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その刀を下ろして、帯刀男子さま!  作者: 月見七春
第九十九章 おはように撃たれて眠れ!
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第千七百九話

 



 ひとつ言葉を置いたとき、なぞなぞが始まる。

 どのような意図を持って放たれるのか。どういう意味で捉えさせたいのか。その対象はだれなのか。放った人物にとって、どのような認識がなされているのか。どのような刺激を与えようとしているのか。どのような印象を与え、強固に、あるいは脆くしたいのか。前後とのつながりは? あるいはあえて際立たせる理由は。繰り返して反復するとき、いったいなにを強固にし、なにを薄めたいのか。それはどのような意図があるからなのか。

 問題は連鎖的に、あらゆる方向へと次の問題に広がっていく。

 三次元、縦横無尽に存在する点と点、それらを結ぶ線。点が問いなら、ひとつの言葉に刺激されて生じる問いは、数多もの線を伝って、数多くの問いへと繋がっていく。

 疑念。

 そう表現すると、わかりやすいかも?

 大げさな言い方をしたけどさ。

 あれこれ考えちゃわない? って話だ。

 たとえば好きな人と目が合って、ろくに話したこともないんだけど、にこって微笑みかけられた瞬間。お母さんの本棚にある少女漫画だと? 頭の中がわーってなって、すごく感激する。けど遅れて、いろんな問いが生まれる。なんで私のことを見たのかな、なんで笑ってくれたんだろうって。

 言葉に限定してみると?

 そうだなあ。

 ガンダムだと? Wと書いてウイングと読むシリーズの第一話で、主人公のヒイロ・ユイの怪しさに気づいたリリーナさまが、ヒイロに耳元で「お前を殺す」って言われた、あの瞬間?

 ヒイロってどういう人? 彼はいったい何者なの? と、私がもしリリーナさまの立場だったら、やまほど考えちゃいそう。

 学校にやってきた編入生の正体とは!? という状況を、より脚色すると? 宇宙から送り込まれた特殊工作員で、ロボットの超腕利きの操縦士で、暗殺も破壊工作も行なうテロリスト。あの作品だと、そうなる。

 自分がたどれる点と線からかけ離れていると? そこにギャップを感じる。裏切りがそこにある。期待しすぎて、裏切りの方向性で脚色しすぎた問いばかりをたどり、現実がすごく地味なところに落ちついてがっかりする人もいる。

 逆に普段から準備しすぎるくらい意識していても、その瞬間には全然、点と点が繋がらないこともある。

 お前がほにゃららするんかいというツッコミを、ツッコミ芸人ならできるはず説とか?

 歌うぞーって決めた私が、これまで構えてきた状況で実際にどこまで歌えてきたのかーとか。

 ね? 調べてみたら、怪しいとこあるんじゃないかな?

 意味からは話がずれてきちゃったね!

 そうだなあ。最初の例に戻るとさ?

 片思いをしているけど、ろくに話したことがない人が笑いかけてきた。勇気を振り絞って「なあに?」って尋ねてみたらさ?

 髪にいもけんぴがついて……じゃなくて。いいんだよ。そこまで漫画ネタもってこなくても。

 えー。うー。あー。な、なんだぁ?

 昔うちで飼ってた犬みてえな顔してるなあと思って、とか?

 あんだぁ? やんのかぁ? ってなりそう。ケンカ売ってんのかぁ? とか?

 片思いとか一瞬でどっかにいって「こいつはいったいなにが狙いだ」って考えるとかでもないかな。まだ耐える人もいるかも? そこでとどめに「ワンって鳴いたら、なにかひとつ言うこと聞くよ」とか? ろくに話したこともない相手にそんなこと言う男やだよ……っ!

