§『異世界初心者』のタブー的解説③(ネタバレ自作解説)
■第二章
●会議?
・そっとギルドカードを鞄にしまう
→幸助の名前を知らない叙述トリックのための伏線。
・洞窟を見つけたからダンジョン攻略をして
→第三章で幸助が作った槍を隠した洞窟。これも根拠が弱い。
●トレーニング
・【窃盗】を伝授
→盗みを働いていたということの伏線。
・【隠密】を覚えておけば
→第三章で必要になるのと、盗みを働いていたという事実の伏線。
●デザイン
・結界魔法を家の周囲に置いている魔法石にかける
→リアのモーニングルーティンのための伏線。
・弟にお出かけの際の準備をしながらも
→リアのモーニングルーティンのための伏線。不自然な表現だけど怪しまれないように工夫したつもり。
・結界魔法の説明
→ここでアンデットという言葉を出して、ちょっとした提示をしている。
●事務手続き
・盗賊に荒らされたレスティのアパートに幸助が励ましに行くという流れ
→盗賊の手口を見に行くという伏線
●チラシ配り
・全然気が付かなかったにゃ
→【隠密】を使っていたということ。つまり、盗みを働いていたという伏線。
・勇者様がチラシをこちらに突き出す
→自分の鞄に入れないのは、盗んだものがあるから。
●二回目の招集
・レスティのアパートの盗賊被害に遭った人への慈善活動
→盗賊の手口を見に行くという伏線
・城に向かう足が重くなる
→盗みがばれていないかという不安の表れ。
・急に勢いづく勇者様
→盗みの件ではないとわかったため。
●確保
・トラップを解除しながら部屋の奥へと移動する
→盗まれた宝石が盗賊によるものではないという伏線。
・宝石が見つかった後の幸助のリアクション
→焦りを表現したつもり。
●打ち上げ
・敵に塩を送る形になっていませんか?
→リアが他の二人に対して敵対心が強いという表現のつもり。
■第三章
●レアアイテム
・トリストが洞窟を見つけた
→たぶん第二章の「会議?」で同じ伏線を張っていたことを忘れて書いてしまった。
・鍛冶と付術を始めた幸助
→黒魔術の伏線。
●魔術の稽古
・勇者様は魔力の量が普通の人より多いですね
→黒魔術の伏線にしようと思っていたけれど、上手く作用できなかった。
●剣の稽古
・槍とか斧は使えないのか?
→幸助が黒魔術を槍に付術して聖槍に偽装した理由。幸助のパーティには必要ないアイテムなので回収が楽だと踏んだ。弱かったかな?
●聖槍伝説
・ロンギヌスの槍
→前述のとおり、二階堂黎人『人狼城の恐怖』による知識。
●馬車の中
・レスティが幸助を疑う
→槍を幸助が作ったという伏線……になってるかな? 素直にダンジョンに行くのは回収しに行くためということ。
●ダンジョン帰り
・リアの家の魔術書の中に黒魔術の記述しているものがあった
→この時点で幸助はリアを切っている。わざとリアの名前を出している。
・あごに手を当てて考えている
→幸助はこの行動をよくしているが、この後に解決策を見つける。これはリアにすべてを擦り付けるために思考をしていることを表現したかった。
●ランチ会
・うれしいと思うと同時に、ライバルであるということを二人は忘れたのではないだろうかと疑ってしまう
→黒魔術の付術されたネックレスを身に付ける前と後でリアの思考を切り替えたつもり。
●伝令
・文章全体
→トリスト死亡のフラグ。
●夜の魔物
・「勇者様……。よかったです」
→会話として変だけれど、リアが幸助にトリストを殺したことを肯定してもらったと勘違いして発言したつもりで書いていたけれど、今振り返ってみて、そうは思えない。どうしたんだろう?
●仇討ち
・リアの豹変ぶり
→黒魔術の影響のつもり
・リアを地面にたたきつけた
→幸助の合気道。この設定作っていたから「思っていた」シリーズに合気道エピソードを入れておかなきゃな。
・もしかしたら最悪の日になるかもしれない
→黒魔術を付術したネックレスの回収を忘れたことを思い出した瞬間。
●リアのモーニングルーティン
・焼かずに食べるパンがあったとは、考えた人はすごいと思う
→清瀬駅前に「考えた人すごいわ」という店名の高級食パン屋がある。あ、これは伏線ではないです。小ネタです。
●処刑
・リアの荒々しい態度
→黒魔術の影響のつもり
・ネックレスの回収
→黒魔術の隠ぺい。
●真実
・クラトゥ村への出発に時間をかけた理由
→サイコパスであるという提示。村人に全滅してもらったほうが討伐しやすいということ。
・レスティが息子二人を殺害
→これは当初の予定にはなかった。でも女性陣だけでなくみんな全滅させた方が物語全体として救いが無くなるからいいなと思って追加した。それによってレスティが壊れることになり結果オーライ。
●名前
・一人の女が寄り添っている
→ルビィ王女のこと。ルビィ王女の短編のアイデアがあるけれど、形にできていない。内容としては幸助がルビィ王女に近づくまでのこと。




