第千七百三十一話
ミコさんに血の使い方の要領を教えてもらい、いよいよ化かすとなったとき、次の問題は?
もちろん、場所! まずはなによりも、場所!
なにせ過密都市、東京。なんでもない場所なんてない。ちょっとどうかと思うレベルでない。
だというのに、御珠を包んだ泡を抱えて、尻尾ハウスを出してみたら?
肩身が狭くなるどころじゃ済まないレベルで騒動になる。匂いのせいで苦情が殺到しかねない!
じゃあ隔離世でやる?
やっぱり場所がない。ベースは現世とまったく同じだからね。
やるなら換算とした場所まで移動して、その隔離世で出すのがいい。けど、そこまで手間をかけるくらいなら、最初から宝島に行って、烏天狗の館の部屋でやるのがいい。
ミコさんとミユさんのふたりを見送って、軽く小腹を満たす。それからお母さんにお願いして、宝島へと連れていってもらう。
道中、折に触れてお母さんに釘を刺されていた。
御珠の匂いからして、えらいことになっちゃってるはず。そうにちがいない! だから、今日は確認して、どれくらいの日数、どれくらいの人手で、どれくらいの機材が必要か見積もるくらいにしとけって。
ぷちたちが過ごす尻尾ハウスが汚れてるくらいなら、午後半日でなんとかなるかもしれない。けど、一度も片付けてないし? そもそも、レイアウトも、内装も、収納も、なにもわからない。決まっているかどうかも謎。トイレがどんなことになっちゃっているか!
それにさ? ぷちたちには掃除のその字も教えてない。そもそも私がその字で苦戦してるというのに! そんなだから、怖い。えらいことになっていそうで。
おまけに他にも問題がある。
だれも管理していない水源。あるのかどうかもわからない浄水施設。
危うい。
ひじょーに!
危うい!
お風呂はだいじょうぶか。キッチンはあるのか。あるなら、どんなことになってるのか。冷蔵庫は? そもそも食糧はあるのだろうか。他にもあるよ? 食事ができるとき、ゴミはどうなっているのか。
すると新たな問題が生じる。
ゴミの処理は? どこで、どのようになされているのか。
水源と浄水。それについても、数えきれない問いがある。必要に応じてするべき行動も。
折に触れて、私は考えてきた。感じてきた。選びたいという思いを新たにしてきた。
つまるところ、先へ。学び、次へ。
ぷちたちとテレビを見ていて知った番組。考えるカラス。
そこでは、科学の考え方として、次のキャッチフレーズを立てているみたい。
曰く。
観察し、仮説を立て、実験をし、考察する。
発表された論文だって、実際に世界中の研究者たちが調べるわけじゃない? 査読をする。検証をされまくって、確かめられる。当然、批判はされる。批難ではなく、批判ね?
そうして積み上げられる集合知。
それを私は叡智に繋がるものだと信じている。
けど、それを知らなかったら?
あるいは、その価値が不要だと感じる集団や社会が、世界のどこかにあったら?
