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その刀を下ろして、帯刀男子さま!  作者: 月見七春
第十章 六月に降る雨

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第百二十四話

 



 いざ、自分で鍵を握ると悩む瞬間がある。

 我は彼女と暮らす新居を決めた。

 退路を断つために。よく人は結婚には勢いが大事だと言う。

 なるほど、確かにそうだ。

 人生において大きな決断だ。安全パイを切るようではな。どこかで妥協してしまう。

 人は弱い。我は……とくに弱い。獅子王ライという教師が生徒にとって強き背中であるよう、日々心がけてはいるのだが。それでも国崎シロウという男のありように、我は未だ及ばずにいる。

 劣等感か。それとも、憧れか。

 自室の荷物を片付けて、その写真を目にした時に我は思わず言葉を失った。


「……むう」


 学生時代の写真だ。

 ニナがシロウの腕に抱きついて微笑んでいて、シロウは我の腕を掴んで楽しそうにしている。

 我は……かつての我は、居心地の悪い顔で写っていた。


「ライ?」


 呼びかけられて急いで写真を梱包用のダンボールに入れようとしたのだが、その手をニナに止められた。

 休日、彼女は引っ越しの荷物作りの手伝いに来てくれたのだ。


「それ、なつかしいわね」

「う……ぬう」


 我の手からそっと写真を取り上げて、じっと視線を注ぐ。

 写真に這わせる指の意図はなにか。


「覚えてる? シロウはいつもあなたを引っ張って、けれどあなたはいつも嫌がっていたわ」

「……居場所がなかったのだ」

「私がシロウだけに甘えていたから?」

「…………」


 肯定を叫ぶ未熟な心と、否定して逃れたいという弱さに言葉は出てこず。


「そんなことなくて、本当はあなたにこそ山ほど甘えていたんだけどね。あの頃の私は……とにかく、身勝手だった」


 我のずっと先を歩き続ける彼女は、たやすく過去を認め、受け入れているのに。


「ごめんなさい」

「……いや、何も謝ることは」

「あるのよ。あるの……」


 ちょっと休憩しよう、と言われてまだ片付けていないテーブルに誘導される。


「本当は片付けが終わってからにしようと思ったんだけど、先にあけちゃうわね」


 動きやすい洋装で、勝手知ったる他人の家という調子で冷蔵庫を開けて、箱を取り出した。

 それからグラスを二つ並べる。すべて彼女が持ち込んだものだ。


「高いお酒じゃなくて申し訳ないけど」

「いい。その方が気楽だ」

「そういうと思って甘えちゃった」


 ふふ、と笑って彼女が箱から取り出した酒瓶を開けて、中身をグラスに注いでくれた。


「日本酒なのにグラス」

「いいんじゃないか」

「また酔いつぶれないでね?」

「……夏目と二人で飲まされなければ、大丈夫だ」

「彼女はざるだからね」


 注がれた冷たいお酒が二人分になってすぐ、彼女は瓶を置いて腰掛けた。

 それからグラスを持って、掲げてくる。


「じゃあ……昔話に」

「妙な話だな。まあ……乾杯」


 ニナの意図を察して素直にグラスを重ねる。


「何を話したい?」


 俺が尋ねると、ニナは困ったように身体を椅子に預けた。


「あなたのこうと決めたら出る単刀直入なところ、今の私は大好きだけれど……昔の私は嫌いだった」

「……そうなのか」


 地味にショックなのだが。


「だって、あなたは私の面倒を誰より見るくせに、一度だって……好意を口にしてくれたことがなかったから。ああ……義務で面倒をみてくれているんだなあって、毎日思っていたの」

