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ことわざ大百科 ver.短小説  作者: 深夜翔
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一刻千金

「なー!今度の土曜日、ディ〇二ー行かねー?」

「おっ!いいね!行こ行こ」

「もっと誘おうぜ!」

今日もリア充達が騒いでいる。

イヤフォンをつけて読書をしている俺でも聞こえる。その内のひとりがこちらへ向かってきた。

「翔も行こうぜ!」

「俺が行かないって言うのを分かってて言ってるな?」

「知ってた(笑)」

リア充というと良くないか。

要はリアルが充実している俺の友達だ。毎日が楽しそうで羨ましい。

じゃあ何故誘いを断るのかって?

人混みがどうしても苦手なんだ、俺。人酔いって言えばいいか……それが激しい。

小さい頃から遊園地とかデパートとか、人が集まる所が苦手だった。歳を重ねてもそれが治ることはなかったな。

「相変わらずだな〜でもいつか翔を連れて行ってみせるからな!」

「やめとけ。無駄な労力だ」

俺はもう一生人混みが得意になる事は無いと思う。

だからこそ、ディ〇ニーとかを友達同士で楽しめる人が素直にすごい。

休み時間に日曜日の予定を立て始めた友人達は、ワイワイと楽しそうにしている。俺はただ楽しそうだなと苦笑し、読書を再開したのだった。


そして日曜日。

朝起きた俺は、眠い眼を擦りスマホを開く。

朝9時だと言うのにLINEのグループにはとんでもない量の通知が来ていた。

わざわざ写真を送ってこなくてもいいってのに…。

とりあえず既読をつけて朝飯を食べに移動する。

ひとり黙々と飯を食べ、自室に戻ってくるとすぐさまゲームを起動。俺にとってはこれが至福の時間だ。

「得手不得手か……」

とある本で読んだ事がある。

"人には得手不得手があるものだ"

そう、向き不向きはどうしようも無い。

休日くらい好きな事を楽しめばいい。

メガネをかけてコントローラーを握る。自然、体の底からワクワクが溢れてくる。俺はすぐにゲームの世界へと潜り込んで行った。


「よっしゃぁぁ勝ったぁぁ!」

窓の外は既に暗い。

達成感と眠気に朦朧としたまま時計を見れば、夜10時。あっという間の一時だった。

ふとLINEを見れば、今から帰るヨー、写真送っとく!、次は連れて行ってみせる!とやかましいメッセージがたくさん送られてきていた。

満足感に満ちたその笑顔の写真から、名残惜しそうに帰ってくる友人の顔が簡単に思い浮かぶ。

(多分、さっきの俺も同じ顔してたんだろうな)

楽しい時間はあっという間に過ぎていく。

人それぞれの楽しみ方で。

その時間は自分の中でかけがえのないものとして残るのかもしれない。

それは何にも変えることが出来ない、その人だけの宝物なんだろうな。



一刻千金 : 僅かな時間が千金にも値すること。大切な時や楽しい時が過ぎ易いのを惜しむときなどに使う。

*類義…時は金なり

間に合ったぁ〜〜。

いやぁゲームしてたらこんな時間に。

ほんと、時間はいくらあっても足りないですよね。


遅くなりました、すみません。深夜翔です。

皆さん時間は大切に。

そして文字数は手短に。

ではまた明日……さらば!

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