揉めそう。ひどく、揉めそうだ。
ジャイアンは出来杉くんに勉強で勝てない。アメフトで活躍する脳筋タイプは、結局のところ科学者になるガリ勉に、学校の卒業後で賃金面で大きく差を開けられる。その可能性がある。
進歩的に技術を吸収する、あるいは若い技術が身近にあって当たり前で吸収しやすい若い世代に対して、社会で権力基盤にどかっと腰を落ちつかせている層は? 個人差がある。
あって当たり前な人たちと、そもそも現状でなんとかなっている人たちとでは、情報面、技術に対する感覚において差が広がりやすい。
そもそも地域に、人々に、生涯学習の習慣が根づいてなかったら? 新たなインフラを用いて、不測の災害に対応しなければならないとき、利用者層に情報やインフラとの距離感で格差が生じてしまう。その可能性がある。
言っちゃえば、ジャイアンが自分のポジションを守るために出来杉くんや、彼みたいなタイプを力で支配する社会って、漫画やアニメじゃ結構あるよね。インテリイコール被害者なんて安易な構図で語る気はもちろんなくて、主義主張、イデオロギーを軸足に、自分の好ましいように知識や技術を扱ったり格付けしたりすることなんて、むしろありふれすぎていてうんざりしちゃうレベルの話だ。
先も、次も、求めていない人だっているのだ。
そんなものがあっては困る人だっているし? そんなものは意味がないと鼻で笑う人さえいるだろう。
二言目には「で、それがなんの役に立つの?」と聞いちゃうの。ぜんぜん興味が湧かない勉強にうんざりしていた私は、しょっちゅう考えてた。
結局のところ、価値は人が認め、作り、積み重ねていくものだ。
積み重ねとは決して知識や技術に限らない。
ときにそれは経験だったり、思い込みだったり、偏見だったりする。
だから「否定と肯定」という映画で、ホロコーストを否認する論者が、研究をしている人を相手に名誉毀損で訴えることだって起こりえてしまう。
売れれば本も出るよ?
どこを線引きとするかは別として、ね。
売れれば本も出る。次々と。
ベストセラー、ヒットを飛ばす著者だと金科玉条であるかのように振りかざして、眉を顰める内容を主張する。そんなことだって起きてしまう。
そのため、国によってはホロコーストの否定を法律で禁止している。欧州圏が主みたい。国連においても国際人権規約において明確に定義されているそうだ。
金科玉条であるかのように振りかざされるものは、なにもヒットメーカーであることだけではない。いろんな形で、いろんな立場として、あらゆるものが並べられる。
価値がある。そう感じたら、それでいいやと済ませる。
ときにそれは性別だし、年齢だし、社会的立場だし、過去の業績を示す一文だし、権力的立場だし、支配だし、暴力だ。肌の色かもしれない。人類みなホモサピではなく、その前の大戦期に価値観を逆行させて語られる人種かもしれない。易しく済ませられる、思考停止できるもの。人を分けるもの。
自分に価値があれば、それは安心できる材料になる。仮にそれを得ておらず苦しんでいる人がいるとしても、その者が悪いのだとして済ませられれば? 自分の価値は保たれる。
けれど、それは地味に攻撃されやすい程度の価値でしかない。
そして価値は認め、作り、積み重ねていかなければならない。ひとりで主張できる価値は、ときに自分を守ることにさえ苦労する。ときにね? あくまでも。
私がやることじゃない。私は学生。ぷちたちは式神。私は歌手。新米でも、投資してもらっている立場。お金もけっこうもらってる。だから、私がやることじゃない。
そう主張する時間軸もあるかもしれない。
いままでの自分を守るのに必死になるんだ。いままでの自分を生かすのに必死になるの。
だから思い返す。
過去の自分を生かして、いまを殺して得られることに、どれだけの意味があるんだろう。
ぷちたちのママだ。私は。親だもの。もう。
やることを意識しよう。
きらきら成分も、うつうつ成分も、いまはいらない。
ただ、やることを意識しよう。
「むん!」
肩を怒らせて、先を急ぐ。
私には、いる。
必要だ。
先も。次も。
私が、好きな人たちが、みんな楽しく過ごすためのことは、なんでもいる!
貪欲にいく!
でも、あまりに広く深く多すぎて、たまにめまいがしちゃうからさ?
触れるだけでずきんと痛む、過去のやらかしとか、いまの勘違いとか、めちゃくちゃいっぱいあるからさ。
見にいくぞ?
現場がどんなんなっちゃってんのか!