「それは……それは」


 違う、と言えたらどれほど楽か。

 しかし、違うと言ったら、それ以外のあらゆる事実を彼女に告げることになる。

 そうするべきなのか。どうなのか。


「今ならわかるの。違うんでしょう?」


 優しさというよりも、慈しみに満ちた瞳だ。

 あの頃の彼女はその瞳を誰に向けていたのだろう……などと考えてしまう我は、未だ未熟者の極みである。


「また過去に嫉妬してる」

「……むう」


 言い当てられることが日に日に増えてきた。

 こういう時には決まって居心地の悪さを覚えるのだが、酒を飲み始めたばかりでは逃げ場がない。


「ごめんなさい」

「……なぜ、謝るのだ」

「そうさせたのは……私かなあって思うことがあったの。ううん、ちがうか。気づかされてしまったんだわ、きっと」


 ニナが何を考えているのか、我にはまるでわからないというのに。

 彼女は我が何を考えているのかお見通し、という顔なのだ。


「ねえ、ライ」

「な、なんだ」

「今から、すごく……残酷なことを言うわね」

「……む」


 ここへきての婚約解消か。やはり再婚はいやなのか。そもそも我のことなどやはりすぐに嫌いになったのか。

 一瞬で思い浮かぶ後ろ向きな言葉を、


「最初からずっとあなたが好きでした」


 彼女は確かに一言で吹き飛ばした。

 それは間違いなく残酷な一言だった。

 あらゆるすべてに対して、残酷すぎる一言だった。


「シロウは……気づいていたんだわ。きっと……最初から。だから私とあなたはお似合いだ、なんて言ったのよ」

「よせ」


 伏せた目の奥に浮かぶ感情が初めて見えた。

 傷を浮き彫りにして、過去を鮮明にして……今、自分をさらに傷つけている。


「だめ。どうしても……話さなきゃいけないことだから、言わせて」

「だが」

「……お願い」


 希う声を、熱情を向けられて黙り込む。それを彼女は肯定と見抜いた。


「あの人を愛していたわ。でも……当たり前なのよ。恋に恋して、救いを求める願望をたぐりよせたんだから……自分の願いを愛するわ」


 子供過ぎたのよ、と語る彼女の言葉は、


「けれど私を支え、守ってくれていたその優しさがなければ……私はそもそも夢さえ見れなかった。あの人に告白して、付き合って……あの人が死ぬまで、一度たりとも恐れなかった」


 重たい。我を見つめるその視線の熱情は、あまりにも膨大で。


「あなたがそばからいなくなることを、私は一度だって……恐れたことがない。いて当たり前で、いないことが考えられない。だからね」

「……うむ」

「だから……彼が危ないって気づいて取り乱す前だったかしら。あの人に聞かれたのよ」


 なにをだろう、と思ったが、まるで予想さえできなかった。


「本当はライが好きでたまらなくて、愛して欲しいと言いたいのにどうして君は素直になれないんだい? って」


 そんな言葉をシロウが口にする可能性を。

 ニナが我にそんな感情を向ける可能性を、我は一度だって感じたことなどなかった。


「私は笑って否定しようとした。けれど何も言えなかった。きっと……それが答えだったんだと思う。だから……最後のあの人の言葉を呪ったし、そんな自分を許せなかった。ライがいなかったら……たぶん、一年ももたずに自分で死んでいた」


 事件のあとのことを覚えている? と彼女は言う。

 けれど我は何も言い返せない。


「荒れたわ。だって、それこそ本当に何度も死のうとしたし。その都度あなたに止められたわよね」

「シロウが……我に託したからな」

「ううん、そんな言葉がなくてもあなたはやり通したわ。だから自覚するばかりだった。あなたが好きなんだって……気づかされるばかりだった」


 微笑む彼女と見つめ合う。

 決して初めてではないのに、今日ばかりは受け止めるのが怖い。


「あのね……プロポーズもいいけれど、今だからこそ聞きたいの。あの頃のあなたの気持ちを、正直な……本音を」


 ねえ、と呼びかけられる。

 あの頃から変わらず美しいその姿から目を離せない。


「私は好きだった。あなたは……どうだった?」


 グラスを置いて伸ばされる左手の薬指には未来の証が煌めいている。


「我は……」


 その手に触れられて引こうとしてしまう。

 しかし包まれ、握られて……繋がるともう、それは叶わない。

 それは紛れもなく我にとっての急所だ。

 人生を共に預け合う彼女に知らせるべきだという理性の声が聞こえる。あの頃のお前には決して届かなかった、という幼い我の恨み言もまた聞こえる。

 進むか、退くか。

 既に答えは出ているのに。心を露わにするのはこうも怖くて、痛いものか。

 一人では知ることができず、面倒だが貴重で、手放したら孤独に近づく……そんな問いかけだ。

 シロウ。我はどうすればいい。

 お前なら迷わず認めるのだろう。我とほとんど同じタイミングで彼女を見て、お前は言った。ああいう子は好きだと。あの時と同じように迷わずに言うだろう。

 思えばずっと……ただただ前へ進むお前が、我にはずっと眩しかった。眩いお前だからこそニナも、と……何度も思った。未熟な自分をひたすらに責めもした。

 報われぬ思いだと思っていたら……友が死に、報われてはならぬ思いになった。

 それでも我は前へ進むと決めたのではなかったのか。

 よく見るべきではないか?

