§『彼女がいると思っていた』の時系列(ネタバレ自作解説)
数か月前の作品の「彼女がいると思っていた」について、時系列をまとめた表を作成してみました。
久しぶりに読んでいただいたのですが、その際時系列があるといいなとリクエストをいただいたので、作成しました。
ネタバレになるけれど、なったとところで大きな損失もないので心配無用。
殺人事件の犯人がわかるとかそういう話ではない。ちょっとしたつながりが確認できるようなもの。
それでもネタバレは嫌だなという方は申し訳ありませんが、ここまでにしておいた方がよろしいです。
まあ言い訳はこの辺にしておこう。
普段数字は漢数字を使うと決めているのだけれど、今回は表を作るため見やすいように英数字を使っています。自分的には違和感があります。
2009年
■4月
6日(月)入学式
10日(金)係決め:大沼愛②
15日(水)委員会:百村りか①~⑥、萩原多喜子⑤~⑥
■5月
13日(水)うわさが広まる
17日(月)佐井幸助が希望図書申請:長峰涼子①、浜坂恵美②
■6月
1日(月)佐井幸助が希望図書受け取り:長峰涼子②、浜坂恵美③
3日(水)佐井幸助が図書返却:大沼愛③~④
5日(金)大沼愛が「葉桜の季節に――」をレンタル
17日(水)体育祭:日吉瑞希④~⑦、押立さくら②~④
22日(月)浜坂恵美が思い出話をする:坂浜恵美⑤~⑥
23日(火)小川麻衣のアプローチ:小川麻衣②
29日(月)佐井幸助が聯愁殺をレンタル:坂浜恵美⑦
■7月
3日(金)ペア決め:プロローグ、エピローグなど
漏れもあるかもしれませんがこんな感じでしょうか。
執筆中に使っていた殴り書きの表と、小説を読み返しながら作成しましたが、クロスオーバーしていないキャラクターも多くいました。
これは縦割りを意識していたからだと回想しています。
クロスオーバーを横割りと考えた場合、縦割りは各章単体の事。
群像劇という短編小説集をするということで、その設定を活かした仕掛けを中心に考えていたということです。
詳しく言うと、「萩原多喜子」や「上田あん」といったイレギュラーなものを意識していたということです。
ちなみに「南麗奈」は南君の妹ちゃんですが、これは「上田あん」を同じように上田君の妹ちゃんだろうと誤認させやすくするために書きました。
こんな感じで横割りよりも縦割り重視という書き方になっていましたが、クロスオーバーが書いていて面白くなってきたので、次回作は横割りを中心に書くことにしました。
ここまで書いておいてなんだけれど、これを表と言っていいのか……。
本当はカレンダーのようなものを作ってそこに記入していたのですが、なろうでは上手くそこら辺をカバーできないのでこれが限界です。