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ことわざ大百科 ver.短小説  作者: 深夜翔
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蛙の子は蛙

子どもは自由で元気な生き物だ。

そう理解したのは息子が小学生になった頃だった。

幼稚園にいた時期は、活発と言うよりも大人しめで、仲のいい子はいたものの率先して遊びに付き合うタイプではなかった。

しかしそれは杞憂だった。

むしろ、年齢が上がっていく事に自由さが増して行き、5年生の今、思春期というのも相まって随分と活発になった。

「なるべく5時までには帰ってきな」

「はーい、行ってきまーす!」

学校から帰ってくるとすぐに遊びに行く。

ランドセルを玄関に投げ捨てて、一声かけると風のように去っていく。親に遊びに行く旨を伝えてくれるだけまだうちの息子はマシと言ったところか。

母さんから聞いた話では、気がついたら何処かに行っている家庭も少なくないとか。大変なのはどこも変わらない。

そんな子どもが5時までと制限してしっかり帰ってくるはずが無かった。最近は6時まで外て遊んでいて、母さんがかなり説教していたけど、残念ながら効果は無かった。

怒られている最中も全く気にした様子もなく聞き流しているようだ。随分早いうちからストレスの対処法を覚えている。

俺も子どもの頃は散々門限を破って叱られた身だ。子どもに無理な制限をかけすぎると逆効果になる。

「遊びに行くのは構わないから、何処に行くのかだけはしっかり伝えて行け」

とりあえずこれだけは守らせる事にした。

ただし、問題はこれ一つでは無い。

テストの点数などで心配する事は無いくらいに充分であるが、宿題を中々やらない。

帰ってきて速攻で遊びに行くのを見ても分かるが、宿題に手をつけるのが遅い。やらない日もあるように思う。

「宿題は早めに終わらせるのよ」

夏休みや冬休みの宿題は、母さんの方から定期的に言ってはいるのだが、残念ながら手をつけ始めるのは後半ギリギリになってから。

「宿題はやってるのか?」

「やるよ〜」

まぁ聞く様子もない。

少し強めに言ってみても効果は見られない。

平気な顔で右から左に聞き流している。ここまで来ると関心するし、説教をし続ける母さんを宥める方が大変だったりする。

なんにしても子育て……と言うより思春期の子どもの相手は大変だと知った。

これも聞いた話ではあるけれど、息子は反抗してこないだけマシらしい。中には親の目の前で宿題を破り捨てたりする子供もいるとか。

そこまでいくと凄いが、ダメ出しや説教を何食わぬ顔で聞き流す家の息子も大概良くやっていると思う。

無論、相手にしている親は大変だが、それ以上に元気に育ってくれる事が何よりも嬉しい。



蛙の子は蛙 : 蛙の顔に水を掛けてもまったく平気なことから、どんなことをされても平気でいること。何をされても応えないこと。

なうでゲームしてます。

どうも、ゲーム中に小説書いていたら妹に凸られて勉強を教える羽目になっていた、深夜翔です。

やりたいことが大量にある時に限ってめんどくさい謎イベントが発生するんですよね。

ちょっとゲームするのでこの辺で…


ではまた明日……さらば!

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