 目の前の彼女はずっと答えを待っている。願う力は繋いだ指先から十二分に伝わってきているではないか。

 答えこそすれ、裏切るなどありえぬ。

 ……なんだ、案外簡単ではないか。方針は既に決まっているのだ。


「好きだった」


 口にしてみてすっと胸が軽くなった。

 そして空いた場所からしみ出してくる。溢れるように、


「ああ……好きだった。ずっと。ひと目見た時から」


 止まらない。


「……ごめんなさい。私が弱いばかりに……あなたとシロウを巻き込んでしまった」

「それは違う」


 離れようとする手を繋ぎ止める。

 ああ、ずっと。それが言いたかったのだ、と理解したから。

 彼女はなじられることを期待しているのだ。

 罰せられることを。罪を深く心身に残すために。

 それは許せぬ。


「我も……恐らく、いいや間違いなく、シロウも進んでしたことだ。奴が誰かを恨むような男なら、最後に残した言葉は違ったはずだ」

「……それでも。それでも、私は」

「いいんだ。我も進んでしたことだ。我の好意の責任は我にある。お前がどうするかは、お前が決めるべきことだ。それに……既に報われている」


 繋いだ手は、左手。

 その薬指に触れて微笑む。


「ニナ。未来へ進むのだ。そのためになら過去の話も喜んでしよう。だが……悔いるのはもうやめよう。我らはずっと、囚われてきた。そろそろ未来へ進まねば」

「……うん」


 俯いて、それだけで足りずに肩を震わせる。

 顔をあげた彼女の願いを受けて、ソファへ移動した。

 身を寄せ合い、手を繋ぐ。


「ライは……シロウのことをどう思う?」

「……越えられない男だ。今も背中しか見えぬ」


 深い場所へと触れる彼女の手を、振り払うことはできぬ。

 しかし痛む。友であり、ライバルでもあったからだ。


「じゃあ、ライは怒ってる?」

「何をだ?」

「シロウはあなたにも言っていたはずよ。私とあなたがお似合いだって」


 言われるまでそんなことがあったかどうかさえ忘れていた。

 考えてみれば、そんなこともあったかもしれない。

 さて、どうだったか……待てよ?