◆
今後も館にはお世話になるんだろうなあと思いながら、試練の部屋で私のあらゆる霊子を凝縮させて、ミコさんにもらった力を媒介に化かす。
私の尻尾が消えていく。九尾から一尾へ。
霊子がごそっと抜け落ちるような脱力感に続いて、真っ白でなんにもない部屋に泉が出現した。数えきれない蓮の花も。真っ先に出てくるのは、アマテラスさまに修行の場所として紹介された空間だった。当然、彼女もいた。中学時代の私。御珠や私の思いつく限りの仲間たちを紹介し、そばにおいた。あの彼女がいた。
それだけじゃない。
あそこの空間に見る空は鮮やかな色で目を奪われるものの、特になにがあるわけでもなかった。けれど、いま見る景色はちがう。金色の霊子が水の中から噴き出て、空へと登っていく。ぷちたちが「おー! すげー!」「おうちじゃん!」と駆け出す。ジャンプしたぷちたちの足元に金色が集まって、瞬く間に階段を作っていくのだ。
その先に浮かんでいた。
まんまるい私のぬいぐるみが。うちより大きなぬいぐるみが、ふわふわと浮いていた。金色に支えられているようにも見えるし、軽そうにも見える。
幸いにして、匂いはない。ぷちたちの言うとおり、ひとまず匂いはない。
ただし、蓮の花が増えていた。
足元を確認する。ぷちたちが駆けていったとき、水しぶきがあがった。中には色のついた水を飛ばす子も。なにせ、水の下は泥になっていた。ふかふかだ。足を動かすと、水の中で茶色が広がる。
思えば蓮は食用として利用できる。地下茎はレンコンに。種子を利用したりさ? お花をお茶にしたりするんだってさ。
まさか、これ食ってんの!?
いやいや。そうじゃない。待て。落ち着け。
自分をなだめようとする私を無視して、ぷちたちが次々と巨大なまんまる私のぬいぐるみに飛び込んでいく。壁に跳ね返るかと思いきや、すり抜けて見えなくなった。
「まじかー」
あれっぽい。ぷちたちの家。思っていたより間抜けな尻尾ハウスだ。
もしもアマテラスさまが見ていたら、笑い転げて畳をばしばし叩いている頃だろう。
あれをみちゃうと言い返せない。天国で私のあだ名をおたまとしたアマテラスさまに「私まるくないもん」って言い返せない。
だって、丸いもの。
いやでも。え? 待って?
水道ってどうなってんの?
まさかうんちしてんの? 飲んでんの? ときに水に下りてきて補給してるとか?
ゴミは? それもうんち?
あり得る……っ!
「まじかー」
腕を組んで見あげる。
私の訪問などお構いなしに、もうひとりの私が思い出したように巨大まんまる私ハウスへとのぼっていく。後に岡島くんや茨ちゃんたちが続く。小脇に蓮を抱えて。
おうちのなかに吸いこまれてく。
管理人かな?
それか、食事担当的な?
いやでも、どうなんだろ。
「うううん」
呻きながら、まん丸い私を見る。
パジャマ姿だ。ちんちくりんだ。二頭身のまんまるフォルムで、手足も尻尾も悲しくなるほど短い。押したらころころ転がりそうだ。
なぜ、あれが、おうちなのか。
だれが、どうやって、つくったのか。
いつからあれがあったのか。
ずっと前からだとしたら、なぜ修行の場で見つけられなかったのか。
数えたらきりがないほど悩みは多い。
あと、この場の泥がいったいなにでできているのかも気になってきたし、怖くて確かめられずにいる。お母さんの忠告に従って、いまは、観察に留めよう。それで精いっぱいな気がする。
「い、行くか」
自分を奮いたたせるべく言葉を口にして、すぐに不安にやられそうになった。
私にも金色階段は出るのだろうか。
恐る恐る足を掲げ、踏み出す。
足を下ろすとき、池から金色が噴き出て階段の一段になった。
思いのほか、しっかりとした踏み心地があった。
恐る恐る、階段を進む。
蓮池の上に浮かぶ、まんまるいおおきな私に向かって。
泥の中から綺麗な花を咲かせる蓮。汚れた場所から、綺麗な花がぱっと開く。そう捉えると、穢れないものみたいに捉えられそうだ。じゃあ、泥はどうやってできるのかな?
