表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ことわざ大百科 ver.短小説  作者: 深夜翔
27/466

急がば回れ

少し狭い田舎の道路に、2台の車が走っている。

畑やら田んぼが辺り一面に広がる中、そこに不釣り合いなほどに最新の自動車でやってきたのは4人の若者。友達を連れて1人のおばあちゃんの家に遊びに行く所のようだ。

2人ずつ2台に乗って、もう一方が後を追う形で走行している。車内では助手席の男がもう一方の車の男と通話をしている。

「なあ〜お前のばあちゃん家はまだなん?」

「この山の向こうだな。後1時間って所だ」

「そんなに?俺のナビだと後30分になってるけど」

「ナビだと最短ルートを通るんだけど、そこの道が微妙に舗装が古くて危ないし、変な山道でスピード出せないしで、実は回り込んだ方が早いんだよ」

ここが地元だから分かる常識と言うやつだ。

この辺りに住んでいなければ決して分からないだろう。機械の文明では最短との差が30分もあるのだから。

「ほんとかー?だったら俺らは近道で行くわ」

「アホか、危ないって言ってるだろうが」

「まぁ見てろって。時間がかかるのは車の性能と運転手の技術が足りなかったからだって事を証明してやる」

「……勝手にしろ」

しかし、脳みそが機械という科学で支配されている若者はデジタルが絶対だと勘違いしていた。

よって友人の忠告を無視し、回り道との分かれ道を前を走る車とは別の道に踏み込んで行った。

「……大丈夫なん?死んだりしない?」

ここが地元である友人の助手席に乗っている男が、不安げな顔で運転席の男に話しかける。

「……俺たちが着いて1時間たっても到着しなったら助けを呼べばいいさ」

「シャレにならん事を………冗談だよね?」

「俺はしっかり忠告したからな」

能天気すぎる友人に嫌気が刺したのか。

先程よりもドライな対応に、助手席の男は冷や汗を流す。そして心の中で無事を祈るのだった。


2時間後。

男のおばあちゃんの家の庭には2台の新車が止まっていた。新車ではあるが、片方は驚くほど汚れていてそこら中に傷や汚れがこびりついていた。

ワイパーやタイヤの隙間には砂埃や落ち葉が大量に詰まっていて、とても山に入る前と同じ車だとは思えない。

「だから言ったのに。お前らが勝手に突っ込んで行ったんだ、死んでいないだけ良かったと思え」

「………弁明の余地も無いです」

ちょうど1時間前に回り道をしていた男2人が辿り着いていたのだ。

そして準備のいい事に、ホースやら雑巾やらを取り出しておき、もう1台が辿り着くのを待っていた。

さらに1時間が経過し、そろそろ助けを呼ぶべきかと悩んでいると、ボロボロの車がやっとこさ到着した次第だ。

中から出てきたのは酷く疲れた様子の友人達。

「し、死ぬかと思った………」

「俺、途中から死ぬ覚悟してたぞ…」

ぐったりした様子の2人に、忠告した男はそれ見たことかと言い放った。

「忠告を無視したお前らが悪い。山道を舐めるな」



急がば回れ : 危険な近道をするよりも、遠回りでも安全確実な道を行った方が結局は目的地に早く着ける。遠回りに思えても安全な手段を取った方が得策であるということ。

やっと金曜日。1週間の疲れが何故か全て腰に集約されてやってきてしまった。

腰が痛てぇぇぇー!あ〜一生寝て過ごしたい……。


どうも、腰痛の深夜翔です。

一応言っておきますが、わたくし深夜、まだ10代でございます。姿勢が悪いんだろうなぁ…

まぁそんな事はさておき、今回は『急がば回れ』、みなさんも1度は聞いた事があったと思います。

前にも言った記憶がありますが、既に知っていることわざですと、文章が書きやすくて楽です。

意味もほとんどそのままですし。


てなわけで、今日はこの辺でまた明日……さらば!

腰がぁ…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