 即バトル? ううん。即退避かも。

 そこで追いかけてきて、実は昔、こども時代にめっちゃケンカしてた悪友の幼なじみと判明! やなやつに育ちやがってとぷりぷりする主人公。たぶん、相手は名字が変わってるの。で、相手のひとりシーンになったら「くそ、かわいくなりすぎてんじゃん」みたいな。

 ベタベタかよ……っ!

 だいすきだよ……っ!

 あ。

 口が悪いのは別ね?

 それは直したほうがいいと思うの。

 って、話が脱線しまくってるけども!

 ふたりがいろいろあって付きあうことになったら、主人公は聞くよね。ぜったい。再会したとき、めっちゃひどいこと言ってきたけど、あれなんなん!? って。で、なぞなぞの答えがわかる、みたいな!

 きょうび、なかなか見ないよ……っ!

 お母さんの本棚の中でも日焼けしてるやつに見る流れだよ……っ!

 でも好き!

 じゃなくて。

 その瞬間も、あるいはすこし時間が経って余裕がでてきたときも、座標を移動してもいい。問いでも、答えでも。繋げてもいいし、繋がっているのをやめるのでもいい。

 お父さんのパソコンでこっそりいろいろ調べて見つけた「頭がフットーしそうだよおっっ」のコマに「どういうこった!?」と疑問を抱き、お母さんに見せて聞いちゃったときの、あのいたたまれねえ大失敗とかね!

 まさに黒歴史……っ!

 ちなみに具体的になにが起きているのか後に知ってから、アメリカの医療系ドラマでたまに出てくるのを見ると?

 くっそ恥ずかしいやつじゃん! となるし、居たたまれなさはえぐい。

 どれだったかなー。ERだったかな? それともグレイズ・アナトミー? 中高年カップルが運ばれてきて、男性が薬を飲んでがんばったらこのざまだと嘆いたり、女性が羞恥と怒りで男性を罵ったり、もう大変だった。研修医たちも最初こそ「まじぃ!?」と好奇心剥き出しに集まるけど、担当医たちに蹴散らされていなかったっけ。で、処置が終わるまでの間にエモくてほっこりする展開になって、注射で弛緩させて、無事に合体が解除される。

 なんの話かって? 緊張しちゃうから、うまくいえないや。

 ただ、放置すると男性側が切除する羽目になるくらい危ない状況だそう。なったら、どんなに恥ずかしくても救急車を呼ぶ事態という。おっかない! お尻の異物とどっちが多いのか謎。話題が不謹慎すぎて尋ねられない。実際に処置するお仕事、重なるほどにしんどいだろうなあって想像しちゃう。

 この想像も点と線。

 日常の感情の動きもそう。

 自分と同じ点、同じ線を経由して、同じ座標に行き着くのかと想像する。

 喜怒哀楽。羞恥心とか。漫画かドラマか、それとも現実か! とかね。

 偏見の傾向もそう。

 繋がりを結局、特定の点に集めちゃうときもあるし? 特定の点や線には、ゲームのバフやデバフみたいに「あらゆる点と線への伝播を加速する」こともあれば、その逆で「減速する」こともあるじゃない?

 なんだろ。

 こいつ興味ないわ~っていうとき、その点からスタートしたらもう、常に減速。しかも興味ないという点に留める重力みたいなのもありそう。

 好きで好きでしょうがなくて「てえてえ!」と留まることもあれば?

 どうしても知りたい、なんで? どうして? はてな! と、移動を促す点もありそう。

 心を辿るのは、その働きと、点と線の意味を探るところにもある気がしてる。

 なんなら、ね?

 点にも、あるいは点と点を移動する際に通る線にも、感情が刺激されることがありそう。

 それはどんな感情かな?

 自分の中に湧き上がる感情と、点と線とが、いつも正しく観測されているかっていったら、そうでもなくない? 意外とぼやけてる。

 アニメ見てて、なんかいーなーって思うときさ? 同じクールで他にも放送されてるアニメみて、なんかいーなーって思うのと、みんな同じなのかな? そんなことないよなあ。そんなことないわりに、それがどういうものなのか、よくわからなくないです?

