登場人物(第四章まで)
こんなタイミングで何ですがここで2日お休みをください。次回更新は1月8日です。
理由?ちょうど中間だからです。
☆主人公
石川五右衛門……天下の大泥棒。秀吉の刀狩から怒りを爆発させ、自分なりのやり方で秀吉に挑む。元々は伊賀の抜け忍でありその技を生かして盗みを重ねて来たが、その忍びの技で天下に戦いを挑む。
☆伊達家
伊達→芦名政宗……独眼竜と呼ばれた奥州の戦国大名。豊臣秀吉の進軍に対抗すべく五右衛門の手引きもあり下野を奪取、秀吉本人と対峙する。
伊達小次郎政道……政宗の弟。作中では政宗より十個下の1577年生まれ。政宗が下野に向かう中、陸奥をじっと守っていた。
片倉小十郎……政宗の腹心。何かと無茶の多い政宗を必死に食い止める役だが、五右衛門曰く「頭の固いオッサン」。それでも途中から覚悟を決めたようだが、あまりにも不可解な事態の連続に胃が痛い。
亘理重宗……政宗の親族で政宗の忠臣。小十郎よりさらに年上だが比較的乗りが良く、政宗軍の重要人物。
義姫……政宗と政道の母で出羽の鬼姫と呼ばれる気性の激しい女性。夫に先立たれ政宗もまたいろいろやらかす中気丈に振る舞い、御家を支える。
愛姫……政宗の正室。癖の強い姑に負けじと気丈な人物。
織姫……芦名盛隆の娘で史実の江戸前御前(相馬利胤正室)。
名称はオリジナルで作中では1581年生まれ。
つまり初登場時10歳だがかなり大人びている。
☆豊臣家
豊臣秀吉……百姓から天下人にまで成り上がった天下の出世人。武士ではないが武士の環境の中で出世栄達し、関白にまで登り詰めた。
そして最後の一手とばかりに小田原攻略に乗り出すが五右衛門により策が狂い始める。
おね……秀吉の妻。良く言えば行動力の塊悪く言えば落ち着き皆無の夫を支えた糟糠の妻。だが本人もいつの間にか夫並みに足腰が軽くなり、頭の回転も速くなっていた。
なか……秀吉の生母の大政所。
豊臣秀康……徳川家康の次男で豊臣秀吉の養子。秀吉にかなり評価されている。
☆北条家
北条氏政……北条家四代目当主。武士の誇り高き人物である。だがそれゆえに秀吉を含む他家を軽視している節がある。
北条氏直……氏政の子で北条家五代目当主。真面目で優しい好人物だが押しの弱い優等生。
甲斐姫……忍城の城主成田氏長の娘。幼い時から武勇に長けていた。石川五右衛門の秘策により出陣する。
成田氏長……忍城城主。娘に比べるとごく普通の人物だがそれでも全く不意打ちとしか言いようがない五右衛門の書状を素直に受け止めるなど肝は据わっている。
北条氏照……氏政の弟で北条家きっての猛将。本編前に居城の八王子城から玉縄城へ移っていた。対徳川軍で政宗と共闘する。
佐野氏忠……氏政の弟で下野の佐野家の当主。
北条氏光……氏政の弟で小机城の守将。
風魔小太郎……北条に仕える忍び。ただこの時点ではほぼ名前だけ。
☆徳川家
徳川家康……三河を含む四カ国の大名。小田原遠征にも主力軍となっていた。小田原包囲網の東方担当であったが、政宗の進撃に伴い武相国境に向かう。
酒井忠次……徳川四天王の一人。すでに隠居の身であったが小田原遠征に加わっている。
本多忠勝……徳川四天王の一人。
榊原康政……徳川四天王の一人。ただこの作品ではあまり出番がない。
井伊直政……徳川四天王の一人。家康への忠義は人一倍。
大久保忠世……大久保兄弟の長兄。
大久保彦左衛門……大久保兄弟の末弟。一本気な性格で有名。
本多正信……家康の側近。いわゆる帰り新参と言う事で武断派からは不評だが徳川の策をまとめる優秀な参謀。
服部半蔵正成……徳川の旗本にして伊賀忍びの棟梁。
普段は沈着冷静だが伊賀抜け忍の石川五右衛門に対し激しい敵意を持つ。
☆その他
石田三成……秀吉の忠臣。極めて真面目な優等生だが悪く言えば頭でっかち。
島左近……三成の重臣。
佐竹義重……常陸の大名。小田原攻めに伴い三成らに合流しようとしたが下野が政宗の物になっていたため叶わず、下総攻撃に専念している。
真田昌幸……上田の大名。北方軍の一員。
真田信繁……昌幸の次男。早い時期から人質として秀吉の下にあった。
前田利家……秀吉の親友。史実とは違い主力軍の将を務め、家康が対伊達に駆り出されてからは東側を防衛する役目となった。
前田慶次郎……利家の甥。天下の傾奇者と言われる人物で奇矯な振る舞いが多く、秀吉を含め知人もかなり多い。石川五右衛門とも顔見知りである。
福島正則……秀吉の元小姓の大名。なおこの時は今治の大名であった。
立花宗茂……九州柳川の大名。




