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俺だけスキルを売れる世界  作者: 暁月るくす


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第1話 スキル結晶

はじめまして。

この作品を読んでいただきありがとうございます。

この物語は、事故で命を落とした主人公が異世界に転生し、「スキルを結晶にして売る」という特別な能力を手に入れるところから始まる物語です。

戦って最強を目指すだけではなく、スキルを売る商人として成り上がっていく少し変わった異世界ストーリーを書いてみました。

まだまだ未熟ですが、少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。

よければ感想などもいただけると励みになります。


それでは、第1話をお楽しみください。

森の中で、俺はゆっくりと目を覚ました。


背の高い木々が頭上で揺れ、湿った土の匂いが鼻をつく。

風に混じって聞こえる鳥の鳴き声は、どれも聞いたことのない音だ。


「……ここ、どこだ?」


頭を押さえながら呟く。

確か、学校の帰り道だったはずだ。

トラックのブレーキ音、強い衝撃、そして暗闇――。


まさか……俺、死んだのか?


俺の名前は アルト。

ついさっきまで、どこにでもいる普通の高校生だった。

なのに今、見知らぬ森で一人、立ち尽くしている。


息を整えながら立ち上がると、周りを見渡した。

岩や木の根が入り組む小道、遠くに小川のせせらぎ、鳥のさえずり。

どこを見ても、異世界――いや、現実離れした光景だった。


「……とりあえず、生き延びる方法を考えないと」


森の中には魔物がいるかもしれない。

そして、この世界のルールも何もわからない。

最悪、何も知らずに倒される可能性もある。


そんなことを考えながら歩いていると、前方で小さな影が揺れた。

丸くて、ぷるぷると動く――スライムだ。


「……お前か、相手は」


棒を握りしめて慎重に近づく。

戦闘経験ゼロの俺でも、この程度ならなんとかなるはずだ。


戦いは意外とあっさり終わった。

スライムを倒すと、ふわりと青い光が浮かび上がる。

手を伸ばすと、それは小さな宝石――いや、スキル結晶になった。


「これ……スキル?」


説明書きも何もない。

でも手に取ると、温かく、確かな力が宿っているのを感じる。


「……もしかして、俺、これを使えるのか?」


アルトの頭にひらめきが走った。

この世界で、こんなスキルを手に入れられる人はほとんどいないはずだ。

しかも、倒したモンスターから直接手に入れた――これは……商売になるかもしれない。


「まずは街に行って、誰かに見せてみよう」


森の向こうに、かすかに人の声と木造の建物の屋根が見える。

冒険者ギルド――

あそこなら、俺のスキル結晶を売ることができるかもしれない。


歩きながら、アルトは心の中で決めた。

この世界で生き抜くために、そして商人として成り上がるために――

俺はここから、全てを始めるんだ。


森を抜けた先、街の入り口が見えた瞬間、アルトの胸は少し高鳴った。

これが――異世界での、俺の新しい人生の第一歩だ。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

第1話では、主人公が異世界に転生し、「スキルを結晶にして売る能力」に気づくところまでを書きました。

この先、主人公はスキル結晶を使って商人として成り上がりながら、様々な人や事件に関わっていくことになります。

まだ始まったばかりですが、楽しんで読んでもらえたら嬉しいです。

もしよければ、感想や応援などいただけるととても励みになります。

次回は、ギルドマスターとの話から物語が進んでいきます。

これからもよろしくお願いします。


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