犬も歩けば棒に当たる
どうも、作者です。深夜翔です。
たまにはこういうのもいいかなって事で。
『犬も歩けば棒に当たる』、意味は"物事をしようとする者は、それだけに災難に逢うことも多いものだ"
解説、は短くなるので例えで2人の登場人物を見比べてみたいと思います。
一くんは活発な男子です。
授業では良く挙手をし、運動大好き、学級委員や部長を率先して行ったり、テスト勉強しようと友達に声をかけたり。遊びに誘う時も彼からがほとんどです。
彼のような人種は周囲にひとが集まりやすい傾向があると思いますね。人気者ってやつ。
対して尾張くんはあまり表には出ない消極的な男子です。運動は苦手、読書が好き、授業中はなるべく当てられないように下を向いている事が多く、クラスの打ち上げ等にもほとんど顔を出さない。友達はいますがワイワイと騒ぐタイプでは無いです。家でゲームしたい系。
ここで復習、犬も歩けば棒に当たるを簡単にまとめると、活発な人間は問題に直面することが多くなるという事ですね。
これを先程の2人で見比べて見ましょう。
例1 学校の休み時間。
一くんは休み時間になると勢いよく校庭に走って行きました。友達数十人を連れて。
ボールを持っていったのでドッジボールでもするのでしょう。
尾張くんは友達数人と話しながら読書しています。
どちらも共通なのは楽しそうということでしょう。
休み時間が終了し、教室に続々と戻ってくると一くんがいません。遊んでいた友達によると、
「ボールをキャッチし損ねて顔面に当たって今保健室にいまーす!」との事。詳しく聞けばその時に転けて足も怪我したんだとか。
運動に怪我は付き物ですから、大怪我にならなかっただけ良しとしましょう。
当たり前ですが尾張くんは怪我なんてしていません。動いていないんですから。
例2 クラスの議論会
「誰かリーダーをやってくれる生徒はいるかー?」
授業が始まってすぐに先生が声をだす。
基本的には前に出て何かをするのは嫌なものだ。
誰も手をあげないでいると先生が
「じゃあ、はじめ!頼んだ」
いつものノリで指名された。
「え〜まぁいいか」
あまり乗り気では無さそうに一が教卓の前に出る。
リーダー、つまり議長として議論会を進行していく。とはいっても学校の議論会などたかが知れている。進行表通りに事が進み、議論のまとめに入る。
「それでは今日のまとめです……………」
黒板いっぱいに書かれた意見。それをまとめて発表するのはもちろん議長の役目。
苦労しながらも役目を終えると、「最後にこの紙に今日でた意見まとめて提出してくれな」と先生が一に紙を渡す。議長に当てられた末路である。
ちなみに尾張くんは終始寝ていた。
例3 放課後
「はじめー!今日遊ぼうぜ!」
「いいぞ!どこにする?」
「いつもの公園でいいべ」
「たまには遠くの公園行ってみようぜ!」
「まじ?行くかー!」
遊ぶ約束をしたそうだ。行先の変更は決まって一から提案する。
「尾張、今日帰ったらひと狩り手伝って」
「ん、了解」
こちらも遊ぶ約束はしたみたい。ゲームの中だが。
尾張は家に帰るとゲームを立ち上げてリビングに向かう。飲み物を取りに。
「あらお帰り。ジュースなら冷蔵庫の上よ」
「ん、ありがと」
母親がテレビをつけていた。たまたまやっていたのは天気予報。どうやら6時頃から雨が降るらしい。
尾張には関係の無い事だが。
部屋に戻ればゲームが起動している。ログインしてチャットに挨拶を書き込む。
「"どもー来たぞー"」
「"ナイスー!クエスト貼るぜぃ"」
「"了解ー"」
もはや外の変化など気にする様子も無くなった。
しかしこちらには天気が影響する人間が。
「はじめ!今日何時までにする?」
「飽きたら帰ろや!」
自転車を漕ぎながら公園に向かうはじめ一行。
公園に着くと持ってきたボールであて鬼を始めた。
夢中になって走り回り、気がつけば夕方5時50分。空を見ればなんだか雲行きが怪しい。
「天気怪しくなってきたなぁ」
そう言った瞬間だった。
ぽつり、ぽつりと降ってきた雨が瞬く間に本降りに姿を変える。
「まずい!帰るぞー!」
こんな時に限って遠くまで来ている。
急いで帰ったが全身びしょ濡れ、しかも時間もかなり遅くなった。
「だ、ただいま……」
玄関を恐る恐る開ければ、待っていたのは鬼の形相の母親。
「はじめ!どこまで行ってたのよ!こんなにびしょびしょになって!自分で片付けなさいよ!」
怒涛の説教。
いつもの公園にしておけば良かったものを。
犬も歩けば棒に当たる : 物事をしようとする者は、それだけに災難に逢うことも多いものだ
どうも、再び深夜翔です
第三者視点もたまには面白いですね。
書いていて新鮮味がありました。
『犬も歩けば棒に当たる』、ほとんどの人が知っていると思ったので敢えていつもの趣向を変えて見ましたがどうでしたでしょうか。
個人的には割と満足しています。
行動するという事は少なからずリスクを背負うことになると覚えておきましょう。
ではまた明日……さらば!