 だから他の人がどう思っているのか調べちゃって。そこで「これっぽいわ」と思える内容と同じことにしちゃってさ? 調査は終了! 打ち切り! はいおつかれちゃーんってなるの。

 自分の中にある答えを辿ったことにはならないのにね?

 でも、それもしょうがないよ。

 三ヶ月に一回、切りかわる。番組数は膨大。お父さんによれば昔は一年を通して放送している番組が多かったっていうけど、正直なところ実感が湧かないなあ。ドラマも一クールで変わりません? 古畑任三郎みたいに、シーズンを重ねるドラマって日本じゃ稀じゃない? 大河や朝ドラ、ごく一部のサスペンスドラマと刑事ものくらいなのでは?

 時代劇も、いまからご長寿シリーズ立ち上げるぞーって流れは見えないし。なぁんか、もったいない気がする。

 戦争の話まで持ち出してきて荒ぶる思考を繰り広げたときに侍を例にした。どうかなーって思うこともあるよ?

 あるけどさ。

 なくしてオッケー、じゃないもの。

 川の水を飲むというシーンを、昔のドラマやアニメの映画で見たことがあって、私は正直かなり憧れていた。でも、いつだったかなー。川の水には、上流で獣のうんちやおしっこ、魚の排泄物や、水生昆虫の死骸とか、もろもろが溶けているから「ばっちい!」ので、飲まないほうがいい! と聞いた。

 まじか、と。

 嘘やろ、と。

 すごいショックだった。

 ばっちいという点は、もうそれ自体の存在感がすごい。そこで思考停止しちゃうくらいだ。

 ところで鮭は生まれた川を遡上して産卵をし、そのまま命を落とす。やがて、その身は朽ちる。腹を空かせたクマさんや、他の生きものも、これを狙うことがあるそうだ。北海道では、狐とかね。けれど、漏れなく食われるわけじゃない。すると、どうなる?

 川の栄養源となり、プランクトンが発生する。そのプランクトンを求めて、いろんな生きものが集まっていく。その中には、卵から孵った鮭の赤ちゃんも含まれるそうだ。

 ところで川に生きる魚は鮭だけじゃない。

 他にもイワナや鮎など、いろいろいる。

 川の釣り人たちや、魚大好きな人たちは、釣り上げた魚の種類によって、人によって、はらわたを食べる。そこにはなにがあるの? 腸だ。肛門もあるよ? つまり? 消化中の虫や、うんちがある!

 もっとちっちゃい小魚でもそう。煮干しにする魚とかね!

 調理時に腹を裂いて中身を出している例もあるけどさ。アジにせよ、イワシにせよ、うちはわたは取る。なにせ寄生虫が怖い。魚だと、アニサキス。

 こう書くと怖がる人もいるかもしれない。

 でも、魚に限らない。肉でもそう。生で食べないようにね、加熱調理しましょうねっていうのは、お肉についているかもしれない怖い菌の処理をおうちでするためじゃなかったっけ?

 古い卵はやめましょうとか。フグは免許がなきゃさばかず、食べないようにねーとか。キノコはちゃんと知識があっても誤ってしまうこともあるくらい、多種多様なので、おとなしく市販品を買って食べましょうねーとか。

 そういう注意喚起って、要するに私たちが知らないで気づかず食べると痛い目に遭うかもしれないから行なわれるじゃん。キノコにせよフグにせよ、死ぬことさえあり得るわけだし。

 でもね?

 たとえばカワハギなんかは肝がうまし!

 川魚も、好きな人にしてみれば、ワタがうまし!

 ワタは苦みのあるものだけど、好きな人は好き。サザエの壺焼きで、サザエのワタも食べるのかな? 料理によってはソースにするというけど、まだ体験したことなし!

 私は前に一度、家族旅行で行った先で挑戦して、挫折しました。ピーマンみたいに、いつか食べられるようになるのかも?