先がある。次がある。広がっていく。
疑問は数えきれず、私はいまとてもドキドキしてる。悪い意味で!
たしかに私は、天国のあの修行で、なにも知らない私にいろんあものをあげようと決めて、できることをしたつもりだ。
でも、どうだろう。
ぷちたちと一緒に過ごして、お掃除したりお食事用意したりできるほど?
彼女と対峙して、たくさんの仲間を出した。けれど、その精度は?
現実に生きる彼らの情報を一万としたとき、一にも満たない情報量だよ?
仮に岡島くんがついていったとしても。彼女がいたとしても。彼女は私よりも料理について知らないだろうし、あの岡島くんは私がふんわり「おりょうりとくい!」くらいに思ってる程度の情報量しかもってないと思うよ?
いやな予感しかしない!
はらはらしても、なにかが変わるわけじゃない。
すぐそばまで来た。
まんまるふわふわのフォルム。
私がどこか、深層心理でこれを思い描いている――……的な? まさか!
ほんとにぃ?
「まじかー」
何度でもつぶやいちゃう。
恐る恐る、中へ。
踏みこんでみると、そこはかつてご厚意による豪勢なおごりで泊まることのできた、あの天国のお宿の小屋だった。
「なんと!?」
ただし、至るところに服が散らばっている。
レンコンの食べかすも多い。腐敗臭がするのもある。
しかめ面で、部屋を見渡した。
洋館とお屋敷へと繋がるふたつの扉のうち、洋館に向かう扉が開いていた。
実際の場所なら、従業員のみなさんが綺麗に綺麗にお掃除して、景観の美を整え、備えていた。けれど、ここはひどい。雑草が伸び放題で、道も荒れ放題。おまけにやっぱり、なんだか匂う。道から外れた場所を覗くと、やっぱりレンコンの食べかすが散らばっている。それに脱ぎ散らかした服もある。
「あああ……」
うん。まあ。だよなあ。そりゃあ、そう。
そりゃあそうなんだけど。ろくなことにはなるまいと思っていたけれど!
「はふう」
一瞬、意識が遠のいた。
膝ががくがく震える。
「あかん」
お母さんの指摘がいまになって心を抉るよう。
あ、準備に備えよって意味じゃなく。私にお掃除とか家事とか、もろもろ教えてないっていう話ね!
できるわけない。
当たり前のことだ。
知らないことはわからないし。気づかないし。気づいても、やりようがなきゃできないし。余裕がなきゃやれないことだらけだし。
当たり前なんだけど。この場におけるなにもかもが、当たり前なんだけど。
次がある。先がある。
回れ右をして、うちに帰る? 綺麗な場所に。
だけど、その認識にだって先がある。次がある。
ときにそれは否定せずにはいられないほど醜い事実を明らかにする。自分の醜さと付きあうのは骨が折れるなんてものじゃない。
「はあ。ふう」
切り離して、分けて。消して。なかったことにして。
易しく済ませてみせたところで、そんなの自分の気持ちの話に過ぎなくて。
現実は変わらないよなー。視点の置き方でちがう輪郭が見えることはあっても、それもやっぱり変わらない。
観察し、仮説を立て、実験をし、考察する。
丁寧にやってかないとー。だめー。
それでも、この惨状はきつい!
よろけながら進み、とうとう洋館の前へ。
ツタが張っていた。壁も心なしかくすんで見える。
扉は開けっぱなしだった。
埃っぽい匂いがぷんと漂ってくる。中を覗く。脱ぎ散らかした服も、食べかすも、やまほどある。足の踏み場はない。
両手で分けて、中へ。かろうじてある、ぷちの足サイズの床が見える場所を道にして、中を確かめていく。
トイレ。お掃除まるでされてなくて、汚れてた。
お風呂。こちらも同じ。抜け毛が排水溝に集まってる。水垢もばっちり!
