3話 執筆活動と夢の考察(2)
1話目はなんとか小説っぽく書けた。
が、2話目からは断念して日記風に書いている。
夢日記の内容を小説に変換するほどの文才を俺は持ち合わせていなかったからだ。
サイトで小説を読んではいるが、それは1年も経たないほどの最近の話。
中学3年の読書感想文で読んで以来、本を読まずに過ごしてきたのだから書けなくて当然なのだ……などと言い訳してみる。
まあ、これでしばらくは毎日1話ずつ掲載できそうだ。
1週間ほど経過して……
「つまらない!」
という様な内容の感想を読者からちらほらいただいていた中、
「『岩崎駒騎』という作者の『全自動勇者』という作品に、こちらの作品と似た情景いくつも有り、パクリではないか?」
という意見をいただいた。
まあ、ただの日記だから面白いと思う人はそれほどいないだろう。
という感想はおいといて……もしかしたら『岩崎駒騎』なる人物は、俺が夢で行き来している場所と同じ異世界を訪れたことがある人かもしれない。
淡い期待を込めて検索をする。
『全自動勇者』という作品は39話掲載していて未完、最終更新日から半年以上経っていた。
サクッと読んでみたが……微妙だった。
読者からの指摘通り、いくつか似た情景を思わせるものはあった。
そう……似ているだけで、全く同じという確信は持てなかった。
言葉の表現の微妙な違いが同じ景色を異なると誤認させているのか、表現通りで別な場所なのか、俺にはわからなかった。
「そういえば俺、向こうの世界の人と会話してないな……」
『全自動勇者』には主人公と女性のエルフとの会話する場面がいくつかあった。
俺は未だ、夢の中で訪れた異世界の住人達と会話どころか関わりを持ってすらいないことに気がつく。
俺がコミュ障なのは否定しないが、そういう理由からかどうかは兎も角、彼等と会話したいとか関わりたいと微塵も思わないというか、何の関心も持てていないように感じるのだ。
普通の夢の中のみたいに何かしら不自由のある制限下で現実のように自由にあちこち動き回っていたつもりなっていたのか?
こうなるとやっぱりコレは異世界転移ではなく、少し異常なただの夢なのだろうか?
夢でなく、異世界転移でもなく、別の何か……んっ?別の何かって何なんだよ!?
「いかん、いかん! 疑問の無限ループに陥るところだった……」
頭の悪い俺がいくら頑張っても答えにたどり着かないだろうから、考えるのを止めた。
普通の夢ではないことは確かだが、状況だけで異世界転移と決めつけるのも良くないだろう。
もっと色々な角度から、この夢について検証し、考えていく必要がありそうだ。
この話を書くのに、多忙で何度か中断してました。
何度か、新しいネタを思いついたり忘れたりして、まとめるのに苦労しました。