「お前達は付き合っていた時にもな……耐えかねてあまりにも酷い冗談だと怒ったら、二度と言われなくなった」

「今でも同じ気持ち?」

「どうかな……あの頃の我はニナに当たられるたびに挫けそうになっていた」

「そうなの?」


 きょとんとした顔で言われるから、思わず強く頷いてしまう。


「うむ。言えるはずもなかったのだ、好きだなどと……言えるはずもなかった。ずっと嫌われていると思っていたからな」

「そんなことないのに。ううん、むしろその気持ちこそ知りたかったのに」

「その割りには、物を投げつけられたり、突然斬りかかられたり……大変だったぞ?」

「あ、あの頃は私も若かったの!」


 それを言われると、と苦笑いをする彼女に頷く。


「我もだ。我も若かった……だから、今ほど普通に一緒にはいられなかったように思う」

「付き合ってからもずっと三人だったし、その後もあなたとずっと二人きりだったけど?」

「……それでも、我はニナの気持ちに応えられるようになるまで、何年もかかった」


 それが事実だ。


「だとしたら……ライの気持ちに向き合えるようになるまでに、私も何年もかかったのね」


 腕に彼女の頭の重みを感じる。


「すごくすごく遠回りしたけれど……それでも結婚してくれるの?」

「ばかな。我の伴侶はお前以外にあり得ぬ」

「……だめな女ですよ?」

「そんなことはない。ニナは素晴らしい女性だ……会った時からずっと、我にとってはそうだった。ずっと、そうだったのだ」

「そっか……そうか」


 噛みしめるように頷く彼女に尋ねる。


「ニナはいいのか? 迷いや後悔は他にないか?」

「……私もね? あなた以外は考えられないの。だから……あなたと一生を過ごしたい」


 これ以上ない言葉だった。

 しみじみと「そうか」と頷くと、なぜだろう。

 ニナはじっと我の顔を見つめるのだ。


「どうした?」

「……い、いえ。なんでもないの」


 彼女の意図がわからぬ。


「あのね、ライ。私を誰より強く守ってくれるのはずっとあなただった。それは最初から変わらない事実なの」

「……そう思ってくれるのか?」

「ええ。実際、あなたはいつも私と一緒にいてくれたもの」


 お互いの心地いい距離感で、と微笑む彼女に俯く。

 自身の行いを正しく認められることの恥ずかしさよ。


「だからシロウも言ってたんだと思う、私たち二人がお似合いだって」

「さりとて……真偽はわからぬ。それにいまさら奴の言葉を聞けるわけでもあるまい」


 だからこそ声が固くなる。

 物の道理を見抜く奴の目は疑わぬ。

 けれどそれについてだけは異議を挟まざるを得ないのだ。


「疑うのね」

「あの頃の我らは間違いなくうまくいってなかったのだから……わからぬよ」

「そうかしら。今の私たちはうまくいっていると思うけど?」

「む」

「結婚の意識を再確認したばかりですよ?」

「……むう。百歩譲ってそれは認めよう。だが、どうだろう。奴の最後の言葉にしても、我がニナを幸せにせよ、という意味かどうかはわからぬぞ」

「えっ」


 我の言葉がよほど意外だったのか、ニナが慌てている。


「な、なぜそうなるの? 私を頼むと言われたじゃない」

「それは今まで通り面倒をみてやってくれ、という意味ではないのか?」

「……ええええ?」


 この人なにをいっているのかしら、という顔でまじまじと見られた。


「も、も……もしかして。もしかすると、え? それが理由でなかなか踏み込めずにいましたか?」

「大きな理由の一つではある」

「……じゃあ、ライにとってシロウが言った私を頼むっていう言葉は、どういう意味だと思ったの?」

「それは……ニナが健やかに幸せに過ごせる手助けをしてくれ、と。変な虫がつかぬように見守れ、と。そういう意味だと思った」

「えええええ」

「結婚した男ならそう思うであろう」

「……まさかの流れ過ぎて頭痛がしてきたけれど、じゃあ……やっぱり使うしかないわね。いいえむしろもらってきて正解だったと言うべきかしら」

「ニナ?」

「いいから静かにして。これを聞いてどう思うのか答えて?」


 そう言って彼女はスカートのポケットからスマートフォンを取り出して操作した。

 そして笑うのだ。


「ねえシロウ、どう思う? ライに何か言ってやって欲しいのだけど」

『そうだな……ほら、やっぱり僕の言った通りになった。二人で幸せにならなきゃ祟るぞって、おどかしてやってくれ』


 さあどうだ、と自慢げな彼女よりも。

 スマートフォンから聞こえた友の声に驚かずにはいられなかった。


「ま、まて、なぜシロウの声が」

「生徒が頑張って手に入れてくれたの……本当は怒らなきゃいけないところだったけれど、できなかった。あの人の願いに触れてしまったから。生徒が悔いていたから……責められなかった」

「……そう、か」

「感想は?」


 不安げに見つめられるが、すぐには答えられなかった。


「もう一度聞く?」

「……いや、あ……いや、しかし……うむ、頼む」


 戸惑い、慌て、混乱し、けれど頼まざるを得なかった。

 確認したかった。シロウの言葉を。


『そうだな……ほら、やっぱり僕の言った通りになった。二人で幸せにならなきゃ祟るぞって、おどかしてやってくれ』


 わかる? とニナに言われて俯く。

 目頭が熱くなる。


「二人で幸せになれって」

「……うむ」


 それを言える奴の強さを、誇りを、我は胸に刻もう。

 背中を見て落ち込むのではなく、落ち込み退くのでもなく。

 友に胸を張れるように。奴に報いるために。


「……あの頃、我は弱かったのだ」


 確かな事実だった。


「私も弱かったわ」

「そんなお前を受け止められる強さを渇望していた」


 一度決壊するともう。


「奴が羨ましかった。ずっと……ずっと……奴と向き合う強さが我にはなかったのだ」


 だめだった。

 目に浮かぶ涙をニナが驚いたように見つめ、それからそっと拭ってくれた。


「すごい……男だ」

「……うん」

「自慢の友だ」

「うん」

「……敵う気がしないな」

「いいのよ……ライ」


 我の手を両手で包んで、彼女は言うのだ。


「二人で一緒に幸せになりましょう。そしていつか胸を張って、あの人の隣に三人で立つの。勝ち負けなんて必要ないのよ」


 今度は笑って、みんなで幸せな写真を撮るの。


「あの世に写真があるかはしらないけれど……二人ならきっと、あの人の隣に胸を張って並べると思うの」

「うむ……うむ……」


 目元を拭う手が追いつかない。


「ライ……二人で幸せになろう?」

「……ああ。我とニナの二人で……幸せになろう」


 鼻を啜ってから、やっとの思いで笑ってみせる。


「シロウに祟られたくはない。それは……ひどく面倒そうだ」

「ええ、ほんとにね」


 微笑む彼女と抱き合って、いつまでも。いつまでも。




 つづく。

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