがる精度がある。けど、ぼっちだと、その依存先はすべて自分で負担しなければならない。精度ががくんと下がったまま、みんなを邪魔として扱い始めかねないくらい、視野が狭まる。

 それはさ。

 よくないじゃん?


「やっぱ、遊園地がほしいんだ。私。ぷちたちの居場所が増えるか、私の尻尾の中が充実しそうな気がして」

「ど、どういう発想なんだ?」


 カナタさんだけぴんときてない。

 マドカは手を叩いて、すぐに指まで鳴らす。


「ああ! 謝肉祭の意味が気になるところだけど、遊園地は遊園地だからね。黒い春灯の秘宝だとしても、そうじゃないとしても、化かせればいいわけだし」

「そういうこと! 秘宝の収集はいまや私たちのたのしみクエストなわけだし? 秘宝が御珠のように、人の心から生まれるものなら、いまだってだれかの心から秘宝が生まれているかもしれないし」

「集める活動を取り入れたいっていうのは、さすがに無茶じゃない? 春灯、いま自分がどれだけ忙しいか忘れてない?」

「んーでも、良し悪しあれど、こどもたちだけの時間ってあるし。それが充実するものを集めて、私の尻尾の中で活かせれば? ぷちたちがすくすく育つ環境にできるかもしれない。一緒に遊ぶ材料は、いくらあっても困らないし!」

「すこしは休める時間が確保できるかも?」

「そゆこと!」


 言いだしたらきりないけど。でも。

 やまほど浮かんできてしまう、あれこれ。

 いやだと思うことも、ぷちたちに素直にぶつけられない。

 がみがみ怒りたくない。そうやってふたをしたところで、なんにも変わらないから? ついにがみがみ怒ってしまって、自己嫌悪の時間が訪れる。

 それに心が参っていくほど、やってくれて当たり前が増える。それは二分化していく。ひとつには、どんどん水準を高めていく。もうひとつには、水準を下げつつも圧を強める。

 これくらいもできないならせめて、もうしんどい思いをさせてくれるなと。そう願う圧が、ちょっとしたやらかしに一気に噴き出て、不満はみるみるうちに嫌悪に変わっていく。

 こどもに向かう場合もあれば、パートナーに向かう場合もあるだろうし? それが社会に向かうこともある。

 それくらい切実なんだ。もう「わー」って状態で、耳元で怒鳴られたり、かと思ったら喉元にナイフを突きつけられるくらい恐怖したりの連続で、参っているんだ。

 依存先がやまほど必要だ。

 手段として、制度として、整備されていくほど?

 みんなの依存先が分散していって、ぼっちの負担が減っていく。

 如何せん、多いから。必要なことが。

 散らしていかなきゃ、間に合わない。

 いまある現行の環境でじゅうぶん足りてるかって? そんなの寝言だ。

 足りてるわけがない。

 増やしていこ。

 こういうのが増えました、便利ですよ、さあみなさんどうぞ! っていう提案が正しいかって? それだってやっぱり寝言。

 ちゃんと、それがどういう類いのものか調べておきたい。

 ただの営利目的ってこともある。詐欺も起きやすい。ビジネスは数字がすべて、それでいいのタイプが狙ってきていたとしたら困る。

 生活も。

 娯楽も。

 居るためにさえも。

 ファストフードのように「食べやすい定番」という型がある。

 風邪をこじらせて高熱が出て、うんうんうなっているときにドレスコードのあるお店でフルコースを食べさせられたり、満漢全席を食べさせられるのはつらい。

 ハンバーガーショップやファストフードに行って「次のお料理ですが、提供に一時間かかります」と言われたら? コントのテーマになりそうなくらい「いやもう勘弁して!?」ってうんざりする。

 学校の勉強も。年末調整や確定申告も。新たな知識が書かれた分厚い本も。いま抱えている悩みに対する適切な助言さえも。

 ファストフードとして求めちゃうところが、ある。

 さっさと終わらせてしまいたい数学の宿題。答えが知りたいのに、いちいち数学の解の公式と、その成り立ちや前提となる知識まで掘り下げて、くどくど解説されても困る。

 求めるものが鮮明になるほど、ほしい答えもまた鮮明になっていくかのように思われる。

 ずれているときほど、そのギャップに耐えられない。

 不愉快にさえ感じるかもしれない。

 早く終わらせてしまいたくて。時間を取られたくなくて。

 それはビジネスは利益さえでればいい、数字さえでればいいとかね? 他人はこのように振る舞えばいいとか、そういう「あるべき」だとする感覚ととてもよく混ざりあう性質を持つ。

 これってさ。

 詐欺で使われそうな文脈だね?

 ダブルバインドってやつじゃない?

 一方的なルールを設定して、その通りの振る舞いを求める。表面的にお互いがやりとりを続ける限り、一方的なルールはさもあるべき論理のように扱われるものの、実のところ全然そんなことない。

 なんだけどなー。

 ファストフードのように求め始めるとね?

