偽る姿と向き合う心
君は人知れず壊れていく
誰にも弱さを見せない
胡散臭い笑顔を作って
周りに期待される自分を作って
嘘で塗り潰して
いつしかそれすらも受け入れて
あぁ、もういいや
そう諦めているのかもしれない
私は知っている
君が
どれだけ弱い人間なのか
どれだけ孤独な人間なのか
人気のなくなった部屋で
ただデスクに向かっては
モニターを眺めている…
モニター越しに映る君の顔を見て
私はまた思う
私はいつ私でいられるのだろうか…
素の私を誰か見てくれるだろうか…
私が私であるために
願わくは
誰かこの仮面を剥いで欲しい…