 食べられるもの、食べられるけどお腹を壊すもの、噛んで飲みこむことはできてもおいしくないもの、臭くて無理なもの、臭すぎるけど食べられるもの。いろいろあるじゃない?

 どれがどれっていうのはさ。おおむね、膨大な人の食の歴史の上澄みを、それとなぁく学び、それとなぁく利用しているわけで。キノコはあまりにも謎すぎて上澄みどころじゃないし? 家庭科の授業を真面目に受けなかったり、ご家庭の料理で学んでこなければ、大人になって、腐った食べもの食べてお腹壊すとか普通にあり得るんだろうし。他にも同じ結果になる過程はやまほどありそう。

 川の水についての知識はどうだろう。

 私がちびの頃、海外に出かけては井戸を掘る番組とか。あるいは水を汲むために大変な道を行き来するこどもの映像とか。どちらも見かけた。

 どう見ても透明じゃないお水を、いろんな用途で使う。

 そのまま直で飲む場所もあれば、鍋で煮沸させて、なにかを煮込んでスープで飲んでいる場所もあった。様々だ。そこに行く人は、概ね「まじかよー」って引いた顔したり「こういう場所があるんだよな、みんな飲んでる水をひどく言うなんてだめだよな」って覚悟した顔して飲んでたっけ。

 透明なお水なら綺麗かっていったら、それほんと? って話だ。

 私が川の水を飲むのはばっちいことだと聞いてショックを受けたのは、だって、そういう場面を描くとき、だいたい水が透き通っていたからさ? 透明なお水イコール綺麗で飲める、だと思ってた。すごく少ない点と線の数だよね。

 その逆張りでさ?

 透明なお水じゃないイコールばっちい、だとも思ってた。これも安易だ。

 お水の透明度、その色はなにで決まるのか。それは、お水に含まれるものとどれほど関係があるのか。

 人の目に見えるものなのかどうか、なんて話もあるでしょ?

 奥深い~!

 それってたとえば、海のお水の話にも通じるし。

 綺麗かばっちいかっていうの、明確な基準がないからね。そのあたりも学ぶと「のめる」「のめるが腹をくだす」「のめるがのむべきではない」みたいな表現に変わっていきそう。

 するとさ?

 最初に利用している、綺麗とかばっちいとかの点は使わなくなるってことなのかな?

 新たな点を作り、そちらを使うようになるってことなのかな?

 なぞー。

 初期状態の点と線って、少ないの? それが絶対にやばいの? そういう話でもない。

 ますます、なぞー。

 なので、マドカに手を引っ張ってもらいながら、ぽわぽわ考えごとをしている。

 なんでかって? さっきまでちゃんと歩いていたじゃんね?

 いやさ。

 神水で作ったかき氷なんてのがありまして!

 おいしくてさー! 蜜も霊子濃度たっぷり! 一気に酔っちゃった。

 タマちゃんが一枚かんでるチェーンのかき氷屋さんでさ。私のこと知ってるお狐さんに勧められて食べたんだけど、糖蜜が甘くておいしいの! かき氷の削り方も、薄く平べったくなってて、これが妙にざくざくでうまくってさ。


「うぃっく」


 よったー! 霊子にご機嫌だ。

 キラリの変身スーツの話にマドカが「せっかくだから、霊子を転化する装置を使って遊び道具が作れたらいいねー」なんて返してた。また新しい話題をぶちこみやがってとキラリが尻尾をうならせながらも、乗っかっている。

 先を行くぷちたちは、たまに私をふり返っては恨めしそう。

 私の食べた濃密かき氷が気になって仕方ないのだ。もう食べちゃったから、ないけどー!


「ひっく」


 つまづきそうになって、肘を支えてくれているトモが「もう、だいじょぶ?」って声をかけてくれるから、笑顔でうなずく。

 岡島くんがぷちたちと茨ちゃんを誘って、射的を始めた。

 タコ入道おじさんが、ちっちゃなコルク銃をみんなに渡している。

 ああいうの、落ちない印象が強い。

 特に、おっきいやつ!

