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ことわざ大百科 ver.短小説  作者: 深夜翔
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蛙の子は蛙

学校が午前中で終わる時はいつも誰かしらと遊んでいる。付き合わされているとも言うが。

「さっとし〜今日は俺ん家に来ないかー?」

「珍しいな、何処かによるとかではなく?」

「普通に俺ん家だな!」

「いいけど……初めて行くな」

「あれ?そうだっけか……なら尚更さ!」

元気なやつ。普段は映画やらカラオケ、ゲーセンなんかに行くんだけど。

他人の家に行くのが嫌いなわけでは無いし、こいつと遊ぶのも楽しい。特に拒否する理由も無い。

「家って何処なんだ?」

「歩いて10分くらいのとこ!」

近いな。通りでいつも時間ギリギリに登校してくるのに絶対に間に合うのか。

「近くて便利。コンビニ感覚よ!」

そんな感じで、友人宅にお邪魔することになった。


「ただいまー!」

「お邪魔します」

友人の言う通り、本当に10分程度の距離だった。

家も普通の住宅って感じ。少し新し目だから引っ越してきてまだ数年といった所なのかもしれない。

靴を丁寧に並べて室内に入る。

「ゲームしたいからリビングにGO!」

リビングに通された俺は、テレビの正面にあるソファに座った。

「何する?結構昔のもあるぞ!」

「へ〜……うっわ懐かしいのあるな」

テレビゲームなんかはこうして家の中でないと出来ないから、最近はめっきり触れなくなっていた。

友人が昔のゲームを掘り起こして来たので、中身を確認しているだけで結構盛り上がる。なんせ小学校の頃に流行ったやつとかは今じゃ全くやらないから。

ゲームを眺めているだけで盛り上がる事30分。

玄関のドアが開く音がして、会話が一時中断される。

「お母さんが帰ったわよ〜!あら?お友達が来てたのね」

そして元気よく開いたドアからは、友人の母親がテンション高めで登場した。

「お邪魔してます」

「どうも〜ナオがお世話になってます〜母親です。あっ、私はこっちで仕事の片付けがあるから気にしないで!」

「母さん、今日は父さんはいないの?」

「ん〜今日は休みのはずだけど……どっか遊びに行ってるんじゃない?」

見た感じ仲は良さそうだ。

というか似てるな。さすが親子。

「そっかー。父さんの持ってるゲームも見てみたかった気持ちがっ…」

「父親ともゲームするのか」

「たまにね。そもそも俺がゲーム好きになったのって父さんの影響だし!」

なるほど、何となく全容が見えてきた。

この両親あってのこの子どもだな。

性格から趣味までしっかり遺伝子が仕事している。

「そうだ!2人はお菓子食べる?今日たまたま目に入ってたくさん買ってきちゃったのよ〜」

持っていた袋から大量のお菓子が。

「あっ、私も食べるから残しておいてね?」

話しやすそうな母親だ。

親子は親に似ると言うが……日頃の友人とそっくりだ。話し方というか…雰囲気?

それもあってか全く緊張しない。

「やった!ちょうどなんか食べようと思ってた所!さとしは何がいい?ゲームパーティの始まりだぜぃ!」

それから俺たちは大変楽しくゲームをして遊んだ。

途中で友人の母親も参戦したのは言うまでもない。

思ったよりもゲームが上手くて驚いたのは、また別のお話。



蛙の子は蛙 : なにごとも子は親に似るものだということ。子は親の進んだ道を歩むものだ。また、凡人の子はやはり凡人だというときにも使う。

蛙の子は蛙は、前に紹介…もとい書いた『瓜の蔓に茄子はならぬ』と似た意味のことわざになります。

せっかくの紹介ですから、こういう類似や対義も調べて見たいと思っています。


どうも、とてつもなく眠い、深夜翔です。

全く関係無いですけど、今日は何故か一日ずっと眠かった日です。

…………。

寝てないですよ。眠いだけで。

とりあえず…寝落ちしそうなのでこの辺で。


ではまた明日……さらば!

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