うれしくねーっ! けど、こうなるかーっ! なるよなーっ!
いまさらだけど、巨大なまんまる私ハウスの規模より中が広い。どうなってんだ。
どうせ再現するんなら、従業員のみなさんを再現してみるのはどうか。いやいや。そういう問題じゃない。ちがうんだけど、現実逃避で頼りたくなるね!
居間も、キッチンも、想像通りの惨状だった。
去年の経験がなければ入れなかったまである。キッチンで、私の出した岡島くんがほけーっとした顔で、流しでレンコンを洗ってお皿にどんとのせていた。ぷちの人数分ね。
「――……ごめんね」
見るに忍びないなあ!
もちろん流しもだいぶ汚れてる。レンコンを洗い流して落ちた泥がたまってるし! お皿なんか、一応おいてあるけど、洗ってない。洗剤だって、置いてない。
泥臭いキッチンにいろんな虫がいた。説明は割愛します! 殺虫剤もねーっ!
「うわあい!」
泣けてきた!
そりゃ、ここに留まるくらいなら、尻尾から出てくるわ!
いや出口どこ!? もうなにがなんだか!
あと、流しから出る水が濁っているのもなにかの冗談だと信じたい。
いちおう、機能してる。
いちおう、水道は動いている。
けど、ガスはつかない。電気も通ってない。
洗濯機もない。冷蔵庫はあるけど、電気が通ってないので中身は漏れなく腐ってた。
お掃除業者さんに頼んだとして、見積りだけでいくらになるのか末恐ろしいレベル。
ますます膝ががくがくするけど、リビングへ。
テレビがあって、ゲームがある。けど使えないのか、使い方がわからないのか、ケーブルが繋がってないし、そもそも電源がつかない。
二階の寝室から、はしゃぐ声がする。みんなが上にいるのだ。
カナタの尻尾も、けっこうな状態になってそうだなあ。あはあ! そういう問題じゃないぞ!
現実逃避はさておいて。
洋館の掃除は必須。
でも、根本的に環境に必要なことがやまほどある。
私の知識が土台になってんのかなー。どうだろなー。
けど、作ろうっていうんなら? いまの私じゃ太刀打ちできないことが山盛りだ。
参ったね!
「やること盛りだくさんだい!」
大地がいる。作物を育てたいし、やっぱり浄化施設も必要だし、発電だって。
尻尾の中にあるのが、もしも私の知識と技術のぶんだけ変えられる世界、だとしたら?
現状をみるに、ぷちたちが過ごすにはなにかと足りない場所だ。
足りてるものを数えたほうが、ずっと早い。
それを足がかりに進めていくほうがいいくらい。
じゃあさ?
ここで暮らすぷちたちが「くっせ!」と逃げ出すくらい匂う、御珠についた汚れはなんだ?
排水したゴミだの排泄物だのの汚れ?
水道が動くだけのなにかはある。
でも、ほんとにい?
怪しいもんだぞ? 配管ごしに、外の水を出してるだけじゃない?
掃除も洗濯も、電気があると楽ちん。道具があれば言うことなし!
けど、ここにはない。まず電気がない。だからきっと、夜はずっと早い。
せっかく再現するなら、そこまでできないか。
そのためにはいったい、なにをすればいい?
たぶん私次第。
なにせここは、私の尻尾の中にあるぷちたちの居場所を再現したもの。
根っこは私の尻尾であり、私の霊子なんだもの。
出ろって願えば出ないかな?
「そいやっ」
でろでろって願いながら、リビングの電気のスイッチを押した。
しかし! なにも! 起きなかった!
「がっっでむ!」
マジでやることしかないぞ!? ここ!
つづく!