 茨ちゃんがぷちたちを集めて、作戦を練る。みんなでおっきなぬいぐるみを狙って、同時に打とうというのだ。青い法被のタコ入道おじさんは、煙管をくゆらせながら「うちはユーザーフレンドリーだが、腕がいらねえとはいわねえぞ?」などと、にやにやしている。

 どういうこった?

 なぞ。


「がんばれー」


 みんなを見守るし、積極的に呼びかける。

 どんどん呼びかける。構えがかっこいいぞーとか、いまの顔いーねーとか。

 もはやチャラ男だ。私いま、ぷちたち相手にうぇいうぇいいうタイプのチャラ男。

 うおおん! 褒めさせて!

 そんなノリ。


「あはははは!」

「ちょ」


 マドカの手を離して、膝をばしばし叩いて笑っていたら、トモに抱き上げられちゃいました。


「さっき一気に食うから!」

「だいじょぶ?」


 キラリとマドカが呆れ半分、心配半分に聞いてくれるからさ?


「だいじょぶだいじょぶぅー」


 軽く笑って流しておく。

 それよりも、ぷちたちに声援を。

 私は数えきれない偏見を抱えている。いったいどれだけの偏見が無知と線で繋がっているかさえ、わかっていない。

 私は未熟で、愚かだ。

 しくじるだろう。しくじってきただろう。


「キラリ、みんなのあとに私たちもやるぞー? トモもマドカもだー!」


 はいはいはい、と、みんなして私の介護に回ろうとするけれど。

 いいんだ。それより遊びたくて仕方ないだけ。

 謝りたいことは、なるべく思いついたときに謝るし。

 正すべきだと気づいたことは、なるべく早くに正す。

 過ちを犯すことなく生きていくのはむずかしい。困難だ。そんなのあり得ないのかもしれないくらいだ。

 だから、それについて、明らかになったら即座にアウトっていうのはどうか、という話も聞く。

 憤る人たちも多い。

 たぶん、やり直せたほうがいいっていう点と、過ちを犯した点と、それが自覚的であったという点が線で繋がっているから。おまけに、自覚的に過ちを犯し、それを誇っていたら? しかも、発覚するまで正そうとしてこず、謝ろうとしてこなかったら? 過ちを犯したときからいままで、なにをしてきたのか。その線の間に、不誠実さを先入観としてみるからじゃない?

 その先入観は、でも、普遍的なものじゃないかな。

 私は恐れた。キラリ相手に。結ちゃんや、当時のクラスメイトのみんなを相手に。

 恐れを抱くと、そこから「許されないのでは」と想像するから「許されるべきではない」まで、たやすく点から点へと線を結んでしまう気がする。

 それと、昔からいままでの時間の内訳とは、また別の話。セカンドチャンスの話もそう。

 キラリは私にくれた。結ちゃんも、当時のみんなも。

 キラリにしてみれば? 私みたいに、いろいろ感じる部分があってさ? もちろん言うまでもなく私に言えた立場でないとわかっていても、渡した。キラリにも。

 というより、手を繋いだ。ふたりで。

 だからって、それはいきなり点と点を線で結ぶようにはいかなかった。

 ぷちたちにとっての寂しい時間もそうだ。

 それでもね?

 私が呼びかけ、歓喜し、応援すると、みんな夢中度合いが増して見えてさ?

 こんな夢が醒めちゃいけないと思わずにはいられなくって。

 襟を正して、みんなを見つめ続けるの。

 大好きなところを増やすように、気持ちを言葉に変えて届け続けるよ。いくらでも。

 ぷちたちの顔がきらきらして見える。

 こんなにもいい顔しちゃう素敵な夢から醒ましちゃいけねえや。




 つづく!

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