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詩歌集

君待ち花*花


一面、青々とした草が伸びる草原。


そのまん中。


一輪の花が咲いている。


そよ風にゆらゆら揺れながら、咲いている。


どこか寂しげで。


どこか儚げで。


どこか、誰かを待っているような。


そんな雰囲気を感じる。


ゆらりゆらゆら…


すると、青い鳥が種を持ってきて。


その一輪の花の傍に種を植えた。


鳥が種を植えてどこかへ飛んでいくと。


天から雨粒が降ってきて、大地を濡らす。


すると、一輪の花の傍から芽が出てきた。


あの青い鳥が植えた種から、芽が出てきたようだ。


芽はにょきにょきと伸びていく。


その芽はほどなくして、蕾をつけた。


天から降り注いでいた雨が上がった瞬間──


ふわっ…と。


蕾が花開いた。


君が、咲いた。


一輪でゆらゆらと咲いていた花。


そのとなりには、新しく花開いた君。


寂しげだった一輪の花は、どこか嬉しそうで。


そよ風に揺れる、二輪の花。


その花たちは、どこか楽しげで。


どこか、幸せそうで。


虹かかる青空の下。


二輪の美しい花が、微笑む──…



タイトルの「花*花」は、なんとなーく「はなはな」と打ったら「花*花」って出てきたので、かわいーからそのままタイトルにしました(笑)


お立ち寄りくださり、ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 二輪の花にピッタリな素敵なタイトルですね。
[良い点] そして、自ら摘んではいけない。君自身という花を……。
[良い点] 気持ちがほっこりするような優しい詩ですね。 友達ができて良かったです。 (^-^)
2023/05/15 23:01 退会済み
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