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ことわざ大百科 ver.短小説  作者: 深夜翔
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牛は牛連れ

私は教師です。

教師……といってもまだ2年目の若造ですが。

「おはようー!」

「おはようございます。廊下は走らない方が良いですよー」

後ろから走って抜けていく元気な子どもに挨拶をして、ついでに軽く注意も添えておきます。

これをしておかないと、教師の先輩方に怒られる事があるので。私は元気でいいと思いますけれど。

こんな風に、いざ教師になってみる事で子どもの習性と言いますか、大人視点で子供たちを見るようになりました。そして、大人視点になった事で改めて分かることも少なくありません。

「おはよー、あっ!その本私も買ったー!」

「面白かったよね」

「私も昨日読んだよ!」

廊下で話していたのは本好きの女子たち。

「朝休みまだあるしサッカーやろうぜ!」

「いいよ、早く行こ!」

「よっしゃ!」

「今来たばっかりだよ!ちょっと待って」

「俺もちょい待って」

教室に入ると、中央で男子たちがボールを持って溜まっていました。これから外に行くようです。みんな運動が大好きなのでしょうね。体育の時間も生き生きしています。

「やば…宿題やってない。ゆうと〜見せてくれ〜」

「また?忘れすぎだよ」

「あっ俺にも頼む…」

「その次いい?」

「みんなも?いいけどさ」

こちらは1人の宿題をみんなで懸命に写しています。

先生がいるのにいい度胸ですね。

ダメとは言っていませんが、後でこっそり点数を引いておきましょう。怒っても聞かないでしょうし。彼ら、常習犯ですから。

「なぁ、あそこのボス、クリア出来た?」

「結構難しかったね」

「僕の手伝ってよ」

「んじゃ放課後みんなでやろー!」

窓際ではゲーム好きの男女が放課後の話で盛り上がっていますね。私もゲームは好きです。内容も何となく予想がつきます。一昨日発売されたあのゲームでしょう。


このように、同じように他の子どもたちも、似た趣味・思考を持つ子と集まって仲良くなる傾向にあるようです。

馬が合うと言いますが、こんな子どもでも人間的な習性は大人と変わらないのです。むしろ大人になると、周囲に合わせる能力ばかりが発達してしまい、あんな風に純粋に遊ぶ事が難しくなります。

だから…でしょう。

こうして子供たちを眺めているだけで、気持ちが軽くなる事が多々あるのです。



牛は牛連れ : 同類のもの、似たもの同士は自ら集まるということ。また、身分相応の者が集まれば巧くゆくものだということ。

*類義語 : 類は友を呼ぶ

どうも、趣味は読書とゲーム、深夜翔です。

前回?かどこかで言いましたが、生粋のインドア派です。運動ダメ、家最高。

なんせ一昨日の筋肉痛がまだ残っているくらいですから。笑いものですよ、本当に。


話は変わって、いつも読んでくださる方、ありがとうございます。

Twitterの方でも定期的にいいね、リツイートしてくれる方もいて、大変嬉しい限りです。

それだけかも知れませんが、私はそれが大きなモチベに繋がっております。ありがとうございます。

ここまで読んでくださる方がいるのかはわかりませんが、この感謝の気持ちが伝わる事を願っています。

明日もよろしくお願いします。


ではまた明日……さらば!

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