 求める対象に向かって、不機嫌でだれかやなにかを支配したくなる。自分の思う「こうあるべきなの!」を強化しようとする。簡単に、そうなる。性質として、人にはそうした面があるのかもしれない。それくらい、よくある。

 そんなのぶっちゃけ、ルールを設定した人が思うとおりにしたいだけなんだから、さっさと離れたほうがいい。距離を置いてしまうんだ。飲みこむことも信じることも必要ない。そもそもが破綻した言説だ。なので、そうした言説を思いこむようになったときにも、ブレーキを踏んで、自分を振り返れるほうがいい。こうあるべきだと強く思うほど、離れたほうがいい時間が長くなる。

 土台がずたぼろのまま、数字を並べたりして、当たり前に存在しているかのようなルールにさえ、そう。

 言説でだれかを殴っちゃだめだよ。と同時に、自分を殴ってもだめ。言説で「この通りになさい」と支配を試みるのも、癇癪を起こして「こうあるべきなの!」ってぷりぷりするのも、やっぱり同じくだめだ。

 自分がだれかやなにかにファストフードのようになにかを求めるとき、相手やなにかのとても大事な部分に暴力を振るっている。そういう状態まであると考える。

 たいへんなんだけどな。

 対話は言うに及ばず、会話でさえもたいへんだ。

 楽をしたくなる。

 せめて娯楽くらいは。せめて、パートナーなら。せめて、自分のこどもくらいは。

 えとせとらー。えとせとらー!

 近しく大事な存在に向かうほど、楽をしたくなる。それが当然の権利であるかのようにさえ、思い始めると?

 だーいぶ。

 参ってる。

 つらいことはつらいし、いやなことはいやだ。

 気持ちをごまかすことなく、自分の輪郭をごまかすことなく、受け入れて。そのままの自分の土台を確かめていく。ごまかした箇所が、自分じゃもう思い出せないほど多くなるほど、それにはとてつもない時間がかかってしまう。

 すごく簡単に思えるんだ。言葉にすると。けど、それが難しくなっちゃうんだ。

 なにがつらいのか。なにがいやなのか。

 なにがたのしかったのか。なにがしあわせだったのか。

 それさえ、よくわかんなくなっちゃうんだ。

 それってさ。

 参ってるじゃん。

 心に相応する自分が見えないと、居るのも生きるのも、つらくなっちゃうよ。

 いま自分の術に必要な依存先はなあに? それはいま、あるもの? それとも、まだだれもろくに育てられていないもの? いろいろあるよね。

 社会は常に完全でも万能でもない。多くの人たちの蓄積と依存の歩みとつまずき、いろんな道筋によって変質していくものだから。こつこつ育んでいく。先駆者が多い分野や、一見して歩みやすく整備されている術があることが正解のように思われる。

 けど、そんなの勘違いだ。

 大勢の依存があって、大勢の挑戦があって、見えないだけ。悲しいかな、大勢の依存があるために分断が生じるし、実力は運のうちだという考えにふたをしたい人たちさえいる。

 けど、まー。ほら。

 ファストフードのように済ませたいときほど理解できない、したくないか、そもそも見えないくらい、世界ってちょっぴり複雑だ。

 どう?

 ここまで並べても、まだ駄々をこねる?

 青澄春灯。

 私は、どうしたいの?

 ハンバーガーショップにハンバーガーのセットを頼みに行く感覚で、遊園地について調べるつもり?

 そいつは、なしだ。

 でしょ?

 なら、どうしたいの?


「のんびりでいいんだ。なんなら、尻尾の中で便利うんぬんは空振りに終わってもいい」

「え、そうなの?」


 きょとーんとしてるカナタとちがって、マドカはすごく意外そうだ。

 これまでの私なら? 飛びついていたはずだ。

 ファストフード的な解決や理解しか、知らなかったもんなー。

 いい加減、身に染みてる。

 それで済まないくらいには、世界はもうちょい複雑だ。

 知れば知るほど、もうちょい複雑で見えないなにかが見えていく。

 延々とその繰り返し。だけど、進めば進むほど、濃淡も、広さも、幅を増していく。

 光り輝く現実も、暗澹とするできごともまた、増えていく。

 味わいも、咀嚼したい時間もまた、伸びていく。

 生きる味わいが、増していく。


「ぷちたちと過ごしながらできることを知りたいの」


 だから、続けてみよう。

 十兵衞の教えてくれた言葉を並べてみるのなら?

 水到渠成。

 雲無心出岫。

 直近で必要なことも多い。わーってなる瞬間だってそう。

 新しいスタイルについても試したい。

 食べて終わりとしないようにね?

 これからも、のびのびとぉ! やっていきますかね!




 つづく!

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