スマホ
スマホのスペック表を見ていると、にやにやしてしまう。
「ここの性能を落としてるから、安いのか」とか「この値段でこんだけ積んでるの!?」とか一人で考えて見ている時間が好きだ。
もともとはアイフォンを使っていたけれど、今はアンドロイドを使っている。
韓国ドラマを見ていたら、登場人物がアンドロイドのかっこいい機種を使っていて、気になったのがきっかけ。たぶんあれはサムスン製だったかな?
ただ、そのときはキャリアで契約更新時に同時購入のだったので、特にスペックは気にせず、店員の話を聞いて決めていた。
そんな私がスマホ好きになる話。
私は数年前まで、SIMの契約はキャリアだった。
しかし格安SIMが参入して安定したころに契約更新の時期が来てしまい、気になっていたのに乗り換えを逃してしまった。
当時は二年契約で、時期をずらすと違約金がかかってしまうので、泣く泣く二年更新を行った。
そのとき、次の更新時期には絶対に格安SIMにしてやると心に誓った。
約二年かけて調べて、どこがいいかを検討した。
そのおかげで、今までは月々一万円だったのが四分の一の二千五百円程度で済むようになった。
乗り換え時にキャッシュバックキャンペーンをやっていて、一万四千円返ってきたので、約半年ほどは無料みたいなものだった。
乗り換えてから数年経つが今のところ大きな不便を感じていない。
小さな不便はいくつかあるけれど、知ったうえで契約しているので、安さの代償として受け入れている。
格安SIMを調べていると、スマホのことも調べることになる。
それはキャリアと同じように契約時に購入できるが、選べる機種が少なかったり、二年の分割で結局二年契約みたいなものなってしまうこともあったので、自分で買う方がいいと思ったから。
調べるにあたって、SIMがそのスマホに対応しているが重要になる。
家電量販店で売っているようなメジャーなものは大体使えるけれど、店舗販売をせず、ネットのみでしか買えないスマホに関しては、スペック表のバンド帯をチェックしなくてはいけない。
ちなみに日本での使用許可、技適マークの有無も重要だ。
そんな感じでいろいろスマホを調べていると、機種ごとに特色があることがわかってきた。
写真がきれいに撮れるもの、バッテリーの容量が大きいもの、衝撃に強いもの、CPUが高性能なもの、などなど。
メーカーは機種ごとに、機能と値段のバランスで取捨選択している。
あたりまえだが、安い機種は低スペックになる。電話とメール、ラインだけしかしないなら、それで十分。今は一万円程度でスマホが買える。
逆に言えば、アイフォンは全てのパラメータが高いので、値段が高いのは必然的ということ。
私はスマホゲームはそこそこ程度なので、CPUはスナドラ600代あればいい。画質にはこだわるので、FHD+以上は必須。液晶よりも有機ELの方がいい。カメラは撮れればいいので、大きなこだわりはない。バッテリーは性能の消費量によるところも多いし、大きいと重たくなるので、そこは兼ね合いを見てだけど、まあ五千程度でいいかなと思っている。SDカードのスロットは絶対欲しい。デュアルシムはしていないので、SIMのスロットは一つあればいい。イヤホンジャックはあってほしい。そんな感じかな?
さて、流し読みしていただいたと思いますが、こんな感じで新作のスマホを見ては、にやにやしているのです。
一年くらい前の話。
学生のころから使っていたアイポッドの充電が持たなくなってきたので、MP3再生機を新しく買おうと思った時、「スマホでよくね?」と考え至った。
今使っているスマホではなく、音楽再生機として新しい安いスマホを購入するという発想。
今まで使っていたのはアイポッドナノの第三世代で、容量は八ギガ。
三十二ギガのSDカードに移行させたら、今より四倍の音楽を積める、それにSIMがなくてもWiFi下であれば、ネットは使える。
さらに、もし本命スマホが壊れたとしても、SIMさえ移せばとりあえずの危機は乗り越えられるという、予備的なものにもなる。
もうこれしかない、ということで、低スペックで安いけど、画質だけはいいスマホを購入しました。
まあ結局は新しいスマホを手にしたいという、自分への言い訳みたいなものだ。
しかし残念なことに、アマゾンミュージックのアンリミテッドに加入してしまい、今はサブスクで音楽を楽しんでいます。
これからもどんどん自分に言い訳をして、スマホを手にしたいと思います。